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Yamareco

記録ID: 2478721
全員に公開
ハイキング
志賀・草津・四阿山・浅間

黒斑山〜蛇骨岳[車坂峠からのピストン・ガレ場迷い込み両脚部攣り体験]

2020年08月07日(金) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 長野県
 - 拍手
eikobo その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:32
距離
7.8km
登り
581m
下り
570m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:25
休憩
1:03
合計
5:28
距離 7.8km 登り 583m 下り 578m
9:23
15
9:38
25
10:03
10:04
35
10:39
11
10:50
10:56
18
11:14
11:15
23
11:38
6
11:44
12:18
7
12:25
25
12:50
37
13:27
13:47
63
14:50
14:51
0
14:51
ゴール地点
車坂峠:1976m〜黒斑山頂:2404m
標高差:428m/移動距離:2800m
平均勾配:15%/平均傾斜:8.7度
天候 曇〜濃霧
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
「高嶺高原ホテル」をナビ入力。高速を下り(小諸市近郊)のチェリーパークライン(つづら折りで急勾配)を延々と上り、車坂峠に高峰高原ホテル、その裏側に高峰高原ビジターセンター(きれいなトイレあり)の駐車場に駐車させていただきました。ありがとうございます。
コース状況/
危険箇所等
1)国斑山からトーミの頭に戻る時、道が左(やや上り)と右(やや下り)に分岐しているところを、左方向を選ぶと、眼前に広大な急斜面かつ崩れやすいガレ場が展開。登山道はというと、ガレの上部を右に巻くように下ると、右方向に登山道への入口があり、すぐに正規の下山道に合流できます。このガレ場の急斜面を下ると、ずるずるとすべり、戻って登ることが困難になるなるかもしれません。ガレ小さな力でゴロゴロと落下して深い谷に転げていきます。すべり落ちるリスク強。
2)トーミの頭から車坂峠に戻るルートには、表ルートと中ルートがあり、中ルート(右方向)は途中から、数日前に降った雨が浸食し、深い溝になっている部分があり、左の林間に入り込み、なんとなく分かる獣道のようなところを通らないと、下山できないところがあります。
その他周辺情報 車坂峠からチェリーパークラインを少し下ると、左方向に「天狗の湯」の案内がありましたが、今回はパス。
高峰高原ビジターセンターの駐車場(高峰高原ホテルのすぐ裏側)。トイレをはじめとする開放された施設。ありがたいです。
2020年08月07日 09:19撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/7 9:19
高峰高原ビジターセンターの駐車場(高峰高原ホテルのすぐ裏側)。トイレをはじめとする開放された施設。ありがたいです。
車坂峠の登山道入口。ヘルメット着用の注意書き。さすがにしばしば噴火を繰り返している浅間山の外輪山なんですね。黒斑山は。
2020年08月07日 09:24撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/7 9:24
車坂峠の登山道入口。ヘルメット着用の注意書き。さすがにしばしば噴火を繰り返している浅間山の外輪山なんですね。黒斑山は。
車坂山(2055メートル)を超えて下ったあたりです。最初に登ったのが車坂山だと、あとで知りました。せっかく黒斑へ登ったのに、「こんなに下るんかい」と、登ったのになんとなく損をした気分で下りました。でも、そのピークが車坂山だと知ると、今はひと山制覇した気分でちょっと嬉しいです。
2020年08月07日 09:44撮影 by  iPhone 7, Apple
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車坂山(2055メートル)を超えて下ったあたりです。最初に登ったのが車坂山だと、あとで知りました。せっかく黒斑へ登ったのに、「こんなに下るんかい」と、登ったのになんとなく損をした気分で下りました。でも、そのピークが車坂山だと知ると、今はひと山制覇した気分でちょっと嬉しいです。
