弥太蔵谷下部ゴルジュ遡行

- GPS
- 09:53
- 距離
- 4.5km
- 登り
- 1,074m
- 下り
- 1,069m
コースタイム
- 山行
- 9:53
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 9:53
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
| 備考 | ・ラバーソール推奨 ・ロープは30mフローティングと30mハーフで計2本だったが、適当だった。 |
|---|
感想
下部ゴルジュの、2段8m滝から始まる上部は通常巻くようだが、今回突破に成功した。ここも含めれば下部ゴルジュだけでも1日楽しめ、下山もアプローチも楽なコンビニゴルジュとしてお薦めである。
・最初の多条4mは泳いで左に取り付いてみたがフリーでは登れず。巻きが容易(残置ロープ有)なので巻いたが、エイドすれば直登できるだろう。
・左にロープの垂れる2条4mCS滝は、平水なら右の水流沿いにも登れる。
・中央に巨岩のある2条5m滝は、その巨岩にボルトが連打されており、フリールートのように登れるが、結構難しいスラブ課題である。(KがA0しながらソロで登り、残り2人はお助け紐使用)
・その先にある2段10m滝は登れそうになく、2条4mCS滝の下まで戻り、左岸ルンゼから大きく巻く。一部踏み跡不明瞭。最後は立木から懸垂下降して、巻き終える。
・難しくない滝をいくつか越えていくと、狭い石灰岩ゴルジュを落ちる2段8m滝。遠目には絶望的に見えるが、意外と登れる(Kリード)。滝上のテラスでピッチを切り、一段上がって次の5mCS滝を左から巻く(丸山リード)。乗り上がるところがホールド乏しく難しい。
・キャニオニング用に残置された支点を使ってお助け紐ゴボウで沢に戻り、渡渉して少し進むと4mCS滝。水流が激しく、Kは右岸の壁を登ってリードしたが、フォローは水流を横断して左の水流を登った。
・次の6m滝は登れそうにないので左から容易に巻くと、右岸に径路が出てくる。
・径路は高度感があるが、よく整備されており、問題なく下山できる。
※この弥太蔵谷では水力発電所工事が2021年から始まる予定のようであり、工事が始まると水の濁りや、発電取水による水量減少が見込まれる。下山に使った径路の状態が良かったのも、この工事の事前調査のためと考えられる。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
tamoshima
kumassiy




いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する