紅葉谷入口〜炭屋道〜魚屋道〜最高峰〜瑞宝寺谷西尾根〜瑞宝寺公園
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 639m
- 下り
- 633m
コースタイム
- 山行
- 3:53
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 4:38
天候 | 曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
(帰り)瑞宝寺公園・癒しの森登山口から徒歩で神鉄有馬温泉駅→唐櫃台駅へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
「紅葉谷入口〜炭屋道分岐」について 大規模崩落によって長い間通行禁止だった区間は、現在は通常モードで通行可能。(他の方の情報では2020年10月2日から通行禁止が解除されたとのこと) 巨大な木製の塀の設営、コンクリ堰堤の新設、枡目状のコンクリ斜面補強、などが施されており、かなり安全に通行できる状態になっていた。ロープウェイ「有馬温泉駅」の入口から、コンクリ斜面補強の場所までの区間は、道もきれいになっていたが、それ以降の区間は荒れた状態のままで放置されている印象。岩石がごろごろ転がっており、草木も伸び放題な感じ。そこまでは工事車両が行く必要性もなかったのだろうから、まあそこは仕方ないだろう、と思う。 「炭屋道」「魚屋道」について 特にこれまでと変化は見られない。 「六甲最高峰」下のトイレ新設工事について かなり出来上がってきている様子で、あともう少しだ。この日も朝から大型工事車両(資材運搬)が出入りしていたので、作業の邪魔をしないように注意したい。私たちのためのトイレだし。警備員さんは大変丁寧に応対して下さるので、こちらも気持ちが良かった。 「瑞宝寺谷西尾根」について 最高峰近くからの下り始めからしばらくの間は、丈の伸びたミヤコ笹が生い茂っていて道を隠しており、足元・足場が確認できないような状況が長く続くので要注意。笹のエリアが終わると普通の尾根道になるが、急下りの箇所も多く、また狭い岩場越えなどもあるので、足場には要注意。意外と距離もありタフなルートなので、足腰が疲労している場合は集中力を切らさないようにくれぐれも用心を。 |
写真
装備
個人装備 |
通常のトレッキング靴のみ
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感想
今回は同行者との二人山歩き。同行者の希望は「有馬か唐櫃の周辺でどこか」ということだったので、同行者がまだ未踏のルートを出来るだけ組み入れる形であれこれ思案した結果、今回のコースを組んだ。
この10月2日に「紅葉谷」の登り口付近の大崩落個所の修復が完了して通行可能となった、という情報があったので、そこを歩くことを私個人の最大の楽しみとして臨んだ。実際に歩いてみると、なかなかの大工事ぶり。木製の高い塀、新たな堰堤、マス目状のコンクリによる斜面補強など、いろいろな手段で崩落箇所を修復していた。工事関係者の方々には本当にお疲れさまでした、有難うございました、という正直な気持ち。おかげでこれから随分と安全に、かつ楽に歩けるようになった。感謝。
この日は「紅葉谷」は歩かず、通行止めだった区間の最終地点から「炭屋道」を経由して「魚屋道」へと合流して、魚屋道を登って最高峰へ。魚屋道を上りで使うのは随分久しぶりな印象だ。同行者も下りで一度歩いただけなので、新鮮だっただろう。
「最高峰」の一等三角点のある広場は私たちだけの貸し切り状態。草木が伸びてきて景観が徐々にだが悪くなってきているのが気がかり。ここは放っておくとすぐに繁茂して景色が見えなくなってしまう場所。でもそれが分かっていても自分ではどうしようもない。シンボルの電波塔には偶々自衛隊さんが保守点検?に来られていた。こちらも日々のお勤めに感謝。
さて同行者にとっての今回の最大の目玉は「瑞宝寺谷西尾根」下り。下り始めから暫くの間ずっと続く笹の道の区間は、ミヤコ笹が繁殖し放題で想像以上に難儀した。何しろ足元がまったくと言っていいほど見えない。笹の丈は完全に胸元まで伸びている。ひどい場合は顔付近まで。一歩一歩、足の下を確認しながら歩くので神経を使うし余分な疲れが。季節が10月なのでマダニなどの虫の心配がなかったのが救い。同行者はそういうのは初めての経験だったようで、面食らっていたもよう。ごめん。
「瑞宝寺谷西尾根」は春以降、歩く人が極端に減っていたようで、草木の繁茂が目立った。時に歩きづらいなあと思う区間もあった。これも自分ではどうしようもないので、ただただ自然の思うがままに身を任せるだけ。まあ他のどの場所・ルートでも同じだけど。あるがままの自然をそのまま受け入れる心が必要。それが山歩きの醍醐味ということだろう。受け入れてこそ成長するはず。なんてね。
「瑞宝寺公園」の紅葉がそろそろ始まりかけていた。赤くなりつつある木もちらほら目についた。寒くなりそうなこの秋冬、晩秋の紅葉が楽しみだ。下山後は同行者とともに唐櫃台の「からとの湯」へ直行。いつもの天然温泉を楽しんで、帰宅する高校生の集団でごった返す神鉄に乗って帰宅。ギリギリで雨にも降られずラッキー。
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