いよいよ黒斑山目指して登りです。岩がごろごろ、苦手です。ちょっと急登で、わたしは「はあはあ」きつくなりました。私は連れ(女性)のペースでここまで登ってきましたが、私の体力は限界となり、数分前らか休憩を要請しましたが、ここでやっとちょっと長めの休息。グロッキー状態。数分後、ふらふらになりながと、登山開始。で、連れは、さっさと槍が鞘まで、ひと息で登った模様。恐るべし。超健脚。
2020年08月07日 09:54撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/7 9:54
いよいよ黒斑山目指して登りです。岩がごろごろ、苦手です。ちょっと急登で、わたしは「はあはあ」きつくなりました。私は連れ(女性)のペースでここまで登ってきましたが、私の体力は限界となり、数分前らか休憩を要請しましたが、ここでやっとちょっと長めの休息。グロッキー状態。数分後、ふらふらになりながと、登山開始。で、連れは、さっさと槍が鞘まで、ひと息で登った模様。恐るべし。超健脚。
「コマクサ展望台」(2127メートル)。岩屑がごろごろ。壮観です。火山ですね。
2020年08月07日 10:05撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/7 10:05
「コマクサ展望台」(2127メートル)。岩屑がごろごろ。壮観です。火山ですね。
途中で振り返りました。天気がよくありません。
2020年08月07日 10:08撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/7 10:08
途中で振り返りました。天気がよくありません。
こんな歩きやすい道もあります。
2020年08月07日 10:21撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/7 10:21
こんな歩きやすい道もあります。
階段です。が、岩の滑り落ちるのを防ぐ役割では? だって登り易くはないんだもん。
2020年08月07日 10:26撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/7 10:26
階段です。が、岩の滑り落ちるのを防ぐ役割では? だって登り易くはないんだもん。
槍が鞘。最初の休憩場。周囲は濃厚ガスで眺望遠くで待っている紅一点。連れです。「おっそいね〜、男のくせに」とは言いませんでしたが、そんなオーラで私が着くと、すっと立ち上がり、すぐに登山開始。「ええっ、オレすこし休みたいんだけど」と心のなかで、つぶやきました。
2020年08月07日 10:41撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/7 10:41
槍が鞘。最初の休憩場。周囲は濃厚ガスで眺望遠くで待っている紅一点。連れです。「おっそいね〜、男のくせに」とは言いませんでしたが、そんなオーラで私が着くと、すっと立ち上がり、すぐに登山開始。「ええっ、オレすこし休みたいんだけど」と心のなかで、つぶやきました。
トーミの頭を見上げたところ。またポツンと超健脚の連れが、紅一点で待っていました。
2020年08月07日 10:52撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/7 10:52
トーミの頭を見上げたところ。またポツンと超健脚の連れが、紅一点で待っていました。
トーミの頭でVサインの超健脚女子。美魔女ゆえ、顔出しNG。小柄なのに、ガレの多い、歩きにくく、しかも急登も多いこの登山道を、すいすいと休息なく登るなんて。しかもですよ、決して若年ではないはず。私とあんまり変わらないはずなのに。
2020年08月07日 10:54撮影 by  iPhone 7, Apple
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トーミの頭でVサインの超健脚女子。美魔女ゆえ、顔出しNG。小柄なのに、ガレの多い、歩きにくく、しかも急登も多いこの登山道を、すいすいと休息なく登るなんて。しかもですよ、決して若年ではないはず。私とあんまり変わらないはずなのに。
黒斑山に向かう、ちょっといい雰囲気のところ。この登山道、いろいろ楽しめます。
2020年08月07日 11:08撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/7 11:08
黒斑山に向かう、ちょっといい雰囲気のところ。この登山道、いろいろ楽しめます。
