ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 250337
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
御在所・鎌ヶ岳

雨乞岳と御在所岳 (武平峠から尾根を連鎖の大ループ)

2012年12月02日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 三重県 滋賀県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:07
距離
12.3km
登り
1,215m
下り
1,217m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

武平峠西P 7:35−8:01 いっぷく峠 −8:47 三人山 −9:33 東雨乞岳 9:37−9:52 雨乞岳 10:04−10:16 東雨乞岳 10:23−10:49 七人山 10:56−11:26 コクイ谷出合 11:54−12:56 P1066 13:04−13:23 P1155 13:33−13:59 御在所岳 14:23−15:00 雨乞岳登山道 15:22−15:42 武平峠西P
天候 晴れのち曇り
朝の駐車場の気温:-3℃
過去天気図(気象庁) 2012年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
武平峠西P:約10台。トイレ無し。
トイレは、武平峠東P、鳥居道Pにあり。

鈴鹿スカイライン(R477)は、もうじき冬期閉鎖されると思われるので注意。
コース状況/
危険箇所等
コースのほぼ全体がバリルートのため、安易に辿らないように。
前日の降雪のため、ルート不明瞭。
また、急斜面や、落ち葉、木の根などに雪が載っていて、滑りやすい。
東雨乞岳斜面、東雨乞岳〜雨乞岳は、笹が被っているので、濡れている時は対策した方がいい。
【朝日を浴びて】
雪のシーズンが始まった。
2
【朝日を浴びて】
雪のシーズンが始まった。
【ここまで休まず】
薄っすら雪の積もった尾根歩きが気持ちよかった。
【ここまで休まず】
薄っすら雪の積もった尾根歩きが気持ちよかった。
【雪が被ってる】
ズボンはびっしょり。雨具を着ければよかった。
2
【雪が被ってる】
ズボンはびっしょり。雨具を着ければよかった。
【御在所岳がドシーン】
郡界尾根を登り切った所で振り返ると、御在所が重量級で。
4
【御在所岳がドシーン】
郡界尾根を登り切った所で振り返ると、御在所が重量級で。
【繊細な鎌が岳】
樹氷がよく似合う。
5
【繊細な鎌が岳】
樹氷がよく似合う。
【触れるとドサッ】
雪の載ったヤブは冷たい。
1
【触れるとドサッ】
雪の載ったヤブは冷たい。
【風が冷たい】
東雨乞岳の山頂は、相変わらず風が強く冷たい。
4
【風が冷たい】
東雨乞岳の山頂は、相変わらず風が強く冷たい。
【白いモノが誘ってる】
雨乞岳本峰には、ここからピストンだ。
3
【白いモノが誘ってる】
雨乞岳本峰には、ここからピストンだ。
【表情が険しい】
鎌尾根を従え、今日は一段と険しい表情だ。
4
【表情が険しい】
鎌尾根を従え、今日は一段と険しい表情だ。
【誰も通っていない】
一番乗りだったので、雪払い役だ。
2
【誰も通っていない】
一番乗りだったので、雪払い役だ。
【東雨乞の雪化粧】
モコモコが、暖かくもあり、冷たくもあり。
7
【東雨乞の雪化粧】
モコモコが、暖かくもあり、冷たくもあり。
【最初の足跡を】
雪の上は、証拠が残り面白い。
3
【最初の足跡を】
雪の上は、証拠が残り面白い。
【雨乞いの池】
今日の池は、ちょっとした庭園風。赤い橋が欲しくなるね。
2
【雨乞いの池】
今日の池は、ちょっとした庭園風。赤い橋が欲しくなるね。
【鎌が凛々しい】
本峰からは、谷を隔ててさえぎる物は何もない。
1
【鎌が凛々しい】
本峰からは、谷を隔ててさえぎる物は何もない。
【白い尾根】
ひときわ白さが際だっているのはイブネだ。
3
【白い尾根】
ひときわ白さが際だっているのはイブネだ。
【風の中、頂上会談】
東雨乞に戻ると、寒さも忘れて、つい一緒に長話。
3
【風の中、頂上会談】
東雨乞に戻ると、寒さも忘れて、つい一緒に長話。
【これからのルートを一望】
