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Yamareco

記録ID: 259419
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原

竜ヶ岳 (金山尾根から遠足尾根旧道へ)

2013年01月06日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 三重県 滋賀県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:06
距離
14.0km
登り
1,113m
下り
1,104m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

宇賀渓P 8:46−9:28 金山尾根取付 −9:58 蛇谷分岐 −10:52 P900 −11:28 クラ 12:11−12:30 竜ヶ岳山頂 12:42−12:57 クラ 13:12−14:24 青川分岐 (⊃青川コース700m地点) 14:50−14:58 新道分岐 −15:01 大日向山 −15:51 林道 −15:57 宇賀渓P
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2013年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
宇賀渓駐車場:約50台、有料(500円)、トイレ有り
落合橋駐車場:約10台、無料
宇賀渓駐車場を利用しない場合は、1人につき200円の入山料(?)が必要らしい。

R306の石榑北交差点からR421(八風街道)に入り、約3.5km西進する。
落合橋を過ぎると、すぐ左に落合橋P。
更に約100m進み、右に入って行くと宇賀渓Pに着く。
コース状況/
危険箇所等
林道はうっすら白くなるくらいの積雪。
一部凍結あり。

金山尾根は、取り付きから積雪あり。10〜30cmくらいか。トレースはあるが、一部不明瞭。
積雪は、クラ近辺で約30cm、山頂付近約20cm。

遠足尾根新道〜山頂には、踏み固められた幅広のトレースあり。
遠足尾根は、ほとんど夏道に残った雪の上しか辿れない。
雪が少なく、ワカン、スノーシューは不適で、アイゼン、ツボ足歩行となる。

遠足尾根旧道は、10cmくらいの積雪。
尾根末端の林道に下りるルートが分かりにくい。
急斜面で足場も悪く落石を起こす危険あり。
この急斜面を考えると、この旧道はあまり勧められない。
【いい天気】
その割には、車が少ない。
【いい天気】
その割には、車が少ない。
【ここは右だ】
何となく左に行ってしまいそう。
【ここは右だ】
何となく左に行ってしまいそう。
【テッカテカ】
ツルツルだ。
【テッカテカ】
ツルツルだ。
【派手なテープ】
新道入口。ほとんどの人はここから遠足尾根コースをピストンのようだ。今日はここで曲がらず、林道を先に進む。
【派手なテープ】
新道入口。ほとんどの人はここから遠足尾根コースをピストンのようだ。今日はここで曲がらず、林道を先に進む。
【止め木が目印】
金山尾根入口は、止め木と赤の×印が目印だ(^^;
【止め木が目印】
金山尾根入口は、止め木と赤の×印が目印だ(^^;
【曇ってきたなあ】
ここまでは樹林の中だったので、気付かなかった。
【曇ってきたなあ】
ここまでは樹林の中だったので、気付かなかった。
【ロープが張ってある】
蛇谷分岐地点。金山尾根の方には、黄縁取り赤テープがしっかりと付いている。
【ロープが張ってある】
蛇谷分岐地点。金山尾根の方には、黄縁取り赤テープがしっかりと付いている。
【こりゃダメだ】
かろうじて見えているのは、キララ峰か。
【こりゃダメだ】
かろうじて見えているのは、キララ峰か。
【雪少なっ】
遠足尾根が見えてきた。雪を見つける方が難しい。
【雪少なっ】
遠足尾根が見えてきた。雪を見つける方が難しい。
【う〜ん】
いつもは、竜が「いらっしゃ〜い」しているのに。
【う〜ん】
いつもは、竜が「いらっしゃ〜い」しているのに。
【白いのが雪庇だな】
遠足尾根とホタガ谷コースの合流点の雪庇が、下に見えてきた。
【白いのが雪庇だな】
遠足尾根とホタガ谷コースの合流点の雪庇が、下に見えてきた。
【雪の舗装道路だ】
遠足尾根からのコースには、アイゼンの足跡がいっぱい。
【雪の舗装道路だ】
遠足尾根からのコースには、アイゼンの足跡がいっぱい。
【樹氷はさっぱり】
クラの樹林帯も白くない。
【樹氷はさっぱり】
クラの樹林帯も白くない。
【どのくらいかな?】
道標が頭だけ出てる。積雪量は?
2
【どのくらいかな?】
道標が頭だけ出てる。積雪量は?
【ちょっとだけ霧氷】
なんとなく白くなってる。
3
【ちょっとだけ霧氷】
なんとなく白くなってる。
【ガスの山頂目指して】
気温は-5℃。風はあるが、いつも程強くはない。
1
【ガスの山頂目指して】
気温は-5℃。風はあるが、いつも程強くはない。
【1人には広すぎる】
山頂はただっ広く、上も下も白一色だ。ヘタすると、下る方向が判らなくなりそう。
2
【1人には広すぎる】
山頂はただっ広く、上も下も白一色だ。ヘタすると、下る方向が判らなくなりそう。
【こんにちは〜】
誰もいないと思ったら、こんな所に(笑)
3
【こんにちは〜】
誰もいないと思ったら、こんな所に(笑)
【雪庇も遠慮がち】
踏み抜く程には発達していなかった。
2
【雪庇も遠慮がち】
踏み抜く程には発達していなかった。
【ここもちょっとだけ】
一部の木に霧氷が着いていた。
3
【ここもちょっとだけ】
一部の木に霧氷が着いていた。
【遠足尾根っぽい所】
雪の尾根は、ここだけだった。夏道から少し離れているので、足跡は無かった。
1
【遠足尾根っぽい所】
雪の尾根は、ここだけだった。夏道から少し離れているので、足跡は無かった。
【万里の雪道】
遙か向こうまで、白い道が続いてる。
2
【万里の雪道】
遙か向こうまで、白い道が続いてる。
【勘違いした青川分岐】
現在地の表示が欲しい。分岐なのに2方向しか表示がないし。
1
【勘違いした青川分岐】
現在地の表示が欲しい。分岐なのに2方向しか表示がないし。
【ここが新道分岐】
ここにも現在地の表示はない。
旧道は、ここを真っ直ぐだ。
【ここが新道分岐】
ここにも現在地の表示はない。
旧道は、ここを真っ直ぐだ。
【旧道を遠足気分で】
なだらかで歩きやすい。ずっと植林地の中だ。
【旧道を遠足気分で】
なだらかで歩きやすい。ずっと植林地の中だ。
【ガランとした駐車場】
管理人のおじさんは、自転車で帰っていった。
【ガランとした駐車場】
管理人のおじさんは、自転車で帰っていった。
【間違った分延びた】
【間違った分延びた】
【わし、知らん】
駐車場脇にあった木彫りのわし。
3
【わし、知らん】
駐車場脇にあった木彫りのわし。

