鳩ノ巣〜海沢探勝路〜大岳山〜馬頭刈尾根〜武蔵五日市


- GPS
- 10:00
- 距離
- 21.7km
- 登り
- 1,563m
- 下り
- 1,703m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
青梅5:45 → 6:19鳩ノ巣 復路: 武蔵五日市16:47 → 17:22立川 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○登山ポスト 鳩ノ巣駅にあり。 ○トイレ 鳩ノ巣駅、越沢、海沢園地、大岳山荘、瀬音の湯、武蔵五日市駅にあり。 ○道の状況 ・鳩ノ巣〜大楢峠 林道工事中のため、脇道が設置されている箇所がいくつかあるが、コースはきれいに整備されている。 また、道標が設置されているため、道迷いの心配もない。 ・大楢峠〜海沢園地 林道歩き。途中から舗装道になる。危険個所なし。 ・海沢園地〜大岳山/鋸山の稜線 昭文社の「山と高原の地図」では、破線ルートであるが、踏み跡がしっかりしており、所々に標識とテープが設置されているので、道に迷う危険性がない。また、ルート上、細いトラバース道もあるが、危険度は高くない。(積雪機は別で、ルートを探すのが難しいかも知れません。) 但し、登山道から滝に下りる場合、斜度がきついので注意されたい。 大滝を過ぎ、暫く歩くと、山葵田が現れる。渓谷に沿って長々と山葵田が続く。この山葵田の脇に山葵運搬用と思われるモノレール軌道が敷設されている。やや無粋ではあるが、モノレールが登りへの道案内をしてくれる。 大岳山/鋸山の稜線まで残り1.4kmの地点で、山葵田、モノレールと別れ、急登になる。急ではあるが、歩き難い道ではない。やがて、明るい歩きやすい爽快な支尾根に出て大岳山/鋸山の稜線に至る。 ・大岳山/鋸山の稜線〜大岳山〜大岳山荘〜馬頭刈尾根 岩の多い道。特に大岳山頂へ至る道は露岩が多いので、注意したい。 ・馬頭刈尾根〜富士見台〜つづら岩〜鳥脚山〜馬頭刈山〜光明山 初めてこの尾根道を歩きました。 ノンビリした広い尾根道を想像していましたところが、所々露岩があり、安全に留意して、3点支持をしながら下りた方が良い箇所もありました。 馬頭刈尾根は、つづら岩を擁していますので、露岩部が多いのでしょう。 勿論、全般的には広く、明るい尾根道です。 ・光明山〜瀬音の湯 明るい尾根道が途中からつづら折りの道に。危険個所は無く、道標も多いため、安全。 ○温泉 下山場所に秋川渓谷瀬音の湯があります。バスの待ち時間に温泉に入ることができます。 今回は武蔵五日市駅まで歩くので、温泉に入りませんでしたが、もう五日市駅まで線が引けましたので、次回からは温泉+バスを使用しようと思います。 |
写真
感想
1泊で百名山の山あるきを予定していましたが、カミサンの膝痛、私の仕事で、単独での日帰り山行となりました。
ま、この機会だから、赤線つなぎと新調した夏靴の履き心地をチェックしてみようと思い、このコースを選択。
本来の目的は、鳩ノ巣駅から武蔵五日市駅まで歩くことでしたが、海沢探勝路、馬頭刈尾根が思いの外、良い道で楽しめました。
特に海沢探勝路が新鮮で、渓流、滝、山葵田が清々しいものでした。
大岳山からの眺めは、春霞か黄砂かスギ花粉かPM2.5のためか、御前山、三頭山、浅間尾根、権現山までは見えますが、富士山を含め遠くの眺めが望めませんでしたが、楽しく歩くことができました。
・鳩ノ巣〜大楢峠
林道メインの眺めのない道。稜線に出ることがなく、面白みには、欠けます。
・大楢峠〜海沢園地
舗装道ある気がメイン。道としての面白みはないが、あまり見たことのない角度からの天地山、鋸山、城山、それから川苔山が朝日に照らされて、美しい姿を見せる。ちょっと得した気分になれました。
