【比叡山・無動寺】意外な好天につき裏山をお散歩に♪♫初めての滝を見に行った後に道に迷う😅

- GPS
- 05:30
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,086m
- 下り
- 1,053m
コースタイム
- 山行
- 4:16
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 5:31
| 天候 | 晴れ ときどき 曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車
滋賀里駅スタート 坂本比叡山口駅ゴール |
| コース状況/ 危険箇所等 |
○大半が東海自然歩道につき、とても歩き易い。 ○蟻ヶ滝へは登山道から外れ踏み跡の薄い道をトラバース気味に下りて行く。注意必要。 ○蟻ヶ滝から後は一旦ハッキリとした登山道(作業道跡?)に出たので軽快に進む。そのまま坂本まで行き着くかと思いきや行き止まりに。仕方なく獣道を沢に下り反対側斜面の獣道を元々の登山道に復帰した。私の踏み跡を辿らないで! |
写真
感想
今日は天気が良くないと思って朝はゆっくりしていた。案の定、9時ぐらいにザザッとひと雨きた。ところがアッと言う間に雨は止み青空が広がり出した。勿体ないので裏山でも散歩することにする。
京阪の滋賀里駅から出発して志賀の大仏(おぼとけ)さんにご挨拶したのち東海自然歩道に入る。
この道沿いには天智天皇の勅願によって創建された大規模な寺院・崇福寺の跡がある。
石の霊窟の真横を落ちる金仙滝という滝を見て、その後は広い谷を堰堤を幾つも越えながら登ってゆく。
やがて壺笠山・神輿山からのルートと合流し道は益々歩き易い歩道になる。
そして明るく開けた場所に出たかと思ったら、そこは比叡山ドライブウェイに接する場所で夢見ヶ丘という何ともロマンチックな名前が付いた展望箇所だ。琵琶湖側の大津京から浜大津・におの浜方面が綺麗に見渡せた。
自然歩道はこの先一旦急激に標高を下げ、谷を境にまた急激に登り返す。地獄の階段登りも待っている。
やがて修学院方面からのルートと合流する。そしてここからは京都からの無動寺への参道らしい落ち着いた風情の中、平坦で歩き易い道が暫くのあいだ続いてゆく。
樅木の巨樹が目立つようになってくる。と、やがて無動寺の境内に入ってゆく。滝修行のお滝場やエキゾチックな雰囲気の弁天堂を訪れ、手を合わせる。
そして無動寺の明王堂へと参詣する。不動明王が御本尊のお堂であり、千日回峰行の堂入りが行われる場所である。
お堂の前からは大津市中心部の眺めが良好である。
坂本方面へと下ってゆく。玉照院を過ぎ、獣避けのゲートを開けて登山道を進む。3〜4組のハイカー(参拝者)さんとすれ違った。
やがて延暦寺方面から紀貫之の墓地を経由して下ってくるルートと合流する。合流点には遠見岩という岩があるのだが、その先は正に遠くまで見渡せるビュースポットになっているのだ。1月に訪れた際、ご一緒したno2さんも感動されていた好展望地である。
東側の琵琶湖とその対岸の風景を眺めながら、ここで遅いランチにする。今日は湯を沸かす道具とカップ麺を持ってきた。コンビニお握りを頬張り麺をすする。仕上げはpewa-lakeさんが絶賛してくださるウリさんコーヒーだ。確かにネスレに戻したら美味いな。それよりpewaさんのお仕事がお忙しそうなのが気にかかる。
お尻に根が生える前に下ることにしよう。よく考えたらスタートが遅かったのでもう15時前だ。
途中、えぐられた大きな樹の幹の中に埋め込まれたような祠の中に首から上が無いお地蔵さんがいらっしゃる。そっと手を合わせ、その右手の斜面を北へ上がる。北側を並走する別ルートにトラバースする為である。
その北側のルートに合流し暫く下ってゆくと、以前HB1214さんが訪れられたレコを拝見し、私も一度見てみたいものだと思っていた蟻ヶ滝という滝へと下る分岐点に到着する。
蟻ヶ滝への道は踏み跡がほとんど無い。幾つか目印のテープなどが目に付いたが、足元はガレとザレの急斜面であり何とも歩き難く、目印同士が繋がってゆかない。
目的の滝だろうと思われる水が落ちる大きな音に向かって適当に進む。何とか最後はそれらしい踏み跡を見つけ、蟻ヶ滝へと飛び出した。
素敵な滝だ。しかし滝のことはよく分からないので、なかなかの高さで水量もそこそこあり迫力がある、という幼稚な説明しか出来ない。
それにしても何より滝のそばは涼しいのが良い。
滝見物を終えたが、今降りてきたザレた斜面を登り返すのが嫌になる。沢を少し下って見渡してみると、下りてきた斜面と反対側の斜面に明瞭な道があるのを見つける。よし行ってみよう!