黒斑山頂上が近くなるとこんな施政が。これは、浅間山の火山活動と登山者を見守るためのもので、「映像は、高峰高原の自然観察センター及び小諸市役所に放映されています」と白い説明書きがありました。
2020年08月07日 11:12撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/7 11:12
黒斑山頂上が近くなるとこんな施政が。これは、浅間山の火山活動と登山者を見守るためのもので、「映像は、高峰高原の自然観察センター及び小諸市役所に放映されています」と白い説明書きがありました。
黒斑山(2404メートル)頂上。待っていてくれた連れと蛇骨山へ。
2020年08月07日 11:16撮影 by  iPhone 6s, Apple
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8/7 11:16
黒斑山(2404メートル)頂上。待っていてくれた連れと蛇骨山へ。
今回初めて、アマゾンから購入した「VUP アームバンド ランニングアームバンド スマホ腕ホルダー」にiPhoneをつけて、ヤマレコの写真を撮影しました。取り外しができ、ぐるぐる回転もできるので、登山中の記録に、てとてもスムーズに短時間で対応でき、超〜便利でした。
2020年08月07日 11:16撮影 by  iPhone 6s, Apple
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8/7 11:16
今回初めて、アマゾンから購入した「VUP アームバンド ランニングアームバンド スマホ腕ホルダー」にiPhoneをつけて、ヤマレコの写真を撮影しました。取り外しができ、ぐるぐる回転もできるので、登山中の記録に、てとてもスムーズに短時間で対応でき、超〜便利でした。
黒斑山山頂にある、左(0.5キロ)トーミの頭、右(1キロ)蛇骨山の標識。
2020年08月07日 11:17撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/7 11:17
黒斑山山頂にある、左(0.5キロ)トーミの頭、右(1キロ)蛇骨山の標識。
ガスが巻き上がってきます。ガスと雲で眺望はよくありません。晴れていれば、浅間山の絶景があるはずなのに。ところで写真の下部に写り込んでいるのは私の腕にまきつけたスマホの取付ベルトです。
2020年08月07日 11:34撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/7 11:34
ガスが巻き上がってきます。ガスと雲で眺望はよくありません。晴れていれば、浅間山の絶景があるはずなのに。ところで写真の下部に写り込んでいるのは私の腕にまきつけたスマホの取付ベルトです。
この上が「蛇骨岳」の頂上。巨大な岩の砦のよう。荒々しい壮観。「蛇骨」という表現も、納得できるかも。別件ですが、私、ここまで来て、突然左脚部の内側が、攣ってしまいました。足があがりません。やばいです。前回、棒の嶺から下山途中で、同じように攣りましたが、そのときは、10分くらいで治りました。しかし、攣った時は、「おお、どうしよう」というくらいに狼狽しました。この攣りは、今回は数十分治りませんでした。
2020年08月07日 11:42撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/7 11:42
この上が「蛇骨岳」の頂上。巨大な岩の砦のよう。荒々しい壮観。「蛇骨」という表現も、納得できるかも。別件ですが、私、ここまで来て、突然左脚部の内側が、攣ってしまいました。足があがりません。やばいです。前回、棒の嶺から下山途中で、同じように攣りましたが、そのときは、10分くらいで治りました。しかし、攣った時は、「おお、どうしよう」というくらいに狼狽しました。この攣りは、今回は数十分治りませんでした。
右側の下には、湯の平、賽の河原といわれる高木が育たない火口原があります。今そこは、濃厚なガスに包まれているのか、ガスが噴き上げられてきます。
2020年08月07日 11:42撮影 by  iPhone 7, Apple
8/7 11:42
右側の下には、湯の平、賽の河原といわれる高木が育たない火口原があります。今そこは、濃厚なガスに包まれているのか、ガスが噴き上げられてきます。
蛇骨山の頂上で休息と食事。西側の浅間高原方向が、すこし薄く透けて見えてきました。「晴れるかな」という期待がありましたが、どうもこの日は無理。