手前が七人山。奥に北西尾根が見える。
3
【これからのルートを一望】
手前が七人山。奥に北西尾根が見える。
【座ってみたいが】
雪の座布団付きだ。
1
【座ってみたいが】
雪の座布団付きだ。
【七人山のコル】
これにグレーのヤッケを掛けて、そのまま忘れて来てしまった。
2
【七人山のコル】
これにグレーのヤッケを掛けて、そのまま忘れて来てしまった。
【消えない入れ墨】
赤のペンキは色あせてきたけど、キズが痛々しい。
2
【消えない入れ墨】
赤のペンキは色あせてきたけど、キズが痛々しい。
【橋が架かってる】
コクイ谷出合の石飛びが苦手な人は、今の内。
1
【橋が架かってる】
コクイ谷出合の石飛びが苦手な人は、今の内。
【コクイ谷出合】
左岸で休憩するのは初めてだ。
1
【コクイ谷出合】
左岸で休憩するのは初めてだ。
【出会い渓サイト?】
誰にも会わなかったけど(笑)
3
【出会い渓サイト?】
誰にも会わなかったけど(笑)
【さっきはあそこに】
さっきとは逆に見てる。結構積もったんだね。
2
【さっきはあそこに】
さっきとは逆に見てる。結構積もったんだね。
【余裕が出てきた】
P1155には、予定より早く着いた。ちょっと遊んでみる。
4
【余裕が出てきた】
P1155には、予定より早く着いた。ちょっと遊んでみる。
【まだ遠いなあ】
御在所岳の望湖台が見える。ため息が出る。
2
【まだ遠いなあ】
御在所岳の望湖台が見える。ため息が出る。
【見覚えのある塔】
やっと着いた。着いてみれば、意外にすんなりだった。
1
【見覚えのある塔】
やっと着いた。着いてみれば、意外にすんなりだった。
【誰もいない三角点】
スキー場のリフトは動いているのに。
1
【誰もいない三角点】
スキー場のリフトは動いているのに。
【即席絵】
鎌は、どこから見ても絵になるね。
7
【即席絵】
鎌は、どこから見ても絵になるね。
【望湖台から】
足跡を目で辿ってみる。でも、まだもう一つ残ってる。
2
【望湖台から】
足跡を目で辿ってみる。でも、まだもう一つ残ってる。
【平らなイブネ】
何となく行ってみたくなる山だ。
3
【平らなイブネ】
何となく行ってみたくなる山だ。
【雨乞をじっと見る】
手前の尾根の縁取りが、手で描いたようで面白い。
5
【雨乞をじっと見る】
手前の尾根の縁取りが、手で描いたようで面白い。
【文字通りの望湖台】
銚子ヶ口の向こうに琵琶湖が見える。あれは竹生島か。
2
【文字通りの望湖台】
銚子ヶ口の向こうに琵琶湖が見える。あれは竹生島か。
【ご無沙汰してる】
イブネの右は銚子ヶ口。秋に、水舟の池に行きたかったなあ。
1
【ご無沙汰してる】
イブネの右は銚子ヶ口。秋に、水舟の池に行きたかったなあ。
【こっちもすごい】
御在所岳の北面が白い。黒い国見尾根と対照的だ。
3
【こっちもすごい】
御在所岳の北面が白い。黒い国見尾根と対照的だ。
【空と伊勢湾が同化】
雲母峰の向こうは伊勢湾。天気が怪しくなってきた。
1
【空と伊勢湾が同化】
雲母峰の向こうは伊勢湾。天気が怪しくなってきた。
【猫耳も白い】
南の仙ヶ岳にも、雪が積もったようだ。
1
【猫耳も白い】
南の仙ヶ岳にも、雪が積もったようだ。
【白いけどまだまだ】
動いているリフトは登山用かな。
1
【白いけどまだまだ】
動いているリフトは登山用かな。
【人工の地蔵岩か】
御在所岳は久しぶり。レーダードームが、名物の地蔵岩に見えた。
1
【人工の地蔵岩か】
御在所岳は久しぶり。レーダードームが、名物の地蔵岩に見えた。
【姿が微妙に変わる】
御在所から見る鎌は、鎌尾根が気にならない。
5
【姿が微妙に変わる】
御在所から見る鎌は、鎌尾根が気にならない。
【桜が咲いたよう】
ここで雪の花見をしたのかな。足跡がいっぱい。
1
【桜が咲いたよう】
ここで雪の花見をしたのかな。足跡がいっぱい。
【どろんこ登山道】
武平峠〜クラ谷の登山道。かなりの人が歩いたようだ。
2
【どろんこ登山道】
武平峠〜クラ谷の登山道。かなりの人が歩いたようだ。
【いつも空いてる】
武平トンネルから滋賀県側に少し下った所。ここは、郡界尾根への入口に近いので便利だ。
【いつも空いてる】
武平トンネルから滋賀県側に少し下った所。ここは、郡界尾根への入口に近いので便利だ。
【疲れと連動しない】
足下が悪く、急勾配で、ズルズルだったからなあ。
【疲れと連動しない】
足下が悪く、急勾配で、ズルズルだったからなあ。