道は恐らく坂本ケーブルに関係する作業道の跡か何かで、太く明瞭だ。これはきっと坂本まで一気に下れるぞ!と思った。しかしその矢先、ちょうどケーブルのトンネルらしき構造物があるあたりで行き止まりになってしまう。
どうしたものかと考えたが、直ぐ右手下には先ほどの沢の下流が流れており、獣(シカ)が歩いたような跡を辿れば容易に河原に下りる事ができそうだ。さらに反対側斜面にも薄い踏み跡(これは人に依るものかやはり獣道か分からないが)があったので登ってゆくと、意外と簡単に本来の登山道へと復帰できた。
しかし危険であるので、よい子はマネをしませんように!
登山道へ復帰したらもう直ぐに下界だ。
元気の良い掛け声と乾いた金属音が直近に聞こえてきたかと思ったら、そこは比叡山高校の野球部グラウンドである。ちょうど外野席の右中間の一番深いところに出てくる。甲子園球場で言うと一番ホームランが入り難いあたりだ。まぁそれはどうでもいいのだが、それより久しぶりに甲子園に出場してもらいたいものだ、と思う。
娘の後輩たちが居たら恥ずかしいなあ、とか思いながら野球部の部室の横の隙間を通り抜け、比叡山高校の正門横から県道へ出る。
青空が広がっている。日吉大社の朱い鳥居の前からは広い参道越しに三上山が綺麗に見えている。
道端でヒナギキョウと思われる小さな紫色の花を見つけて嬉しがりながら、少し下れば京阪の坂本比叡山口の駅前に無事到着したのだった。
暑くて喉が渇いたので、今日こそは飲むぞー!とコインを投入したコカコーラの自販機には、ちゃんと電気が来ていた。
コメント
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うり










仕事やら私や妻の体調不良やらで、ヤマレコから離れ気味でした。ようやく平常に戻ってますが、週末の天気もイマイチなので、山の録画を観て全国の山々をイメージ登山で楽しんでます。サクサク行かれる気力・体力が羨ましいです。また北穂の次に旨い珈琲が頂ける日を楽しみにしておりまするm(_ _)m😁。
ペワさん、こんばんは😃
いつも勝手に名前を出したりしまして失礼しています。
体調崩されていましたか?奥様まで。回復されましたでしょうか?
イマジネーション登山で全国の名だたる名峰を踏破されたご様子ですが、滋賀のその辺の低山も中々捨てたものではございません😁勿論ご存知のことでしょうけども。
また、ご一緒にお願いします😊
珈琲はネスレに戻しましたので美味しくお召し上がり頂けますよ。
この珈琲のくだりは、もう辞めますね😁
って惚けたことを言ってますけど、山行きで滝を撮った記憶がない??
