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記録ID: 2503300
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ハイキング
白山

白山・加賀禅定道〜百四丈滝展望台

2020年08月14日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
17.9km
登り
1,791m
下り
1,775m

コースタイム

日帰り
山行
7:33
休憩
1:18
合計
8:51
7:41
10
スタート地点
7:51
108
9:39
9:50
14
10:04
26
10:30
46
11:16
11:30
13
11:43
37
12:20
17
12:37
12:45
5
百四丈滝展望台
12:50
12:55
49
木道(本日の到達点)
13:44
14:24
34
14:58
74
16:12
20
16:32
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
その他周辺情報 一里野温泉 天領 \650
前日の雨で県道白峰―別当出合線が通行止め。白山登頂をあきらめ、急遽予定変更。
前日の雨で県道白峰―別当出合線が通行止め。白山登頂をあきらめ、急遽予定変更。
一里野から加賀禅定道を登り、13時をリミットとして行けるところまで行くことにしました。
一里野から加賀禅定道を登り、13時をリミットとして行けるところまで行くことにしました。
ハライ谷登山口まで20分くらい県道を歩きます。途中、サルの軍団に遭遇。
ハライ谷登山口まで20分くらい県道を歩きます。途中、サルの軍団に遭遇。
登山開始からいきなりの急尾根。序盤は林の中の九十九折れの道を進みます。
登山開始からいきなりの急尾根。序盤は林の中の九十九折れの道を進みます。
尾根の中盤はやや傾斜は緩やかになるものの、ジメジメとした条件は終始続き、汗だくになりながら一歩一歩標高を上げてゆきます。
尾根の中盤はやや傾斜は緩やかになるものの、ジメジメとした条件は終始続き、汗だくになりながら一歩一歩標高を上げてゆきます。
尾根の終盤は再び急坂。やがて緩やかになり祠のある檜の新宮に至ります。昔の行場跡のようです。給水して呼吸を整えます。
尾根の終盤は再び急坂。やがて緩やかになり祠のある檜の新宮に至ります。昔の行場跡のようです。給水して呼吸を整えます。
そこからゆるやかな道を一登りするとしかり場分岐。一里野温泉スキー場からの登山道と合流します。標高差950mを一気に登りました。
そこからゆるやかな道を一登りするとしかり場分岐。一里野温泉スキー場からの登山道と合流します。標高差950mを一気に登りました。
分岐から先は、見晴らしがよい尾根道になります。
分岐から先は、見晴らしがよい尾根道になります。
長倉山、奥長倉山へと小刻みなアップダウンが続きます。見通しがよくなった反面、日射がまともに照り付けて皮膚が焼けるように暑いです。
長倉山、奥長倉山へと小刻みなアップダウンが続きます。見通しがよくなった反面、日射がまともに照り付けて皮膚が焼けるように暑いです。
奥長倉避難小屋の中でクールダウン休憩。汗だくになったシャツを交換します。
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奥長倉避難小屋の中でクールダウン休憩。汗だくになったシャツを交換します。
奥長倉山から先には美女坂というとんでもない急坂が待っていました。この先良いことがあると信じて、
奥長倉山から先には美女坂というとんでもない急坂が待っていました。この先良いことがあると信じて、
標高差250mを一気に登りました。美女坂の頭です。交換後のシャツも汗だくです。
標高差250mを一気に登りました。美女坂の頭です。交換後のシャツも汗だくです。
景色は変わり、ササとハイマツが茂る平原状の地形になりました。
景色は変わり、ササとハイマツが茂る平原状の地形になりました。
いい感じです。期待したとおり、良いことがありそう。
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いい感じです。期待したとおり、良いことがありそう。
登山道から左にそれて百四丈滝を見に行きます。
登山道から左にそれて百四丈滝を見に行きます。
目に入ったのは、見事な直瀑。
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目に入ったのは、見事な直瀑。
七倉山の北に広がる溶岩台地・清浄ヶ原の縁から流れを落とす90mの落差の豪快な滝です。
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七倉山の北に広がる溶岩台地・清浄ヶ原の縁から流れを落とす90mの落差の豪快な滝です。
展望台から先は、所々に池塘が形成され木道が整備されています。
展望台から先は、所々に池塘が形成され木道が整備されています。
ウメバチソウやカライトソウなどの高山植物も目に付きました。まさに天上の楽園の様相。
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ウメバチソウやカライトソウなどの高山植物も目に付きました。まさに天上の楽園の様相。
七倉山・四塚山、清浄ヶ原のなだらかな高原の景色がすばらしい。
七倉山・四塚山、清浄ヶ原のなだらかな高原の景色がすばらしい。
汗だくになりながらもここまで来れてよかった。
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汗だくになりながらもここまで来れてよかった。
時刻13時少し前。満足もしたのでここで折り返すことにしました。
時刻13時少し前。満足もしたのでここで折り返すことにしました。
登りで苦労した長い長い道をひたすら下ります。当然のことながら下りも長い道です。
登りで苦労した長い長い道をひたすら下ります。当然のことながら下りも長い道です。
登山口着きました。盛夏の低山。標高差約1,450m。登り5時間半、下り3時間半。我ながらよくぞ登って下りました。
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登山口着きました。盛夏の低山。標高差約1,450m。登り5時間半、下り3時間半。我ながらよくぞ登って下りました。