感想

鈴鹿の山は、バリエーションルートが多い。
鈴鹿中部の雨乞岳や御在所岳近辺も、例にもれない。
それだけに、この近辺は遭難が多い。
先日御在所で行方不明になった方は、未だに見つかっていないようだ。

今回は、鈴鹿第2の高峰雨乞岳と、鈴鹿の盟主御在所岳を、このバリルートの尾根で繋ぎ、周回しようという欲張り企画だ。
土曜の予定だったが、天候不良のため、日曜に変更した。
おかげで、前日降った雪のため、思わぬ雪上行軍となってしまった。

新雪を踏みしめて歩くのは気持ちがいい。
気温が低く、ほとんど汗もかかない。
陽差しがあれば、何ともいえない幸せな気分になる。

郡界尾根から上がった雨乞岳は、一番乗りだった。
真っさらな雪面に、足跡をつけてみる。
ただ、濡れた笹で足下はびっしょりだ。
露払いならぬ雪払いだった。

七人山コルでは、暑くなってヤッケを脱いだ。
近くの道標に掛けたまま、忘れてきてしまった。
ちょっと離れた所に立てかけるのは、山では御法度だ。
先日の白山でも、駐車した路肩のポールにストックを立てかけ、そのまま置いてきてしまったようだ。
スノーバスケットの付いたオレンジ色のものだ。
今回使おうとして、無いことに気付いた。
雪の上でしか使わないので、それから記憶をたどって、やっと思い出した。
最近、どうも忘れ物が多くなったようだ。

七人山からコクイ谷への下りは、ズルズルだった。
雪に隠れた落ち葉や木の根で、滑る滑る。
また、尾根が広く、枝尾根に入りやすい。
何度か修正しながら、何とかコクイ谷の出合に着いた。
ここが初めてのルートなら、かなり手こずったに違いない。
初めてのルートなら、登りにした方が無難だと痛感した。

コクイ谷出合で昼食をとる。
大きな石に腰を掛け、ゆったりとした神崎川の流れを見ていると、つい時間を忘れてしまう。
まだ先は長いと自分に言い聞かせ、重い腰を上げる。

御在所岳北西尾根は、最初から急登だ。
下から雪が着いている。
木に掴まりながら高度を稼ぐ。
枯木が多く、掴まる木を選ばないと大変だ。
ここも、下りなら尾根を間違いそう。
途中から見える望湖台が高い。
しかし、飛び出したのはその下の広場だった。
そこから、ほとんど人のいなくなった御在所の山頂を歩き回る。

いよいよ、最後の尾根、郡界尾根に続く南西尾根だ。
途中、武平峠に下る南の尾根が枝分かれする。
朝に通ったいっぷく峠に着くと、とりあえずループは完了。
駐車場はもうすぐだ。
長く感じたが、歩数、距離とも思ったほどではなく、やや疲労感が残る周回だった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2228人

コメント

あの足跡は
一時間ほど後に郡界尾根に乗って雨乞に行きました、初めてのコースだったのでトレース参考にさせてもらいました

東雨乞の時間を見ると入れ違いか姿を見てるかってとこですね
2012/12/4 20:39
HIRO778さん、こんにちは〜
足跡を辿ってくれたんですね。
変に寄り道しないでよかった(笑)

一時間ほど後ということは、東雨乞でタッチの差だったのかな。
東雨乞から下る時は、ちょうど浜松労山OBさん達が到着した時でした。
その中に、下っていく赤いザックは見かけませんでしたか?(^^)
2012/12/5 9:52
もしかして
赤(少しオレンジっぽい)ザックに紺色のニット帽でウエアが薄いグレーの方ですか?

写真に七人山方向に降りて行く後姿が写ってましたが。

mixiのIDをお持ちならこちらにアップしてますが

http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000077735189&owner_id=9136735

一応下調べをしてGPSを持って入ってました、トレースは二人分有り途中(沢谷の頭辺りだったか)で一人分のトレースが山の横をトラバースするように向かっていました。
2012/12/5 21:10
たぶん
間違いないと思います。
ほんとに見られていたようですね。
そのグレーのヤッケを、下のコルに忘れてきました(^^;

沢谷の頭の下のトレースは、安城から来られた年配のご夫婦のものですね。
駐車場から一緒に来て、そこで別れました。
コクイ谷に下って、黒谷から御在所に行くということでした。
北西尾根のP1155過ぎた辺りから足跡があったので、無事登られたようでした。
2012/12/6 10:02
思いつき登山でした
 nobouです,初めまして

 同じ12月2日,所用で甲賀市土山に寄った際に御在所岳に登りました。
 予備知識も資料もない旅先での思いつき登山で褒められたものでなく、お恥ずかしい次第ですが、Whitewaterさんの記録を詠ませて頂き、よく調べた上でもう一度登りなおしたいと思いました。
 参考にさせて頂きます。
2012/12/17 12:32
nobouさん、こんにちは。
旅先での登山だったんですね。

初めての御在所岳が峠からのピストンでは、物足りなかったのではないでしょうか。
次は、ぜひ中道か裏道コースで、御在所岳の良さを味わってもらえたらと思います。

今回のこのレコは、ほとんどが登山道のないバリエーションルートといわれるものです。
nobouさんは山のベテランさんのようですので、心配ないのですが、
もし、参考にされるようでしたら、その旨ご理解の上、お願いしたいと思います。

尚、この界隈では、遭難が多発しています。
最近では、80歳の男性が行方不明になり、まだ見つかっていません。
遭難が発生するたび、皆さんが大変な思いをして捜索にあたっておられます。
低山といえど侮らず、常にしっかりした計画を立て、注意して登山をしたいと思っています。

次回の御在所岳のレコ、楽しみにしています。
2012/12/19 11:04
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 御在所・鎌ヶ岳 [日帰り]
雨乞岳−武平峠
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5
ハイキング 御在所・鎌ヶ岳 [日帰り]
雨乞岳−武平峠
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5
無雪期ピークハント/縦走 御在所・鎌ヶ岳 [日帰り]
雨乞岳周回
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら