乙妻山〜北東斜面〜・佐渡山


- GPS
- 30:04
- 距離
- 25.4km
- 登り
- 2,022m
- 下り
- 2,000m
コースタイム
【3月9日】5:45佐渡山のコル-7:00乙妻山北東斜面下-10:55稜線-11:50乙妻山頂-13:10乙妻山北東斜面下-14:30佐渡山のコル-16:30戸隠大橋
過去天気図(気象庁) | 2008年03月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー 自家用車
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写真
感想
数年来の念願であった乙妻山北東斜面にやっと行くことができた。
最高の雪質とは言えず、少なくともパウダーではなかったが、この大きな斜面は大いに楽しめた。天気も好く最高の2日だった。
車も免許もない私は、長野駅から戸隠中社までバスで行き、すぐそばのタクシー営業所からタクシーに乗って戸隠大橋まで。車が1,2台駐めてあったが、その後、持ち主に会うことはなかった。
佐渡山のコルへ向かって登るが、テントを背負ってスキーは久しぶりなのでちょっと重い。シュプールはあるが、今日のものではないようで、誰も見かけない。今時、ここに泊まりがけで来る人はいないようだ。車で早朝に来て日帰りするらしい。
佐渡山のコルにテントを張って、佐渡山を往復。高妻山や黒姫山、そして妙高、火打、焼山がよく見える。幕場は風もなかったが、夏天だったので、夜はちょっと寒かった。
翌朝は、コルからカリカリのアイスバーンを氷沢川へと下り、乙妻山の北東斜面へ。当初は、2297への尾根を登ろうかと思っていたのだが、上は斜度が急そうだし、下もブッシュがうるさそう。トレースもないので、あっさり日和って北東斜面の往復に決定。
シュプールはずっとあるのだが、雪面が堅く、シールが滑る雪質で、ちょっと難儀した。もしかしたら北東斜面の下あたりにテントあるいは雪洞があるかもと思ったが、なかった。
高妻山にも登頂しようと思ってピッケルとアイゼンも持ってきたのだが、最後のコルからの登りがいやらしい感じで時間がかかりそうだったので断念。
乙妻山の頂上付近からは、雨飾山や、白馬岳をはじめとした後立山の山々もよく見えた。
北東斜面を下っていく途中で、登ってくる2,3のパーティとすれ違い、言葉を交わす。この1枚バーンの斜面は標高差800m以上あるだけあって楽しめたが、滑ってしまうとやはりあっけない。
佐渡山からはテントを背負って、樹間の狭いルートを滑っていく。こういうところを誤魔化しながらササッと素早く滑る(見てくれはよくなく、きれいな滑りではないが)のは、高校時代から鍛えられて慣れているので、難儀している若者のグループ(彼らはどこから現れたのだろう?)を追い抜いていく。
大橋から中社までは仕方ない歩こうと思って出発すると、ほどなくスノーシューツアー客を乗せたワゴン車が拾ってくれて、中社まで送ってくれた。
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