360°の大眺望 山頂独り占め!快晴の天狗岳


- GPS
- 24:50
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 903m
- 下り
- 910m
コースタイム
登り(渋御殿湯〜黒百合ヒュッテまで)
・渋御殿湯出発9:30〜黒百合ヒュッテ到着11:20(登り:1時間50分)
*黒百合ヒュッテにて幕営&昼食休憩(1時間40分)
登り(黒百合ヒュッテ〜東天狗岳山頂〜西天狗岳山頂)
・黒百合ヒュッテ出発13:00〜中山峠経由〜東天狗岳山頂到着14:00〜西天狗岳山頂到着14:30
(登り:1時間30分) *西天狗岳山頂にて休憩、約30分
3/12:
下り(西天狗岳山頂〜東天狗岳山頂直下トラバース〜黒百合ヒュッテ)
・西天狗岳山頂出発15:00〜中山峠経由〜黒百合ヒュッテ到着16:00
(下り:1時間)
3/13:
下り(黒百合ヒュッテ〜渋御殿湯)
・黒百合ヒュッテ出発9:10〜渋御殿湯到着10:20(下り:1時間10分)
天候 | 3/12:快晴 3/13:晴れ時々曇り(かなりの強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・渋御殿湯駐車場は1,000円/日(テン泊で1泊するので、2,000円でした) (先に渋御殿湯の受付にて支払い後駐車します) ・当日(3/12)はここまでの道路に殆ど雪無し、駐車場内のみ雪面でした。 ・渋御殿湯の日帰り温泉は800円、露天無し、内湯が2槽で、その内1槽は ここの源泉かけ流しですが、湯温が26℃なので冷たくてとても入れません。 もう1槽は、源泉加温で天然水にて温度調節との事、ちょうどいい湯加減でした。 ボディーソープと石鹸有り、シャンプーは無しです。脱衣所にドライヤー等も無しです。 *浴場内の床が非常に滑り易いので、注意が必要です。 *日帰り入浴は10時〜15時までとの事です。 ・渋御殿湯〜黒百合ヒュッテまでの登山道は、全面雪道ですが、すれ違いが出来るくらいの幅広で、 一部急登があるものの、全般的に非常に歩き易い登山道です。 (この時期は日中融けて夜凍っているので、アイゼンがあった方が良いと思います) ・黒百合ヒュッテのテン場は、まだかなりの積雪で、水場は使用不可でした。 (水は持参か、ヒュッテでも購入可能。ペットボトルの水は550mlで350円、2Lで1,000円でした) ・テン泊は1,000円/1泊、その料金でヒュッテ内の暖房の効いたトイレが使用可能です。 (日帰りトイレ使用料は200円/1回) ・ヒュッテ〜東天狗(中山峠経由)はトレースバッチリで、凍結箇所も無し(3/12の午後時点) 急登&細いトラバース区間などはあるものの、アイゼン&ピッケルワークにて 慎重に進めば、特に問題無いかと思います。 ・東天狗〜西天狗間は西天狗への急登がありますが、完全な雪面にステップが出来ていましたので、 問題無く登り降り出来ました。 ・西天狗山頂は全域雪面でした(夏はハイマツ帯との事ですが、ハイマツの姿は無し) |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
勤続20年特別休暇 最終日 快晴!大展望!!山頂独り占めの天狗岳
先日(3/8)に初の赤岳登頂にて八ヶ岳デビューを果たした私ですが、
当日も最高の晴天で、且つ、初の八ヶ岳エリアという事で、このエリアの良さをトコトン味わって参りました。
そして今回、その八ヶ岳の良さを再度味わうべく、又、勤続20年の特別休暇もまだ続いておりましたので、
今度は八ヶ岳第二弾として、黒百合ヒュッテにテン泊での天狗岳登頂を計画致しました。
本来このコースであれば、私は登った事はありませんでしたが、データで見る限り、
距離・標高差的にも十分な日帰りコースかと思います。
しかしながら、せっかくの特別休暇もまだ続いている上、天気も非常に良さそうだったので、
敢えて時間的に超贅沢な、テン泊山行にしてみました。
(それと、1月の上高地でのテン泊デビュー以来、雪上でのテン泊がやめられなくなってきた自分がいます・・・)
まずは、出発地点の渋御殿湯から黒百合ヒュッテまでの登りです。