ウリさん、こんにちは。
意外なお天気ですね。朝晩涼しくなってきたというか、肌寒くなってきたと感じるようになりましたが、土曜日はまた暑さが戻ったような感じ。
相変わらず仕事漬けでお山に行くことも考えませんでしたが、土曜日の昼頃事務所の窓から愛宕山を見ていると今日はお山に行けたかな??な〜んて。
と言いながら今日も仕事してます。
比叡山に滝ってあるんですね。HB1214さんのホームページで滝のデーターベースにて滋賀県を見てみると… 坂本だけでも9のつの滝が載ってました。
飛竜の滝・神蔵が滝・藤が滝・蓬莱峡・蟻が滝・コグリの滝・布引の滝・不動滝・加行の滝です。
京都側にもありましたわ。それもお気に入りの黒谷青竜寺ルートの近くの大黒滝というのも。
この日は、下山後のコカ・コーラ飲めたんですね。
はい、ようやくコーラにありつけました😆
Yes coke yes ❗
こんばんは、ののさん。
最初の霊窟のある金仙滝は以前から知ってましたが、蟻ヶ滝はHBさんが先般観に行っておられたレコで知り踏み跡を参考にさせて頂きました。この直ぐ近くに蓬莱峡という箇所もあるようでしたが、今回はゴチャゴチャとヘンテコりんな道を辿ってしまったので諦めました😂
涼しくなってきましたね!山に登り易くなります。これからは高山の方からどんどん紅葉が進んでいくことでしょうね😊
no2さん、こんにちは
大黒滝はあんまり期待しないでくださいね。詳しくはわかりませんが
自然滝ではなく、行のための人工滝の可能性が高いです。
京都では少し南の音羽川にある音羽の滝が立派です。
(現在砂防ダム工事で下流から入るのは困難)
ウリさん、横スレごめんね〜
HB1214さん、情報ありがとうございます。音羽の滝へは下流から上がれないんですか? 了〜解です。
山科駅から小山南溝町までバスで行けるんで、音羽川下流から牛尾観音へ上がって音羽山・千頭岳・太平山経由で石山寺へ行こうかとプランも作ってあるんですけどね。
山猫さんやウリさん、もちろんHB1214さんのレコ見ていて「あっここも」「こっちも」とプランは一杯作ってありますねん。一向に行けないけど(笑)
uriさん、すみません。
no2さん、ごめんなさい。ややこしい書き方でしたが、音羽の滝は左京区修学院の
音羽川の音羽の滝のことなんです。山科の音羽の滝は下からも行けると思います。
京都には音羽の滝が4つあってややこしいですね。
こちらこそ、早合点してしまいました。雲母坂登山口のところの川ですね。その上流は桜茶屋跡から大鳥居へのルートですから、話がつながる川ですね。
京都に4つも「音羽の滝」があるんですか? そうだ半国山にもありましたね。
ありがとうございました。
uriuriさん、蟻ヶ滝行ってこられたんですね。
昔は立派な遊歩道があって、滝前を左岸にわたってから蓬莱峡に下りる階段もあったのですが、すっかり荒れてしまいました。
でも左岸にも道は残っていたのですね。おそらくその道の途中分岐があって右に下ると階段があったような。
蓬莱峡へは蟻ヶ滝へ下りていく途中、滝に近づいてから下流にのびる踏み跡があったのですが、それをたどると割と簡単に行けたのかもしれません。
無動寺弁天堂の滝も見たことがあります。滝の下にクリンソウがあったような。
裏山に簡単に行けるなんて羨ましいです。それに上から豪邸が見えるなんて。
HBさん、こんばんは。
以前のレコ拝見して気になっていたので行ってみました。が、なかなか行きづらい場所ですね。辛うじて、仰る遊歩道の手摺りの支柱の名残はありました。今や古き良き遺産状態ですね。
滝は綺麗でした。
そして蓬莱峡も訪れようかと思いましたが、元の道へ戻るのが億劫になり、ズルして近回りする道を探しましたが、見つけて辿ったのは行き止まりになる道でした。
考えかたはたまたま合ってたんですね。しかし蓬莱峡へ降りるルートはよう見つけませんでした。
また近くなのでいつでもリベンジに行けると思ってます😁
比叡山の滝、幾つもあって興味深いですね。
蟻ヶ滝って何処にあるのか思い出しましたわ。ホント呆けてます。
ウリさんが歩かれたログを見ていると、半分ぐらい同じところを歩いている… どこが違うんだ? 崇福寺跡の東海自然歩道歩いたことがないから… 桜茶屋から遠見岩は歩いてる… 坂本への降りるルートが違うんだとわかり、以前歩いた時のことを思い出しました。無動寺道からもたて山へ上がるのに間違ってショートカットした道にあった案内板のことを。
通行不可とのことで、その後も調べておりませんでしたわ。
↓ ここですね
ののさん、こんばんは。
この標識(表示)ありますね。HBさんが教えてくださったように昔はよく整備されて観光地化されていたのでしょうけど、今や通行不可って言うのが正解に近い状態だと思います。一般ハイカーさんは近づくと危険でしょう。
ま、私も一般ハイカーなんですけどね。
お正月にご一緒したとき、遠見岩から下ってそのまま道なりに坂本まで進みましたが、首無し地蔵さん右横から斜面をトラバース気味に少し登りながら進むと一本ケーブル寄りの道に合流します。高校のグラウンドに繋がる道ですね。その途中から蟻ヶ滝や蓬莱峡へのアプローチ道が分かれています(いました)。
比叡山の山中の道は、かなりややこしいですよね😅
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