日帰り雨の八ヶ岳連峰《権現岳〜北八ヶ岳ロープウェイ》

- GPS
- 11:32
- 距離
- 34.0km
- 登り
- 3,315m
- 下り
- 2,072m
コースタイム
- 山行
- 10:33
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 11:02
| 天候 | 雨のち曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
下山後、小淵沢駅から、道の駅小淵沢までの 灼熱の2kmは苦痛 ♞北八ヶ岳ロープウェイ 1,400円 ♞バス《北八ヶ岳ロープウェイ線》 北八ヶ岳ロープウェイ駅〜茅野駅 2,000円 ♞電車 茅野駅〜小淵沢駅 420円 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
八ヶ岳連峰は総じて道が悪いので、体力度レベル8よりも重く感じる |
| その他周辺情報 | テンホウ 富士見店(登山前) テンホウ 塩尻店(下山後) クア・アンド・ホテル信州健康ランド(常宿) |
写真
感想
今日は全国的に曇り空
しかし明日は晴れるだろう
との見込みは見事に外れた。
3度目の正直の八ヶ岳連峰は、全く眺望のない完全無欠の雨だった。
道の駅小淵沢に到着。ほぼ満車。車中泊の車が多い。流石に9月の三連休は凄いことになっていた。0時きっかりに小淵沢を出発。八ヶ岳に向かう。気温は涼しく半袖がちょうど良かった。観音平への登山口に近づけは、そこは笹やぶ。この辺りは昨晩お湿りがあったのか植生は身体に水滴を宿している。レインウェアを着込んだ。八ヶ岳は水の豊かな山域だが、そのおかげが、植生もすこぶる豊かだ。権現岳まで顔の高さまである植生が全身に迫ってくる。不快な湿度の中、4時間かけて権現岳に登頂した。とても遠かった。権現岳からのrouteは2度目だが全く記憶になく、旭岳付近の下りの傾斜に驚いた。天候はますます悪くなり、霧雨。視界のない中を淡々と進む。結構な苦行だが、鈴鹿セブンの濃霧の彷徨を懐かしく思い出していた。あれを標高2,500付近でやっているのだからお目出度い。
視界のない霧雨の夜の南八ヶ岳。二度と来ないだろう。そんな苦行をやっている甲斐小泉駅からの人がもう一人いた。
同じく天気予報に騙された人だろう。
先に行かせてもらう。キレット小屋からの赤岳は近かった。この辺りの両手を使っての岩登りが楽しく、自分はクライミングが好きなのだと改めて認識した。
赤岳登頂、6時間。30分程ビハインドしていたので焦る。八ヶ岳縦走にはバスの関門時間がある。視界のない赤岳山頂は、写真待ちの登山者で溢れかえっていた。背景真っ白でも撮りたくなる。今回は2度目なので先を急いだ。硫黄岳山荘まで淡々と進む。雨は相変わらずだが、行き交う登山者は多い。三連休に八ヶ岳に来てしまったことを後悔した。夏沢峠から天狗岳までのrouteは歩きやすく、一番好きな区間だ。天狗岳山頂も人で溢れかえっていた。今回の登山の目玉はニュウだが、ニュウに着くまでには天候が回復して欲しいと思いながら、真っ白けな八ヶ岳稜線を先へ急いだ。ニュウ分岐からニュウまで、そしてその先も、ひときわ道が悪かった。沢山の登山者が前からやってくる。北八ヶ岳でニュウは、絶大な人気を誇るらしい。女性が特に多い。
ドロドロの足場にウンザリしながら、白駒池へと急ぐ。
北八ヶ岳の中山峠から麦草ヒュッテ間は
どちらのrouteを通っても足場が悪い。特に前日に雨が降ると最悪になる。北八ヶ岳は、連日快晴が続く日程を選択すべきだろう。白駒池を抜けた時点で、バスの時間にはとても遅れていた。乗れるはずだった10:50には全く手が届かない。次の12時を逃すのだけは勘弁だったので、レインウェアを脱いで、走った。
麦草ヒュッテから北八ヶ岳ロープウェイまで必死で頑張り、何とか9分前に山頂駅に辿り着いた。危なかった。
八ヶ岳は好きだが、交通の便が悪い。
白樺湖のバスの最終が17時なら蓼科山も行けるが、15時(平日)では微妙なところだ。
一日で八ヶ岳完全縦走をやれる人は、かなり速い。挑戦するのも躊躇われるようなバスの最終時刻である。
Ntraverse3190
















いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する