この間は登山道(トレース)も明瞭で、且つ、幅も広く、非常に歩き易い事この上ないです。
又、データ通り3km程度の距離ですので、十分体力を残したままヒュッテに到着する事が出来ました。
ヒュッテに着いたら早速幕営です。既に前に使用していたテント跡が幾つかありましたので、
ほぼ整地する事も無く、設置完了です。
今回は手間要らずでホントに楽チンでした。前の方に感謝です。
水については、水場がまだ使用出来ないとの事なので、ヒュッテで水を購入しました。(550mlのペットボトルを2本)
積雪期でもこのように山小屋が営業していて、簡単に水が手に入る・・・
さすが人気の八ヶ岳といった感じです。
昼食を摂り、午後から天狗山頂へ向けて出発です。
今までこのように昼過ぎから山頂アタックなんてあり得ませんでしたが、何しろ距離が短く、
さらにテン泊なので、夕方までにここまで戻って来れば良いという、超余裕の条件です。
山頂までの工程は、中山峠経由で稜線上を東天狗に向って行くコースです。
樹林帯が終わる頃から徐々に傾斜がキツクなり始めました。やはり短距離とは言ってもまだまだ完全な雪山。
雪の急斜面でピッケルを使いながら慎重に登って行きました。
程なく東天狗の山頂が見えて来ました。やはり実際の距離が近いので、
いつもの山行に比べれば、感覚的にもかなり短く感じました。
そして東天狗岳に登頂です。こちらはそれなりに強い風がありました。ですが、快晴の青空の元、360°の大展望です。
先日登ったばかりの赤岳も雲一つ無く丸見えです。
さらには、登った時間が遅かった為か、山頂及びその周辺には誰もいない・・・
何と山頂を完全に独り占め状態です。
超快晴の青空、360°の大パノラマ、誰もいない私一人の山頂独り占め・・・
こんな贅沢で最高の環境が待っていたとは・・・
今回の特別休暇の最後を締めくくるに相応しい最高の舞台となりました。
テン泊で余裕の工程を組んだ事もこの大成功に繋がったと思います。
今までは、日帰りでちょっと無茶な大物ピークハントばかりを考えていたのですが、
テントを購入して雪上でのテン泊デビュー以来、荷は重いのですが、
テントを担いでの余裕の山行が好きになって来ました。
そして、東天狗での絶景をこれでもかと堪能した後、西天狗へも行ってみました。
西天狗は岩の露出が無く、完全な雪面での急斜面をトボトボと登って行きます。
ですが、雪面にステップがありましたし、ピッケルを刺しながらゆっくり登って行きましたので
特に問題ありませんでした。
そして西天狗岳登頂です。こちらも山頂に誰もいませんので、またまた独り占め状態です。
又、こちらは、東天狗と違い風が弱く、頂上の面積も広々としています。
これだけ近く、目の前なのにここまで風の強さが違うものかなと思いました。
風の弱い山頂でまたまた360°の大眺望を心ゆくまで堪能しました。
先ほどの東天狗といい、本当に今日はこれ以上ないくらいの最高の環境を与えて頂き、感謝の気持ちで一杯です。
又、今回の勤続20年の特別休暇を頂き、休暇中に色々とご協力頂いた
職場の皆さんにも大変感謝しています。
皆さんにご協力頂いたお陰で、このような素晴らしい山行を経験する事が出来たのは言うまでもありません。
そして快晴・微風の西天狗岳山頂での絶景を心ゆくまで堪能し、約束の時間(15時)と
なりましたので、我が家に戻る事にしました。
(下り:西天狗岳山頂〜黒百合ヒュッテまで約1時間)
初めまして
私は前日にテン泊した者です このコースはゆっくりもできていいですね 写真からも伝わってきますよ
途中ですれ違いましたよね
kijimunaさま
コメントありがとうございます。
先にレコお邪魔していたのに気付きませんでしたが、
kijimunaさんのテン場を使用させて頂きました。
デコボコも無く最高の整地でした。
本当にありがとうございました
バルトロ購入も見させて頂きました。
赤も良い感じですね
私のは、色が廃盤になるとの事で、約3割引きにて
お得に購入させて頂きました。
これからも晴天の山、テン泊でお会い出来たら良いですね
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