感想

○本来とは違う行程
・今回は、別当出合から白山山頂を目指す計画であったが、前日の雨で県道白峰―別当出合線が通行止め。昼過ぎまで開通見込みはないとのことで、急遽予定変更。
・一里野から加賀禅定道を登り、13時をリミットとして行けるところまで行くことにした。

○一里野・ハライ谷登山口〜しかり場分岐
・県道一里野―岩間温泉線も通行止めであったため、ゲート前の駐車スペースで準備
・ハライ登山口まで20分くらい県道を歩く。途中、サルの軍団に遭遇。
・登山開始からいきなりの急尾根。序盤は林の中の九十九折れの道を進む。
・登山開始標高が600m程度と低く気温が高いこと、林内が無風で湿気が多いことから、登山の気候条件としては決して良くない部類。
・本来予定したコースの開始標高は1,300mくらい。本来の涼しい登山ではなくなった。
・尾根の中盤はやや傾斜は緩やかになるものの、ジメジメとした条件は終始続き、汗だくになりながら一歩一歩標高を上げてゆく。
・長い尾根の終盤は再び急坂。やがて緩やかになり祠のある檜の新宮に至る。昔の行場跡らしい。給水して呼吸を整える。
・そこからゆるやかな道を一登りするとしかり場分岐。一里野温泉スキー場からの登山道と合流する。歩き始めてからの標高差950mを一気に登ったことになる。

○しかり場分岐〜奥長倉山〜百四丈滝展望台
・分岐から先は、見晴らしがよい尾根道になる。長倉山、奥長倉山へと小刻みなアップダウンが続く。見通しがよく風があって涼しくはなったが、その分、日射がまともに照り付けて皮膚が焼けるように暑い。
・奥長倉避難小屋の中でクールダウン休憩。汗だくになったシャツを交換する。
・奥長倉山から先には美女坂というとんでもない急坂が待っていた。標高差250mを一気に登る。
・美女坂を上ると、ササとハイマツが茂る平原状の地形になる。
・登山道から左にそれて百四丈滝を望む。七倉山の北に広がる溶岩台地・清浄ヶ原の縁から流れを落とす90mの落差の豪快な直瀑。1987年に加賀禅定道が復元されるまでは、 一般登山者の目に触れることのない「幻の滝」とされていた。この滝は谷が大きくカーブしたその先に存在するため、この場所まで登ってこないとみられない。
・展望台から先は、所々に池塘が形成され木道が整備されている。ウメバチソウやカライトソウなどの高山植物も目に付いた。まさに天上の楽園の様相。七倉山・四塚山、清浄ヶ原のなだらかな高原の景色がよい。汗だくになりながらもここまで来れてよかった。

○復路
・時刻13時少し前。ここで折り返すことにする。
・登りで苦労した長い長い道をひたすら下る。当然のことながら下りも長い。
・しかり場分岐からは一里野温泉方面へ稜線上の道を選択することも考えたが、西日がきつく酷暑であることが予想されたため、ほぼ林内である来た道を下ることとした。

○感想
・盛夏の低山。標高差約1,450m。登り5時間半、下り3時間半。我ながらよくぞ登って下りました。
・夏場の登山はここ数年やっていない。よって汗だくになるのも数年ぶり。
・着替えたシャツも汗だく。これだけ汗をかいた山行はかつて記憶にない。年取って汗をかきやすくなったのか。
・体が火照っていたのだろう。一里野温泉天領では、温泉よりも水風呂のほうが気持ちよかった。

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コメント

お疲れ様でした
boshiさん、はじめまして!KENZI0103です。8/14にお疲れ様です。私も別当出合から登る予定でしたが、瀬女の道の駅近くまで白山公園線が通行止めとは知らず面食らいました。私は夏場のオロという虫が苦手で標高の高いいないゴンドラ山頂駅か檜倉の登山口かの2択でしたが、boshiさんはオロは大丈夫でしたか?白峰、一里野付近は前々日、前日と大雨だったと聞きました。登山道は凄く蒸し暑く尾根道は日差しが出て暑く砂防新道予定だったので余分には水も持ってなく避難小屋で戻ってきました。一昨年まで毎年美女坂は登ってましたが、8月は無く暑い時期に大変でしたね!
2020/8/15 20:07
Re: お疲れ様でした
KENZI0103さま、お疲れさまでした。コメントありがとうございます。登山中はアブ(オロ)よりも蜂がまとわりつくのが少し気になりました。虫除けスプレーの効果があったのかどうかわかりませんが、幸いにも虫刺されの被害はなかったです。水に不安があり美女坂を上るかどうか少し迷いましたが、一気に登ってしまいました。しかし、ほとんど風がなくとても蒸し暑い中の過酷な登山でしたね。これ以上ないほど汗を流したこともあり、下山後のビールは今年最高の味になりました。
2020/8/16 9:33
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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