2020年08月07日 11:46撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/7 11:46
蛇骨山の頂上で休息と食事。西側の浅間高原方向が、すこし薄く透けて見えてきました。「晴れるかな」という期待がありましたが、どうもこの日は無理。
蛇骨岳の頂上では、たくさんの登山者が休息してました。
2020年08月07日 11:47撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/7 11:47
蛇骨岳の頂上では、たくさんの登山者が休息してました。
蛇骨岳頂上の風景。ガスで浅間山が全く見えません。計画では、仙人岳、 虎ノ尾、Jバンド、賽の河原分岐 、湯ノ平分岐、トーミの頭……と周回するつもりでしたが、ガスが酷く、眺望が望めないことと、私の脚力が限度を超えて悲鳴を上げていて、歩行困難になるリスクがあったため、ここで引き返すことに変更しました。
2020年08月07日 11:47撮影 by  iPhone 7, Apple
8/7 11:47
蛇骨岳頂上の風景。ガスで浅間山が全く見えません。計画では、仙人岳、 虎ノ尾、Jバンド、賽の河原分岐 、湯ノ平分岐、トーミの頭……と周回するつもりでしたが、ガスが酷く、眺望が望めないことと、私の脚力が限度を超えて悲鳴を上げていて、歩行困難になるリスクがあったため、ここで引き返すことに変更しました。
蛇骨岳(2366メートル)頂上標識。どや顔のおっさんが私ですが、蛇骨岳登頂直前で襲われた左脚部の攣りが、ピストン下山でも影響するなんて……。まあ、いい経験をしたということにしましょう。
2020年08月07日 12:18撮影 by  iPhone 6s, Apple
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8/7 12:18
蛇骨岳(2366メートル)頂上標識。どや顔のおっさんが私ですが、蛇骨岳登頂直前で襲われた左脚部の攣りが、ピストン下山でも影響するなんて……。まあ、いい経験をしたということにしましょう。
蛇骨岳で40分くらい、昼食と休憩をとり、黒斑山に向かう途上の、私の好きな道です。
2020年08月07日 12:42撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/7 12:42
蛇骨岳で40分くらい、昼食と休憩をとり、黒斑山に向かう途上の、私の好きな道です。
黒斑山山頂からトーミの頭へ戻る左側を歩むとこのガレ場にでます。右のラインに沿って下るのが正解で、先に登山道と合流できます。私は、この巨大な急斜面のガレ場で、危うく遭難しかかりました。登山道が横に繋がっていることがわからずに、このガレ場を少し降りてしまったのです。が、降りる度に、岩屑が崩落します。小さな岩につかまろうとすると、ずるりと落っこちます。ヤバイと思い、すぐにスマホで、位置情報を確認すると、正規の登山道から数十メートル東にずれていることがわかり、そこに戻るため、ずるずる滑るガリ場を登ろうとしました。すると、前に攣った左脚部内側が攣りました。「ああ、これじゃ登れない」と、右足だけで登ろうと右足を上げました。すると、右脚部内側が、攣ってしまったのです。両足を動かせません。動かそうとすると、攣るのです。すでにグロッキー状態になっている上、両足が攣ってしまったので、このままだったら遭難です。が、10分くらいとにかく休んで、両手で持てる岩にしがみつき、なんとか脱出できました。たぶん20分くらい、時間をロスしたと思います。こんな体験、したくはないですね。
2020年08月07日 12:56撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/7 12:56
黒斑山山頂からトーミの頭へ戻る左側を歩むとこのガレ場にでます。右のラインに沿って下るのが正解で、先に登山道と合流できます。私は、この巨大な急斜面のガレ場で、危うく遭難しかかりました。登山道が横に繋がっていることがわからずに、このガレ場を少し降りてしまったのです。が、降りる度に、岩屑が崩落します。小さな岩につかまろうとすると、ずるりと落っこちます。ヤバイと思い、すぐにスマホで、位置情報を確認すると、正規の登山道から数十メートル東にずれていることがわかり、そこに戻るため、ずるずる滑るガリ場を登ろうとしました。すると、前に攣った左脚部内側が攣りました。「ああ、これじゃ登れない」と、右足だけで登ろうと右足を上げました。すると、右脚部内側が、攣ってしまったのです。両足を動かせません。動かそうとすると、攣るのです。すでにグロッキー状態になっている上、両足が攣ってしまったので、このままだったら遭難です。が、10分くらいとにかく休んで、両手で持てる岩にしがみつき、なんとか脱出できました。たぶん20分くらい、時間をロスしたと思います。こんな体験、したくはないですね。
