記録ID: 257650
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無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾
御岳山・大塚山(武蔵御嶽神社で初詣)
2013年01月02日(水) [日帰り]


- GPS
- 05:05
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,022m
- 下り
- 989m
コースタイム
御嶽駅 07:30
御岳山 09:55−10:10 (武蔵御嶽神社)
大塚山 10:40−10:45
広沢山 11:00
金比羅神社 11:35−11:40
古里駅 12:35
御岳山 09:55−10:10 (武蔵御嶽神社)
大塚山 10:40−10:45
広沢山 11:00
金比羅神社 11:35−11:40
古里駅 12:35
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
JR青梅線 御嶽駅 (帰り) JR青梅線 古里駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登りは大塚山境界尾根、下りは鉄五郎新道を歩きました。ともに「山と高原地図」には載っていないマイナールートです。 でも前者は「静かなる尾根歩き」、後者は「バリエーションルートを楽しむ」という、いずれも「松浦本」と呼ばれる書籍が参考になるほか、最近出版された「奥多摩東部登山詳細図」にも記載されているルートで、実際にそこそこ歩かれている様子でした。 ●大塚山境界尾根 (御嶽駅 〜 大塚山) 登山口は、御嶽駅から多摩川右岸の道(都道45号)を進み、ケーブルカーの駅への道を左に見送った200〜300m先。 道路右側に「日原 20km」の標識が立つ左カーブの手前から、ガードレール付きの左の脇道に入ります。 脇道はすぐに終わり、その先がそのまま尾根への取り付きとなっていました。 入口さえ分かれば、その後は尾根自体が明瞭である上に、踏み跡もハッキリしていて、しかも全く枝道のない一本道。 道標等による案内こそ全くありませんが、ただ踏み跡を追って歩いているだけで何事もなく歩き通せます。 状況判断を迫られる局面や、勘に頼って歩く場所などは一切出てきません。 全般的に傾斜は急ですが、普通に歩けるところばかりで、通行注意の場所も皆無です。 一般登山道でないのは確かだと思うのですが、かといってバリエーションルートと呼ぶほどでもないという印象でした。 (ただし、あくまで登ってみた感触なので、下る際にはまた違った状況があるかもしれません) なお、尾根の前半部分(特に583mピーク手前まで)は容赦のない急登が続きます。 その後は一旦傾斜が緩みますが、一番の急登が、最後に丹三郎尾根の登山道に乗り上げるツメの区間に出てきました。 ほんの短い距離なのですが、あまりの傾斜にそこだけは道の体裁をなしていません。 尾根上に出てから振り返っても、急斜面を覗き込むような具合で、とてもそこに道があるようには見えない状況。 また、分岐点に当たるその周囲には目立った特徴がなく、控え目なテープが張られているだけです。 歩いたことのある本人ですら、次に通った時にその場所をきっちりと示せるかどうか・・・、というレベルでした。 この尾根を下りで歩こうと思っても、登山道からの取り付きが見つけづらいと思われます。 ●大塚山・御岳山界隈 道標完備の一般登山道です。御岳山エリアに入ると、ほとんど道路や石段を歩くだけになります。 ●鉄五郎新道 (大塚山 〜 古里駅) 入口は、大塚山頂上にいくつかあるベンチの中で、最も北東端にあるもののすぐ脇です。 最初は柵沿いに下っていき、すぐに出てくる電波塔の脇を抜けるまでの間は、足場のあまり良くない急降下。 電波塔を過ぎれば848m峰(広沢山)までは穏やかな尾根道が続きます。 しかし道の様子は広沢山を境に一変して、急降下が長く続くようになります。 普通に歩けたのは、はじめに林間を小刻みなジグザグで下っている間だけ。 その後はザレ気味で傾斜のキツイ斜面がずっと続いて、少し厳しい下りだと感じました。 ただ、どこかで足を滑らせてもその場で転がる程度で済みそうですし、危険と言える程の箇所はありません。 安全策で手を着いたり腰を落としたりして下ることが度々でしたが、人によってはそんな必要などないかもしれません。 また、2度ほど進路にも悩まされた箇所がありました(登りだと違うかもしれませんが)。 まず、大きな露岩の下を回り込んでからその露岩上に出た所で、道の続きを見失いかけています。 そこでは尾根筋を素直に下る道が見つかったのですが、露岩の下にも別の踏み跡があって、最初はそちらを疑いました。 そして、さらに下ると今度は作業道の分岐が出てきました。 そこは地形判断で左前方の尾根道を選択しましたが、右折する作業道のほうがテープが目立っていた感じです。 金比羅神社への分岐まで下ってくれば、あとは傾斜の穏やかな道を残すのみです。 ただ、尾根道から山腹を縫う道に変わったためか、度々出てきた枯れ沢の横断箇所など、荒れた箇所が多い道でした。 途中には、金比羅神社への分岐点を除き、道案内は一切ありませんが、なぜか寸庭の登山口には道標が立っていました。 しかもマイナールートにありがちな私製の道標ではなく、自治体(奥多摩町)による公的なものです。 公的な道標は、整備された道にあるのが普通なので、登山口だけとはいえ、こんな未整備の道で見たのは意外でした。 道標を設置するにしても、せめて「未整備」など注意喚起の表現を併記すべきでは、と感じています。 (とはいえ、登りで歩く分には大きな問題はないように感じられましたし、登り口にある道標だからまぁOKかな・・・) |
写真
撮影機器:
感想
初詣はやはり山の神社へ、ということで、頂上に武蔵御嶽神社がある御岳山に登ってきました。
登り下りともにマイナールートを選択したおかげで、御岳山以外では全く人の姿を見ることもなく、静かに歩けています。
御岳山界隈も、元日は賑わっていたことでしょうが、2日目ともなればさほどの混雑もなく、落ち着いて参拝できました。
ただ、大塚山境界尾根を登って、御岳山の頂上に着くまでは穏やかな日和だったのですが・・・、
次に向かった大塚山の手前あたりから、強風がうなりを上げて吹き荒ぶようになっていました。
その時間から風が強くなったというよりは、地形的な条件が西風の直撃を受けやすい状況に変わったのだろうと思います。
それ以降、鉄五郎新道の中間部くらいまでの間は、ずっと寒風に吹かれ続けたので、結構寒かったです。
おまけに、その鉄五郎新道が前述に通り少々キツイ下りでした。
しかも、それに構わずにガツガツと下ってしまったこともあって、金比羅神社に着く頃には足がヨレヨレ。
珍しく翌日には軽い筋肉痛が出て、翌々日もそれが治まりきらないまま、仕事始めを迎えるのでした。
詳細な記録のページ
http://cellist.my.coocan.jp/yama/mt2013_01_03/mt2013_01_03.html#20130102
写真主体のブログ版 (使用写真はヤマレコと同一です)
http://cellist.blog.ss-blog.jp/2013-01-02
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あけましておめでとうございます!
年末年始で忙しいので、最近レコがご無沙汰だったのですか?
人気の御嶽山もバリルートで歩けば静かで充実した歩きができますね
私も松浦本は参考にさせてもらってます
私は年末に岩手に行き、年始は関西に遠征してきました
近々レコにする予定ですので御笑覧ください
12月は、中旬以降は体調が低調で、山行は見送っていました。
上旬のうちに同行できて良かったと思っています。
(プロフの写真、その時のものですね)
年末年始は充実の山行ができたようですね。レコ楽しみにしています。
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