【2012山開き】前天塩コース〜連絡道〜新道コース〜円山〜天塩岳

- GPS
- --:--
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,092m
- 下り
- 1,080m
コースタイム
7:00:点呼〜安全祈願祭
7:30:登山開始
10:20:丸山通過
11:10:天塩岳避難小屋
11:50:天塩岳ピーク〜記念撮影〜昼食
12:40:下山開始
13:10:天塩岳避難小屋
15:30:下山〜天塩岳ヒュッテ〜記念品を受け取る
15:31:始めての登山で仲間一同感動の嵐!涙涙涙!
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
【登山口・ヒュッテ】 前天塩コース登山口前にあるキャンプ場は広く、駐車スペースも広い。 炊事場・トイレも完備されており、車中泊・テント泊の登山者も見受けられた。 新道ルートはヒュッテから1キロ程戻った所にあり、駐車スペースも少なく恐らく2〜3台しか駐車出来ない狭さ。 【前天塩コース〜連絡道】 登山口から暫くは平坦でなだらかなルートを歩く。 鉄製の頑丈そうな橋を渡ると、今度はグラグラする橋というか渡し板が設置されており数か所を渡る。 この辺りから道幅も狭くなり、ぬかるんだルートが続いたかと思うと急に現れる急坂。 倒木や木の根などで非常に歩き辛い。 分岐はうっかりすると見逃してしまいそうなので、視界が悪い日は注意が必要。 【新道コース〜円山】 綺麗に刈られた笹とダケカンバの間を縫うように伸びたルート。 6月〜7月は雪渓が残るようで、ピンクの目印を見失わないように注意。 標高を稼ぐとハイマツ地帯となる。このあたりでピチピチと鳴くナキウサギの姿も見られるかもしれません。 円山では歩き辛いガレ場となり、浮石もあるので注意が必要。 ここもうっかりすると分岐を見逃してしまいそう。 【避難小屋〜天塩岳】 円山を下るとすぐに避難小屋が見える。 避難小屋の隣には嬉しい事にトイレも完備されている。 避難小屋の収容人数は不明だが、広くはない。 ここから暫くはなだらかで歩きやすいが、天塩岳直下からガレたジグザグの急坂を歩く。 山頂はそんなに広くはないが、360度展望が堪能できる。 6月の天気が良い日は滝の上の芝桜公園が一望できる。 |
写真
感想
2012年6月3日 士別市が主催の「第29回 天塩岳山開き山行」に参加してきました。
小学校の時に登山の経験はあるが、社会人になってからは始めての登山。
6:40頃手塩岳ヒュッテ到着。山開きとあって、駐車場は混雑していた。
さっさと準備をし、点呼が始まった。
名前を呼ばれ、案内を受け取り、班を確認。どうやら4班に分かれての登山らしい。
7:00安全祈願際が執り行われ、各班の班長と副班長の紹介。
7:30いよいよ登山開始。
今回はヒュッテ前の前天塩コースから登山を開始するようだ。
最初に出くわした橋は鉄骨製の頑丈そうな橋と呼べる橋だったが、その後に現れた橋は板を渡しただけのグラグラする渡し板で、少々不安があった。
同行した山ガールは、はしゃぎながらもかなりビビっていた。
そんな橋を数か所クリアし、なだらかなルートをウキウキと歩いていると急に出くわす急坂。
唯一の難所か!?と思われたが、そんな急坂が暫く続き、死亡気味の我々一行。
雪渓にやられ、果てしなく続く急坂に天塩岳を甘く見ていた我々一行はここで気を引き締め、何かを悟ったのか口数も少ない。
円山までは笹やダケカンバの間をくぐり、比較的歩きやすいルートだったが急にガレ場に出くわした。
時折、浮石に足を取られながらも避難小屋に到着。
ここでようやく長めの休憩となった。
目前に広がる天塩岳は非現実的な風景でした。
天塩岳ピーク手前まではなだらかなルートを辿ったが、ピーク目前ではまるで軟弱な登山者をふるいにかけるような急坂。この急坂を登りきった者だけが見る事を許された絶景が広がっていると言う。(ガイド談)
我々は見たかった。その絶景を見たかった。同行したメンバーの一人は吐き気に襲われ、また一人は膝の痛みに悶絶し、そして疲れを知らずの初っ端からはしゃいでいる元気な山ガール。
それでも足場の悪いジグザクなルートを辿り、我々一行は登頂に成功したのだ!
山頂は意外と狭く、30分程の休憩を許された。
晴天の中、360度の絶景を堪能した。滝上町の鮮やかなピンク色の芝桜も見えた。雪渓が彩るこの日だけにしか見れない山肌。前天塩岳から続くルートとそれを辿る登山者の姿。
これらを眼にして私の中で何かが変わった。
山頂で食べる昼食は格別でコンビニのおにぎりが何倍も美味く感じた。
同行メンバーの山ガールのRとPはグッタリと横になり、食事も受け付けない様子だが、山ガールNは一人で元気。
登山は下りが大変というが、気にせずドカドカと下っていると・・・
膝をやってしまった。
激痛で動けない程ではないが、急坂を下る際は流石に堪えた。
一時はどうなる事かと心配した山ガール達も無事に下山し、登りきった喜びを噛みしめているようだった。
最後に主催者側から記念品の写真とドリンクを貰い一気飲み。
これほど美味いポカリは過去にはない。
記念写真も良い思い出になりそうだ。
この日以来、登山の事しか頭にない私が生まれた。
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