やっとのことで、トーミの頭にたどり着きました。そこには、岸壁のぎりぎりに、黄色いかわいい花が咲いていました。
2020年08月07日 13:42撮影 by  iPhone 7, Apple
8/7 13:42
やっとのことで、トーミの頭にたどり着きました。そこには、岸壁のぎりぎりに、黄色いかわいい花が咲いていました。
トーミの頭の岩影から顔をみせた花。名前がわかりませんが、なごみます。
2020年08月07日 13:44撮影 by  iPhone 7, Apple
8/7 13:44
トーミの頭の岩影から顔をみせた花。名前がわかりませんが、なごみます。
トーミの頭です。実は、ここで連れが待っていてくれるはずでしたが、見あたりません。たまたまそこにいらっしゃった方が、連れは、なかなか来ない私に何か異変があったのかと黒斑山方面に探しに行ったと教えてくれました。来た道を遡って捜索までしてくれていたのです。確かに私は、急斜面巨大ガレ場で20分くらい動けずにいたので、心配をかけていました。連れに心から感謝します。ありがとう。
2020年08月07日 13:44撮影 by  iPhone 7, Apple
8/7 13:44
トーミの頭です。実は、ここで連れが待っていてくれるはずでしたが、見あたりません。たまたまそこにいらっしゃった方が、連れは、なかなか来ない私に何か異変があったのかと黒斑山方面に探しに行ったと教えてくれました。来た道を遡って捜索までしてくれていたのです。確かに私は、急斜面巨大ガレ場で20分くらい動けずにいたので、心配をかけていました。連れに心から感謝します。ありがとう。
トーミの頭からの下山道は、来た表コースではなく、車坂山の周囲を巻く中コースにしました。最初は樹木が鬱蒼とした暗いコースで、途中には、大雨で抉られたところがたくさんあって歩けずに、側の山林に分け入って道を探さなければならないところが多々ありましたが、下るにつれて、少しずつひらけてきました。ちょうど太陽がちょこっと現われたところ、遠方に、紅一点、何者かがアピールしています。
2020年08月07日 14:13撮影 by  iPhone 7, Apple
8/7 14:13
トーミの頭からの下山道は、来た表コースではなく、車坂山の周囲を巻く中コースにしました。最初は樹木が鬱蒼とした暗いコースで、途中には、大雨で抉られたところがたくさんあって歩けずに、側の山林に分け入って道を探さなければならないところが多々ありましたが、下るにつれて、少しずつひらけてきました。ちょうど太陽がちょこっと現われたところ、遠方に、紅一点、何者かがアピールしています。
ぐぐっと寄ってみると、連れの超健脚美魔女でした。登るスピードも、下るスピードも私より早く身軽です。登山は自分のペースで登らないと、疲労がかさむことをこの日学びました。とにかく、登山については、初心者の私は、ベテランの連れに学ぶことばかりでした。
2020年08月07日 14:14撮影 by  iPhone 7, Apple
8/7 14:14
ぐぐっと寄ってみると、連れの超健脚美魔女でした。登るスピードも、下るスピードも私より早く身軽です。登山は自分のペースで登らないと、疲労がかさむことをこの日学びました。とにかく、登山については、初心者の私は、ベテランの連れに学ぶことばかりでした。
中コースの途中の標識です。
2020年08月07日 14:21撮影 by  iPhone 7, Apple
8/7 14:21
中コースの途中の標識です。
下るにつれて、開けて道も歩きやすくなりました。このコースは、表コースのように、再び車坂山に登る苦痛はありません。だらだらと下るので、途中の荒れたところがなければ、初心者には向いていると思います。
2020年08月07日 14:35撮影 by  iPhone 7, Apple
8/7 14:35
下るにつれて、開けて道も歩きやすくなりました。このコースは、表コースのように、再び車坂山に登る苦痛はありません。だらだらと下るので、途中の荒れたところがなければ、初心者には向いていると思います。
もうすぐ登山口というところになると、急に高原的な様相になり、可憐な花がちらほら見えて、なごみます。
2020年08月07日 14:41撮影 by  iPhone 7, Apple
8/7 14:41
