南岳〜北穂高〜奥穂高〜ジャンダルム〜西穂高ソロ縦走

コースタイム
- 山行
- 9:15
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 9:15
- 山行
- 9:30
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 10:45
- 山行
- 4:35
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 4:55
| 天候 | 13日雨、14日晴れのちガス、15日ガス |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
南岳新道は雨でぬかるみ、壊れた梯子多数あり 大キレット〜奥穂間はアップダウンが激しい岩稜帯 奥穂〜西穂間は高度感のあるリッジや滑落注意のスラブ、不安定な岩場の通過ありで熟達者向け |
| その他周辺情報 | 下山後は中崎温泉奥飛騨の湯 *時間は大体です。 *写真はデジカメとiphoneを併用しデジカメの時刻設定をするのを忘れています。 |
写真
感想
2泊3日の縦走。
奥穂〜西穂間は4、5年前にテント泊覚えたての頃、奥穂高岳や剱岳に一般ルートから登頂し、次のステップに行きたいと思っていたルート。ようやくこの夏に踏破することができた。
思えば山岳会に入会してからは冬山、クライミング、スキー、沢登りと多種多様な山のアクティビティにはまってしまい、クライミング力が上がるとアルパインルートに興味が出てきて、このルートが中途半端な位置付けに感じてしまい、さらに縦走そのものも頻度が下がってきた。しかしこの夏は計画変更が相次ぎパートナーとの都合もつかず、ソロ山行となりそうなので久々にがっつり縦走しようと思い、雲の平の縦走と迷った末、このルートを選んだ。
昨年度行った北鎌尾根に比べるとペンキの目印がある、難所は鎖もちゃんと設置している(中途半端な長さが多いが)、岩は北鎌ほど脆くないため、破線ルートで落ち着くのも納得出来る。しかし、こちらの方がアップダウンが激しいのと全体的にツルツルしてスラブっぽい岩が多く、足の置き方に注意が必要でその点は難しい。
奥穂〜西穂間で個人的に危険だと感じた箇所は奥穂・ジャンダルム間の馬の背のクライムダウン、天狗岩から西穂側への逆層スラブの下り、間ノ岳の不安定なガレ場の通過である。今回は奥穂側からで下りで緊張を強いられる場面が多かったが西穂側ならどうだろうか・・・
1日目は苦行だったが2日目の天気が快晴で稜線の岩稜帯の通過は快適で言うことのない山行だった。山の忘れていた良さを久々に実感できた気がする。これが登山の原点だ・・・
西穂高岳のチャンピオンピークでの休憩時に名古屋から来た山ガールが話しかけてきて西穂〜奥穂にいつか行きたいとのこと。体力や無理のない計画を立てるほか技術的には劔の一般ルートや大キレット等の3点支持が必要な箇所の経験を多く積んだりクライミングの経験を積むのが良いとアドバイスしたような気がする。コンスタントに活動するなら面倒な点もあるけど山岳会に入会して経験者と一緒に行くのも一つの手かもしれないね。
Ryogoku_sun



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