八総鉱山口から荒海山


- GPS
- 07:43
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,206m
- 下り
- 1,205m
コースタイム
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 7:17
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
八総鉱山跡の直ぐ先の広い空き地に駐車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
荒海川沿いから尾根上迄は、多数の道標が有り辿って行けば問題無し。 徒渉は水量次第で、増水時は危険と思われる。 急斜面にはロープが設置されていて、慎重に行動すれば問題無し。 避難小屋直前が笹薮で、朝露に濡れる。 |
その他周辺情報 | 湯ノ花温泉 弘法の湯(200\,7-22,-,0241-64-5611)2台駐車 事前に商店、民宿等で入浴券購入が必要。石鹼無。 道駅田島と番屋の間に、ナビ表示でコンビニヤマザキが2店あったが、 実際には影も形も無かったので閉店したものと思われる。 道駅番屋の西側では営業していた。 |
写真
感想
朝、道駅田島で3:30に起きると金星やオリオンがクッキリ見え、天気予報を4種類確認して登山口に向かった。R352から林道への入口に通行止めの標識があり、2年前と全く同じ状態で、一瞬また敗退かと焦ったが、気を取り直して少し西に進むと、また林道入口があった。
其処には「工事現場入口」の看板があるだけで荒海山を示す目印は何もなかったが、進んでみたら、ナビが八総鉱山口への道をトレースし始めたので、続けて奥に向かった。
林道は大部分未舗装だけど凸凹が少なく比較的幅広くて、全く問題無く通行出来た。
八総鉱山跡には大きな建物が建設中らしく、すぐ先の広い空き地に駐車した。
周囲が明るくなってから歩き出し、林道を5分程進み橋を渡った先に、荒海山コースの道標があり、そのすぐ先に真新しい登山ポストがあった。
荒海川沿いの道は、ほぼ崩壊した林道の様相で、至る所に厚いコンクリ板が散乱していた。
一方で、それを補うかのように道標が沢山設置されていて、自分の経験では断トツに多い。
1つの道標地点から次の道標が見えるので、迷う気がしない。
徒渉回数は、山行記録では7〜8回となっていたが、へつりで回避して6回だった。
今回、渓流足袋で歩いたが、水量が少なく水濡れは一切無かった。
本流から別れた地点で登山靴に履き替え、渓流足袋をデポした。
沢筋でカモシカを2回見たが、2回目は様子見で停まってくれたので写真が撮れた。
H1020m付近から枝沢を離れて山の斜面を登り始めるとロープが設置されていたが、今日は頼らずに登れる斜度&粘度。
思ったよりも早く尾根の鞍部に到着し、更に10分程で戸坪沢ルート合流点に着くと、明確に見える形で通行止めの垣が施されていた。
暫くUP/DOWNが続くが、登山口からずっと紅葉が綺麗で、余り気にならない。
特に、ブナの黄葉は、従来の思い込みを完全に覆す鮮やかな黄色橙色で周囲が染まり、どっぷり浸かった。
H1370m付近から急登の連続で、加えて滑りそうで、ロープが在って助かる。
ひたすらマイペースで黙々と登っているとH1520m位で視界が開け、振り返ると、七ヶ岳が間近によく見え、登って来た尾根筋の紅葉が目に鮮やかで気分爽快。
避難小屋直前の数10mは、笹薮っぽく朝露が残っていてズボンと靴が濡れた。
山頂には低灌木のトンネルから突然飛び出た感じで着いた。
展望は、西側一部に低灌木が目の高さにあり煩いが、視点をずらせば全周見える。
山頂から見えた山は、西側から時計回りに以下。
田代山、帝釈山、燧ヶ岳、平ヶ岳、会津駒ヶ岳、丸山岳、会津朝日岳、守門岳、浅草岳、粟ヶ岳、御神楽岳、飯豊大日岳、七ヶ岳、西吾妻山、磐梯山、一切経山、安達太良山、二岐山、三本槍岳、男鹿岳、大佐飛山、高原山釈迦ヶ岳、(筑波山霞んで見えず)、女峰山、男体山、太郎山、皇海山、日光白根山。
徳島から来た人に、高原山を間違って那須連山と伝えてしまったので、この場を借りて謝ります。同世代+三百名山目標+前日高原山を登った人でした。
直ぐ近くに東峰が見えるので、行ってみた。山行記録に鞍部から北側を通ると記載されていたが、何となく南側の方が藪が薄い感じがしたので、南側に渡ったら笹の丈が低くなり踏み跡もはっきり見えてきて、直ぐに到着した。一通り写真を撮って戻る途中一人と擦違い西峰に戻った時、その人は東峰に立っていた。往復12分だった。
下りは、太陽の高度が上がって紅葉黄葉が更に明るく輝き、もう何も言う事無し。
尾根上から駐車場迄は、紅葉写真を撮ってばかりで登り下りの時間がほぼ同じ。
荒海山は予想外に紅葉が綺麗な山だった。
2018/05に荒海川コースが通行止めになっていで、戸坪沢ルートの記録を見付けて行ったが、登山口に登山禁止の看板が立っていて、単なる趣味で、このルートを登ってもし遭難したら非難ごうごう周囲の人に迷惑を掛けるのは確実で、諦めて、隣の七ヶ岳に登った。
その後、南会津町に戸坪沢ルートを正式コースにするか荒海川コースを整備するかの対処をお願いした。その結果かどうかは分からないが、少なくとも道標については、これでもかという程に設置されていたので、南会津町の意図は十分に感じ取れた。自分にとっては、道迷いせず滑落もせずに無事に山登りできたので、この場で南会津町に感謝申し上げます。
只一点、荒海川コースは水量に左右される道で、最低限徒渉不要になる迄は利用者は余り増えないと思われる。
改めて南会津町HPを見ると「次年度に整備が終わり次第開山予定」となっていたので、更なる整備を期待したい。
当日の登山者は、荒海川コース2人、戸坪沢ルート6人?と戸坪沢が多かったが、「徒渉不要+短いC/T」のルートを選択するのは必然と思う。
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