もうすぐ登山口というところになると、急に高原的な様相になり、可憐な花がちらほら見えて、なごみます。
ものすごく雰囲気がいい、高原の小道です。
2020年08月07日 14:43撮影 by  iPhone 7, Apple
8/7 14:43
ものすごく雰囲気がいい、高原の小道です。
高原の小道には、小さな花が、ちらほらときれいです。
2020年08月07日 14:44撮影 by  iPhone 7, Apple
8/7 14:44
高原の小道には、小さな花が、ちらほらときれいです。
赤紫の花の名、なんなんでしょうか? 花の名をほとんど知らないのがはずかしい。
2020年08月07日 14:44撮影 by  iPhone 7, Apple
8/7 14:44
赤紫の花の名、なんなんでしょうか? 花の名をほとんど知らないのがはずかしい。
満開です。小さい花ですが、色が鮮烈でとても目立ちました。
2020年08月07日 14:45撮影 by  iPhone 7, Apple
8/7 14:45
満開です。小さい花ですが、色が鮮烈でとても目立ちました。
かわいい花です。
2020年08月07日 14:46撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/7 14:46
かわいい花です。
森林の標識です。
2020年08月07日 14:46撮影 by  iPhone 7, Apple
8/7 14:46
森林の標識です。
この小さなレース模様のような花、可憐です。
2020年08月07日 14:47撮影 by  iPhone 7, Apple
8/7 14:47
この小さなレース模様のような花、可憐です。
もうすぐ登山口のところに、「中コース、草すべりは、豪雨により土が深くえぐられた箇所がございます」という注意書き。
2020年08月07日 14:48撮影 by  iPhone 7, Apple
8/7 14:48
もうすぐ登山口のところに、「中コース、草すべりは、豪雨により土が深くえぐられた箇所がございます」という注意書き。
やっと黒斑山の登山道、中コースと表コースの分岐までたどりつきました。
2020年08月07日 14:49撮影 by  iPhone 7, Apple
8/7 14:49
やっと黒斑山の登山道、中コースと表コースの分岐までたどりつきました。
車坂峠にある周辺の案内。
2020年08月07日 14:49撮影 by  iPhone 7, Apple
8/7 14:49
車坂峠にある周辺の案内。
登山者への情報説明。「ただいまの噴火警戒レベルは2です。賽のの河原までは登山できますれ」とあります。
2020年08月07日 14:49撮影 by  iPhone 7, Apple
8/7 14:49
登山者への情報説明。「ただいまの噴火警戒レベルは2です。賽のの河原までは登山できますれ」とあります。
黒斑コース登山口の、登山者への啓示板。
2020年08月07日 14:50撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/7 14:50
黒斑コース登山口の、登山者への啓示板。
登山口右横にある、「山の神神社」。登る時と、下山した直後に、ご挨拶。よくも無事に、登山させてくださり、ありがとうございます。
2020年08月07日 14:50撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/7 14:50
登山口右横にある、「山の神神社」。登る時と、下山した直後に、ご挨拶。よくも無事に、登山させてくださり、ありがとうございます。
撮影機器:

感想

●「黒斑山」について、ウィキペディア引用
 黒斑山の活動が始まったのは、10万年ほど前にさかのぼるといわれ、浅間火山の最も古い山体である。その後、標高2800〜2900mほどの成層火山に成長したとされる。2万3000〜2万4300年前、プリニー式噴火に伴って大規模な山体崩壊が生じ、馬蹄形カルデラを形成した。現在の黒斑山は、その際崩壊せずに残った西半分である。この山体崩壊による岩屑なだれは、北に向かったものは吾妻川に流入し、さらに下流の利根川に流入して、前橋まで達し、前橋台地を形成した。南に向かったものは、佐久市岩村田西方の塚原付近にまで到達し、多数の流れ山を形成した。この岩屑なだれのうち、北に向かった前者は通過した地区に由来して応桑岩屑なだれ、南に向かった後者は塚原土石なだれなどと呼ばれる。山体崩壊後も活動は続いたが、2万1000年前頃には黒斑火山としての活動を終えたものと考えられる。
