雨乞岳と御在所岳 (武平峠から尾根を連鎖の大ループ)


- GPS
- 08:07
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,215m
- 下り
- 1,217m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り 朝の駐車場の気温:-3℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレは、武平峠東P、鳥居道Pにあり。 鈴鹿スカイライン(R477)は、もうじき冬期閉鎖されると思われるので注意。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コースのほぼ全体がバリルートのため、安易に辿らないように。 前日の降雪のため、ルート不明瞭。 また、急斜面や、落ち葉、木の根などに雪が載っていて、滑りやすい。 東雨乞岳斜面、東雨乞岳〜雨乞岳は、笹が被っているので、濡れている時は対策した方がいい。 |
写真
感想
鈴鹿の山は、バリエーションルートが多い。
鈴鹿中部の雨乞岳や御在所岳近辺も、例にもれない。
それだけに、この近辺は遭難が多い。
先日御在所で行方不明になった方は、未だに見つかっていないようだ。
今回は、鈴鹿第2の高峰雨乞岳と、鈴鹿の盟主御在所岳を、このバリルートの尾根で繋ぎ、周回しようという欲張り企画だ。
土曜の予定だったが、天候不良のため、日曜に変更した。
おかげで、前日降った雪のため、思わぬ雪上行軍となってしまった。
新雪を踏みしめて歩くのは気持ちがいい。
気温が低く、ほとんど汗もかかない。
陽差しがあれば、何ともいえない幸せな気分になる。
郡界尾根から上がった雨乞岳は、一番乗りだった。
真っさらな雪面に、足跡をつけてみる。
ただ、濡れた笹で足下はびっしょりだ。
露払いならぬ雪払いだった。
七人山コルでは、暑くなってヤッケを脱いだ。
近くの道標に掛けたまま、忘れてきてしまった。
ちょっと離れた所に立てかけるのは、山では御法度だ。
先日の白山でも、駐車した路肩のポールにストックを立てかけ、そのまま置いてきてしまったようだ。
スノーバスケットの付いたオレンジ色のものだ。
今回使おうとして、無いことに気付いた。
雪の上でしか使わないので、それから記憶をたどって、やっと思い出した。
最近、どうも忘れ物が多くなったようだ。
七人山からコクイ谷への下りは、ズルズルだった。
雪に隠れた落ち葉や木の根で、滑る滑る。
また、尾根が広く、枝尾根に入りやすい。
何度か修正しながら、何とかコクイ谷の出合に着いた。
ここが初めてのルートなら、かなり手こずったに違いない。
初めてのルートなら、登りにした方が無難だと痛感した。
コクイ谷出合で昼食をとる。
大きな石に腰を掛け、ゆったりとした神崎川の流れを見ていると、つい時間を忘れてしまう。
まだ先は長いと自分に言い聞かせ、重い腰を上げる。
御在所岳北西尾根は、最初から急登だ。
下から雪が着いている。
木に掴まりながら高度を稼ぐ。
枯木が多く、掴まる木を選ばないと大変だ。
ここも、下りなら尾根を間違いそう。
途中から見える望湖台が高い。
しかし、飛び出したのはその下の広場だった。
そこから、ほとんど人のいなくなった御在所の山頂を歩き回る。
いよいよ、最後の尾根、郡界尾根に続く南西尾根だ。
途中、武平峠に下る南の尾根が枝分かれする。
朝に通ったいっぷく峠に着くと、とりあえずループは完了。
駐車場はもうすぐだ。
長く感じたが、歩数、距離とも思ったほどではなく、やや疲労感が残る周回だった。
一時間ほど後に郡界尾根に乗って雨乞に行きました、初めてのコースだったのでトレース参考にさせてもらいました
東雨乞の時間を見ると入れ違いか姿を見てるかってとこですね
足跡を辿ってくれたんですね。
変に寄り道しないでよかった(笑)
一時間ほど後ということは、東雨乞でタッチの差だったのかな。
東雨乞から下る時は、ちょうど浜松労山OBさん達が到着した時でした。
その中に、下っていく赤いザックは見かけませんでしたか?(^^)
赤(少しオレンジっぽい)ザックに紺色のニット帽でウエアが薄いグレーの方ですか?
写真に七人山方向に降りて行く後姿が写ってましたが。
mixiのIDをお持ちならこちらにアップしてますが
http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000077735189&owner_id=9136735
一応下調べをしてGPSを持って入ってました、トレースは二人分有り途中(沢谷の頭辺りだったか)で一人分のトレースが山の横をトラバースするように向かっていました。
間違いないと思います。
ほんとに見られていたようですね。
そのグレーのヤッケを、下のコルに忘れてきました(^^;
沢谷の頭の下のトレースは、安城から来られた年配のご夫婦のものですね。
駐車場から一緒に来て、そこで別れました。
コクイ谷に下って、黒谷から御在所に行くということでした。
北西尾根のP1155過ぎた辺りから足跡があったので、無事登られたようでした。
nobouです,初めまして
同じ12月2日,所用で甲賀市土山に寄った際に御在所岳に登りました。
予備知識も資料もない旅先での思いつき登山で褒められたものでなく、お恥ずかしい次第ですが、Whitewaterさんの記録を詠ませて頂き、よく調べた上でもう一度登りなおしたいと思いました。
参考にさせて頂きます。
旅先での登山だったんですね。
初めての御在所岳が峠からのピストンでは、物足りなかったのではないでしょうか。
次は、ぜひ中道か裏道コースで、御在所岳の良さを味わってもらえたらと思います。
今回のこのレコは、ほとんどが登山道のないバリエーションルートといわれるものです。
nobouさんは山のベテランさんのようですので、心配ないのですが、
もし、参考にされるようでしたら、その旨ご理解の上、お願いしたいと思います。
尚、この界隈では、遭難が多発しています。
最近では、80歳の男性が行方不明になり、まだ見つかっていません。
遭難が発生するたび、皆さんが大変な思いをして捜索にあたっておられます。
低山といえど侮らず、常にしっかりした計画を立て、注意して登山をしたいと思っています。
次回の御在所岳のレコ、楽しみにしています。
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