・海沢園地〜大岳山/鋸山の稜線
昭文社の「山と高原の地図」では、破線ルートですが、踏み跡がしっかりしており、所々に標識とテープが設置されているので、道に迷う危険性がありません。また、ルート上、危険度も高くありません。
渓流の流れる音を聞きながら登り始めます。すると、滝の音色が聞こえてきます。谷の流れが美しく、また多くの岩が苔生しており雰囲気が良い登山道。この海沢谷にある滝は、小ちんまりしているけれど、三ツ釜の滝、ネジレノ滝など流量、結構流量があります。
このルートは、人通りがなく、滝を独り占めで楽しむことができました。シーズンでないからかもしれませんが、歩き易い良いコースなので、登山客が少ないことが不思議です。
大滝を過ぎ、暫く歩くと、山葵田が現れます。渓谷に沿って長々と山葵田が続きます。この山葵田の脇に山葵運搬用と思われるモノレール軌道が敷設されています。やや無粋ではあるが、モノレールが登りへの道案内になっています。
大岳山/鋸山の稜線まで残り1.4kmの地点で、山葵田、モノレールと別れ、急登となります。斜面は急ですが、歩き難い道ではありません。やがて、明るい歩きやすい爽快な支尾根に出て大岳山/鋸山の稜線に至ります。
滝、山葵田を見ることを考えると、新緑の季節、5月末〜6月初旬がこの海沢探勝路のべストシーズンと思われます。
鮮やかな新緑に滝のしぶきが気持ち良く、山葵田の山葵も青さを増すでしょう。
・馬頭刈尾根〜富士見台〜つづら岩〜鳥脚山〜馬頭刈山〜光明山
初めてこの尾根道を歩きました。
ただのノンビリした広い尾根道を想像していました。
予想通り、広くて明るい尾根道でしたが、所々露岩があり、キチンと3点支持をしながら下りた方が安全な個所もありました。
なかなか、侮れない道でした。
馬頭刈尾根は、つづら岩を擁していますので、露岩部が多いのは、当然ですね。
今日もつづら岩に8名ほどの方が張り付いていらっしゃいました。
三つ峠、幕山もクライミングが盛んですが、ここも切り立っていて、結構登り甲斐がありそうです。(私はやりませんが。)
また、つづら岩は大きいので、岩登りできそうなポイントも多くあるようです。
・光明山〜瀬音の湯
普通のハイキングコース。変化が少なく、車の騒音が聞こえ、山行が終わったことを知らされます。
・瀬音の湯〜武蔵五日市
沿道の家々の庭は、水仙が盛りでした。
写真を撮っていると、「増えすぎて困るから、引き抜いて持って行って欲しい」と言われたけど、今回は、遠慮しておきました。
全般的に、変化に富んだ楽しいハイキングをすることができました。
また、今回は、夏用靴の試し履きもしてみたのですが、露岩等があり、履き心地のチェックに最適なコースでした。
○温泉
下山場所に秋川渓谷瀬音の湯があります。バスの待ち時間に温泉に入ることができます。
今回は武蔵五日市駅まで歩くので、パスしましたが、もう五日市駅まで線が引けましたので、次回からは温泉+バスを使用しようと思います。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
ロングコースを歩かれたんですね。
調査中のNO.120はコブシ、NO.128はヒメオドリコソウ
ではないでしょうか?
違ったらスミマセン・・・m(__)m
コメントどうもありがとうございます。
ロングっぽいですけれど、大楢峠〜海沢縁地、瀬音の湯〜五日市の合計約6kmが舗装道路ですので、ロングと言われるのが恥ずかしい
お花
仰る通り、コブシとヒメオドリコソウでした。
花に興味がなかったのですが、山歩きをするうち、花に興味を持ち始めました。
しかし、元来、花に関する常識が無いので、判らない花だらけ。
もっと勉強しなくては
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する