霊山・奇岩の紅葉
福島県
yamanamie
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 817m
- 下り
- 798m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 4:00
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 5:13
| 天候 | 曇り時々晴れ(一時霧雨) |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
登山用の駐車場は、紅彩館の上です。奇麗な🚻もあります。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山道を歩く分には、問題ありませんが絶景(奇岩)の写真を撮ろうとする時は、滑落の危険があるので十分に注意して楽しんで下さい。 |
写真
※一杯、奇岩があり過ぎ解説を省略したのでしょうか。
「この岩の上から、山側上方にワシ岩が見えます」の標柱。※現在は木々が伸び過ぎここからワシ岩を見ることは叶わない様子です。
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※現在は木々が伸び過ぎここからワシ岩を見ることは叶わない様子です。
カレイやエイ等が岩にへばりついている感じ見えます。
間もなく、湧水の里分岐(実際は50m下にあります)、ここから左折して日枝神社跡を目指します。※紫明峰へ逆コースは急登で大変かと思いました。
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※紫明峰へ逆コースは急登で大変かと思いました。
さっきの軽トラの人は、登山道の倒木をチェーンソウで整備してて下さいました。手弁当風で脱帽です、少しお話をして感謝の気持ちで深々と挨拶してその場を後にしました。
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西物見岩に到着。
おにぎりも作ったのに忘れたのをここで気付きましたが果物があれば大丈夫です。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
地図（地形図）
ヘッドランプ
筆記用具
常備薬
時計
タオル
カメラ
|
|---|
感想
今年は、何年かぶりに霊山を訪問しました。
一回目は、2020.03.17護摩壇方面を周回し、西物見岩より紫名峰方面を見てしまい是非、紫名峰方面も行って見てみたいと思い、二回目は2020.04.06に紫名峰方面を周回しました。
霊山は、奇岩の連続と厳しい岩の間の木々、紅葉したらどんなにか奇麗だろうかと想像していましたが、百聞は一見に如かず、今回は紅葉には少し早いと思いながらせっかくの休み、天気もまあまあな様子、以前二回に分けて歩いた護摩壇方面と紫名峰方面を一度に回ってみようと企てました。
自宅を少し早く出たつもりでしたが、平日なので国道などでは通勤ラッシュに遭遇、やれやれと思って間もなくアイリスオーヤマ角田工場付近は、事故だったらしく渋滞、かなりの時間ロス、霊山登山口の駐車場に到着したのは、11時少し前でした。
霊山駐車場は平日なのに、紅葉シーズなのか駐車場は八割がた埋まっていました。ツアーバスも1台来ていました。今度の土日(10/31.11/1)はかなりの混雑が予想されますね。駐車所の脇には奇麗なトイレがあります。(ここのトイレが閉鎖の場合は紅彩館が利用できるみたいです)
登山の出発時間がかなり遅くなりました。当初は、山村に漂う霧と奇岩に寄り添う木々の紅葉の写真でも撮りたいと考えていましたが、ここに来てたわけ事に終わってしまいました。
★霊山登山口〜鍜治古屋岩〜宝寿台〜見下し岩〜日暮岩入口
・鍜治古屋岩は登山道脇に鎮座する大きな岩です。ルンルン気分で臨んでいる人には少々きつい登りが続きます。少し急な九十九折の道を登り切り、脇道に逸れ鉄の梯子を上ると宝寿台に到着、最初の奇岩が見られます。次に登山道直ぐ脇にある見下し岩からも奇岩が見られます。
さらに少し進むと日暮岩入口(分岐点)、そこを左側に進みます。
★日暮岩入口〜国司沢〜天狗の相撲場〜親不知・子不知〜護摩壇〜霊山城跡
・日暮岩入口より、さらにそこから緩やかな登り、平坦な道になると国司沢展望所に到着、標柱付近からの奇岩の眺めも素晴らしいですが、梯子があり少し下がると更にいい眺めの所があります。撮影に夢中で転落には十分ご注意ください。
国司沢展望所を少し進むと天狗の相撲場があり、同じような景色が眺められます。天狗の相撲場より登山道に戻りさらに進むと霊山城跡と護摩壇の分岐点に差し掛かります、左側の護摩壇に向かいます。
最初に現れるのが親不知・子不知岩、そして護摩壇と言う奇岩の中や傍を進みます、スリルを味わえます。
(※上部には、不安定な岩が沢山あり人に当たったりしないのだろうかと心配な位です)
