テント泊での初めての石鎚山 -夏- (1984)

ベルクハイル
その他1人 - GPS
- 28:30
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,156m
- 下り
- 2,041m
コースタイム
- 山行
- 3:50
- 休憩
- 6:40
- 合計
- 10:30
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 2:40
- 合計
- 8:30
※夕暮れ時も、山頂往復
8/12 5:10 二の鎖下発−5:40-6:10石鎚山山頂−6:30-8:40二の鎖下(テント撤収)−9:00夜明峠−10:10天柱石−12:20岩原分岐−13:40西の川
| 天候 | 8/11 晴れ 8/12 霧、のち 晴れ時々曇り |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
帰りは、西の川まで徒歩下山、西の川よりバスで下界へ |
| コース状況/ 危険箇所等 |
現在もそうだが、二の鎖下がテント場で、(この当時は)5〜6張りは設営できた。 水場は、土小屋側へ向かって5分のところの北壁ルンゼの沢で、夏場だけわずかに沢水が流れており補給できる。 |
写真
感想
【山行No 67】
※ 就職して四国に赴任し、忙しい日々を過ごしているうちに、はや3か月が経った。
四国を代表する山、石鎚山へは、なかなか行く機会ができなかったが、ようやく、石鎚へ行く機会ができた。
今回は、お盆休みに計画している北アルプス遠征(剣岳、立山)の前の小手調べでもあり、またこの年の5月に購入したテントを初めて使用することにもなる。
8月11日(土)
・今回、友人のM氏が一緒に行くとのことで、M氏の車で登山口まで行く。 M氏は日帰り予定なので軽装だが、自分はテント泊なので大ザックで荷物も山盛り。
9:20 ロープウエー成就駅
・さっそく出発する。真夏ではあるが山の中の朝なので涼しい。
が、自分はシュラフ、テントも担いでいるので、軽装のM氏とはどうしても足取りの差がついてしまう。
11:30 二の鎖下
・ここで荷物を置いてだいぶ楽になった。M氏とともに、空身で二の鎖、三の鎖を初めて登るが、 思っていたような難しさはなく、ぐいぐいと調子よく登れた。
12:10-13:10 石鎚山頂(天狗峰)
・山頂に気持ちよく登頂できた。夏の割には展望もあり、二の森あたりの稜線が、この標高にしてはアルペンムードのある良い眺め。
13:50 二の鎖下(テント場)
・ここで日帰りのM氏と別れ、自分はさっそくテントを張ってみる。
・テントを張って中に入るが、ここは草地で日差しをまともに浴びるので、テントの中は蒸し風呂のように暑い(内温32℃)、でも外はアブが多くて外にも出づらく、つらい午後だった。
・水は少しは持ってきているが、水場の標識に従い、土小屋への道に入り、 少し行ったところのルンゼで、ちょろちょろと流れる水を汲む。
・夕方、陽が傾いてから、夕焼けを見るため、空身で再び山頂へと向かう。
18;30-19:20 石鎚山山頂(弥山)
・山頂の小屋に泊まってる人が多いようで、この時間でも山頂には結構な人がいた。
19時ころに夕日は西の雲の中に没したが、上空の巻雲が赤く燃えて、良い夕焼けだった。
・テント場に戻って、テントに入る。隣接する二の鎖元小屋は、泊まる人もいないようでひっそりとしている。
・陽が落ちると、昼間とは打って変わって涼しくなった。
・テントからは、下界の西条の街の灯りがきらきらとシャンデリアのように輝いて美しい夜景を楽しめた。
8月12日(日)
5:10 テント場発
・今朝も、頂上からご来光を見ようと思い、日の出前にカメラひとつの空身で山頂へと向かう。
5:40-6:10 石鎚山(弥山)
・日の出は5:50だった。日の出前までは山の中腹より下は雲海となっていたが、 日の出とほぼ同時に雲がグングンと湧き上がり、天狗岳を霧が覆う幻想的な風景となった。
6:30-8:40 二の鎖下
・まだ朝も早いが、周辺は雲に覆われているし、なんだか縦走する気も湧かないので、そのまま下山することにした。
9:00 夜明峠
・ここから、西の川へと下るルートに入る。
最初は自然林と笹原の風景が気持ちの良い道だったが、
途中からは伐採地や杉の人工林を通る道となり、あまり感じは良くなかった。 下るにつれて暑くなってきたので、休みを何回か取りながら、単調な道を下る。
13:40-14:12 西の川
・夏の午後の下界は、さすがに暑い。
・ここからバスに乗って、夕方早い時間に新居浜に帰着した。
※ 初めての、テントを担いでの登山だったが、体力的にはテントを担いでの登山も問題ないことを確認できたし、一人用のテントの心地よさも感じられたので、練習を兼ねた登山としては、良い経験だった。
また、石鎚山の鎖場は、初めてだったが、自分的にはさほどでもないな、という感触で、8月に予定している剣岳の岩場、鎖場へのトレーニングとしても、良い経験になった。










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