感想

正月休みの最後は、竜ヶ岳とした。
天気予報では、北の方が悪かったので、雪を期待しつつ、出来るだけ南を目指した計画だった。

朝、落合橋に着くと、予想に反して、一台の車も駐まっていなかった。
不安を感じつつ、有料駐車場へと向かった。
こちらも数台駐まっているだけだった。
士気が上がらないまま、とりあえずおにぎりを口に運んだ。
この時は、まだ、駐車場から見る竜の上には、青空があった。

少し後に着いた中年夫婦は、すぐ出発して行った。
その後ろ姿を見送りながら、せかされるように準備をした。
こんな時は、何か歯車がかみ合わないものだ。
林道をしばらく歩いたところで、スパッツをしていないことに気付いた。
なんてこった。
雪山に行くのにスパッツを忘れるなんて。
一瞬、このまま行こうかと思ってみたが、どう考えても靴に雪が入る。
気持ちを落ち着かせて、仕方なく車まで戻った。

取りに戻ったせいで、いいこともあった。
新道入口に着いた時、後から追いついてきた人がいた。
長靴姿で、いかにも山慣れした感じの人だった。
挨拶し、少し話をしたら、思い出した。
Nさんの捜索の時にお世話になった岳連の人だ。
通行禁止になっているホタガ谷コースを調査に来たとのこと。
軽快な足取りで、ホタガ谷コースに入っていった。

金山尾根には、二人の先行者の足跡があった。
途中、アイゼンを着けたり、スノーシューを履いたりしていた。
雪が少なかったので、いろいろ苦心したようだ。

二人は、P900を過ぎた所で休んでいた。
途中からガスって来て、もう山頂は見えなくなっていた。
この先どうするか思案しているようだった。
山頂まで行くことを告げ、そこから僕が先行した。

稜線に出て、遠足尾根からのコースに出ると、しっかりしたトレースがあった。
ガスってはいるが、風はそれほどでもない。
樹林帯に入り、風を避け昼食休憩をとった。
ここの名物の樹氷は、残念ながら、さっぱりだった。
休憩していると、コースから話し声が聞こえてきた。
遠足尾根新道からピストンの人たちのようだった。

休憩後、コースに戻り、山頂を目指した。
途中、二人連れが下りてきた。
さっき金山尾根で会った人たちだった。
途中撤退せず、登ってきたようだ。
何だか少し嬉しかった。
聞くと、山頂にはもう誰もいないと言う。
「それじゃ、山頂独り占めだね」などと苦笑いしながら言ってみた。

山頂は、やっぱり誰もいなかった。
風を避けて中道の方に少し下りてみた。
薄く積もった雪の下は、ガチガチの氷の斜面だった。

クラまで戻り、一息ついた後、遠足尾根を目指した。
途中、ホタガ谷分岐では、谷の方から登ってきた足跡があった。
無事、ここまで登られたようだった。

遠足尾根は、上部こそ、雪はそこそこあったが、すぐに笹原の中の雪道になった。
夏道が白い雪の道になっていて、そこしか歩けない。
広い遠足尾根も、これでは全く面白味がない。
竜が混み合うのは、やっぱり遠足尾根が白くなってからだろう。

もう誰もいなくなった遠足尾根を辿ると、もう一つの「なんてこった」が待っていた。
今回は、大日向の旧道を通り、遠足尾根の末端まで行く計画だった。
ところが、青川分岐を大日向分岐と勘違いしてしまい、青川の方に下ってしまった。
標高700mまで下った時点で間違ったことに気付いた。
なんてこった。
分岐を間違うなんて。
すぐに登り返して青川分岐まで戻り、新道分岐へと向かった。
勘違いしたのは、青川分岐までが新道だと思っていたからだ。
そこで遠足尾根に乗るものと勘違いしていたのだ。

新道分岐からは、遠足尾根を末端まで順調に下った。
旧道には、1人の足跡があった。
長靴の足跡だった。
あの人もここを下ったようだ。
最後の急降下を何とか下ると、無事林道に着地した。

駐車場では、管理人さんが心配して待っていてくれた。
2つの「なんてこった」の分、予定時刻より遅れてしまった。
登山届は、最後の一枚だけになっていた。
管理人さん、心配をおかけして申し訳ありませんでした。
こんな具合で、今回の竜ヶ岳は、何かと反省点の多い山行になってしまった。

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