 浅間山を眺めるために黒斑山を登る登山者が多く、登山道もよく整備がされていて歩きやすい。浅間山は、時折火山ガスを噴出しているため、登山が禁止されていることがあり、そういった場合に黒斑山を浅間山の代わりとして登る者が多い。花の百名山に選定されていて、田中澄江はその著書でヒメシャジンなどの高山植物を紹介した。浅間山との間には、高山植物が豊富な湯ノ平がある。
 
●肉眼では見えなかった浅間山
 浅間山を眺めるために、黒斑山を登る登山者が多いとありましたが、今回はとても残念なことですが、分厚い雲とガスに阻まれ、浅間山の山影すら肉眼では確認できませんでした。
 しかし、今回は、黒斑山の南面に未だ残っている山体崩壊の岩屑なだれと思える広大な急斜面ガレ場に迷い込み、恐怖のあまり両脚部が攣ってしまって身動きができなくなった体験は、この山の崩壊活動の歴史に触れたのではないかと今になって思います。その意味で、遭難するんじゃないかと焦ったものの、返ってそれは、骨身に染みる自然現象の精華だったかもしれません――と、ポジティブに喜ばしく思うことにしました。浅間山の勇壮な山体のオーラに感激したということにしましょう。

●超ベテラン山女(美魔女)のすごさに感服
 今回は、はじめて超ベテランの山女にして美魔女に連れられて登りましたが、年齢はあまり変わらないはずなのに、しかも女性であるはずなのに、その登山力とでもいうもののスピードとバランス感覚、そしてタフネスさをまざまざと見せつけられ、圧倒されました。しかも、ガレ場で脚部を攣って身動きできなくなった私を心配して、トーミの頭と黒斑山を往復してくれる配慮と行動力にも関心しました。頭があがりません。これからもご指導をお願いしたいところです。
 これほどの、見かけからは想像だにできないウルトラパワーの持主? どうも人間ばなれしています。うーーーん? 火星人アバター? そんなふうに考えないと、どうも納得ができません。どやされるかなぁ?

●両脚部が攣った二つの理由
 今回は、脚部の攣りに悩まされました。理由は二つ、考えられます。
1)健脚な連れのペースに、無理についていこうとしたこと。30分ほど、ノンストップで急登もある登りを休息なく早く登るのは、私の体力では無理でした。その無理のために、最初に体力の限界を迎えました。スタミナ配分のミスです。スタミナを温存する、適度に休息をする登りでないと、私の体力では登れないことを悟りました。最初に飛ばしすぎたマラソンランナーは、途中で力尽きます。蛇骨岳のところで、脚部が攣ったのは、最初の登りで筋力を使い過ぎたからだと思います。
2)今回は、トイレを心配して、水をいつものように飲んでいませんでした。汗だくなのはいつものことですが、蛇骨山に着いてときに、ペートボトルは4分の1程度しか減っていませんでした。普段なら、半分以上、水を飲んでいるのに、水をとらないと、どうも筋肉は攣りやすくなるようです。

●ストレスと筋力(攣り)の体験
 ところで、足が攣った経験は、前回の棒の嶺の下山の時が最初です。攣ったときは、強烈な痛みがありましたが、心が落ち着くと、自然に痛みがなくなり、20分ほどすると、全くふつうになりました。その体験があったので、今回もゆっくり休息をすれば、治るものと思っていました。
 ところが、今回は、急斜面のガレ場に迷い込み、恐怖を感じ、あわてて斜面を登ろうと足に力を入れた塗炭に、強烈な攣りがきました。その攣りは、左脚部だけでなく、右脚部も同じように攣ったのです。なんとか10分くらい安静にして、心を落ち着かせ、やっとの思いで、脱出できました。その体験から、筋肉が攣るのは、心の状態が引き金になるのではないかと思いました。恐怖、焦り、などのストレスが、筋肉をこわばらせます。どうもそのようです。強烈なストレスやショックがあると、人間は身動きがとれなくなることを体験したのだと思います。
 その意味で、とても有意義な、ガレ場で両脚部が攣ってしまった体験でした。

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コメント

お疲れ様!!
‼!無事帰ってよかった‼!私も一杯反省しました‼!山はやっぱりいいね!!
2020/8/10 9:10
Re: お疲れ様!!
はい。ありがとうございます。登る度に、必ず何かミスをしてきた私ですが、今回、脚部の内側が左右とも攣ってしまったことには驚きました。自分の身体が動けない体験は、たぶん初めてのことなので、とてもよい勉強になりました。今後とも、ご指導よろしくお願いいたします。
2020/8/10 23:52
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