護摩壇を過ぎると急な登り坂になりますがすぐに終わり、少し進むと霊山城跡到着。
ツアーの人や、グループでハイキングを楽しまれている人、10人程の人が座り休憩され寛いでいました。
★霊山城跡〜西物見岩〜釣瓶落岩〜日枝神社跡〜天狗岩・稚児岩
・時間が無く早々に暗くなりそうなので先を急ぎます、この辺からは登山者も少なく静かな歩きでした。
西物見岩に寄ってから一旦下り、釣瓶落岩に寄りました。釣瓶落岩からは西物見岩方面と紫名峰方面がいっぺんに眺められます。なかなかの眺めでした。
次に目指すは日枝神社跡、日枝神社跡付近には、大きなマユミの樹でしょうか赤い実を沢山付けていて、小鳥たちが一生懸命食べていました。
日枝神社跡から天狗岩口へは、少々急な階段状の登りとなります。登り切ると天狗岩口、崖の方に少し進むと目の前に(左)天狗岩・(右)稚児岩が現れます。天狗岩は天狗岩と言うよりゴリラ岩と言う方がしっくりする感じでした。
★天狗岩・稚児岩〜紫名峰〜不動岩〜八方観・賞仙洞〜湧水の里分岐
・ここからは名もない、展望所が沢山出現その都度寄ってしまい時間があっという間に過ぎてしまいました。
そうこうしているうちに紫名峰の標柱(いちいち岩に名前を付けるのが面倒になったのか、「この辺一帯を紫名峰と言う」と下に解説が付いていました)
この辺の登山道は少し狭くて歩き難い所もありましたが注意して進めば問題ありません。進行方向は明瞭です。
とは言っても上を見上げれば屏風状の岩の連続、そして奇岩が続き、足元も見なくてはならず、良い意味で大変でした。
この岩から鷲岩が見えますの標柱が建っている所がありますが見た事がありませんでした(他のユーザーさんのレコを見たら最近は樹が伸び過ぎで殆ど見られないとの事で納得)
不動岩付近は、登山者の為の橋も掛けてて下さり(不動岩桟道)、無ければ周遊が楽しめない状況の所もありました。
八峰観に到着、標柱の傍からは絶景はあまり望めません、下界に向かって左側の岩を回り込むと後ろに絶景が広がっています。最後まで登れませんが注意して進んで下さい。屏風状の岩々を楽しんだ後は、お尻みたいなトンネルを潜り、直ぐに梯子があり急な下りになります、この辺の岩を賞仙洞と言うのでしょうか。
屏風状の岩々に魅了されているう内に湧水の里分岐に到着。
今回の私のコースとは反対側(湧水の里方面)からの紫名峰周回は急登の連続で少し大変かと感じました。
★湧水の里分岐〜日枝神社跡〜霊山寺跡〜日枝神社跡〜霊山城跡
・湧水の里分岐付近は少し複雑になっています。以前少し迷いました。
ここから日枝神社跡まではトラバース的感じで行けます、途中の桟橋状の道板一部腐食が進んでいます踏み抜きに充分気を付けて下さい。さらに進み途中から車が通れそうな林道(車には急すぎる道)になり、途中軽トラが駐車、こんな所まで来てキノコ採りかなと思っていたらチェーンソーで登山道を邪魔している倒木を切る作業をされていました。ちょっと言葉を交わし、深々とお礼の挨拶をして後にしました。途中から日枝神社跡経由、霊山寺跡まではほぼ平坦な道です。霊山寺跡にはカラマツ林の中に案内板と「霊山寺跡」の標柱だけで、他は昔はいろんな建物が建っていたであろう場所は奇麗に草が刈られた状態になっていました。
★霊山寺跡〜霊山城跡〜東物見岩(霊山最高峰825m)〜望洋台
・登山道は見晴らしは殆ど無く、最初は平坦な道を進みますが霊山城跡への登りは疲れていたので大変でした。
霊山城跡で座り休憩後、東物見岩→蟻の戸渡→望洋台まで進み、望洋台から太平洋を眺めるも霞んでて見えませんでした。
★望洋台〜五百羅漢岩〜弘法の突貫岩〜弁天岩〜日暮岩〜宝寿台〜霊山登山口
・五百羅漢岩は登るのに少し大変なので今回はパス、弘法の突貫岩を経由して弁天岩で奇岩の景色を眺める。この辺りから太陽の日差しが霊山にも差し始め、日暮岩で写真撮り後、急ぎ足で宝寿台へ、太陽の日差しはまだありましたが逆光であまり良い写真は撮れませんでした。残念でした。
そして日は照っていますが日が射さない所は極端に暗くなりだして来たので急いで霊山登山口に向かいました。駐車場にはもう私の車の他、1台だけでした、霊山登山出発時はあんなに沢山車があったのに。
国司沢・天狗の相撲場方面は、岩の上から絶景を眺めるのが多いうと感じ
紫名峰方面は屏風状の岩々の下を歩くのが多いと感じました。
妻とは本日は、私が休みなので私が夕食の焼きソバを作る約束をしていましたがもう霊山登山口駐車場で16時過ぎていました。桑折町付近は柿が特産品なのでしょうか柿の木がまだ沢山の実を付けていたので寄り道して柿の写真も撮りたいと思っていましたが、叶いませんでした。
私の山行きにはなるべくお金をかけない主義なので当然帰路は高速を使う予定になっていませんでしたが急遽東北自動車道(￥1690円)に乗って帰宅、美味しい(?)焼きソバも作れ、無事妻の帰宅を待つ事が出来ました。
お陰様で、霊山での大変充実した一日と、平和な夕食のひと時を迎える事が出来ました。
合掌
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