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Yamareco

記録ID: 285777
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積雪期ピークハント/縦走
磐梯・吾妻・安達太良

西大巓〜西吾妻山 〜さよならモンスター〜

2013年04月14日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山形県 福島県
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tams その他2人
GPS
--:--
距離
11.7km
登り
1,227m
下り
1,227m

コースタイム

グランデコスキー場(8:30) ⇒ ゴンドラ(8分) ⇒ 標高1,390m(8:55) ⇒ 西大巓(11:15) ⇒ 西吾妻山(12:05) ⇒ 西吾妻小屋(12:50) ⇒ 昼食(30分) ⇒ 西大巓(13:50) ⇒ 標高1,390m(14:40) ⇒ ゴンドラ(8分) ⇒ グランデコスキー場(15:00)
天候 快晴、稜線はやや風が強い
気温は16度〜19度くらい
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
グランデコまでは車(都内深夜発〜早朝着)
グランデコから標高1,390mまでゴンドラ利用(往復1,500円)
コース状況/
危険箇所等
樹林帯はトレースが方々についており非常に混乱しやすい。
南側斜面、午後は雪が腐り踏み抜いたり滑りやすい。
グランデコスキー場 ゴンドラ乗り場。
2013年04月14日 08:21撮影 by  iPhone 4S, Apple
4/14 8:21
グランデコスキー場 ゴンドラ乗り場。
8分でイッキに1390mまで。動いていない第4クワッドリフトに沿って登る。裏磐梯が綺麗に見える。
2013年04月14日 09:07撮影 by  iPhone 4S, Apple
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4/14 9:07
8分でイッキに1390mまで。動いていない第4クワッドリフトに沿って登る。裏磐梯が綺麗に見える。
樹林帯へ入る。気温は10度を超え、風もなく暑い。
2013年04月14日 09:38撮影 by  iPhone 4S, Apple
4/14 9:38
樹林帯へ入る。気温は10度を超え、風もなく暑い。
上り一辺倒。赤テープも2つしか発見できず、トレースはあるものの不安。
2013年04月14日 10:42撮影 by  iPhone 4S, Apple
4/14 10:42
上り一辺倒。赤テープも2つしか発見できず、トレースはあるものの不安。
だんだんシラビソがまばらになり、眺望よく安達太良山〜磐梯が見え 登るのも楽しくなる。
2013年04月14日 10:47撮影 by  iPhone 4S, Apple
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4/14 10:47
だんだんシラビソがまばらになり、眺望よく安達太良山〜磐梯が見え 登るのも楽しくなる。
一瞬、樹林帯がきれ開けたところに出る。
2013年04月14日 10:54撮影 by  iPhone 4S, Apple
4/14 10:54
一瞬、樹林帯がきれ開けたところに出る。
ちょっとした(偽)ピークを巻いて…
2013年04月14日 11:05撮影 by  iPhone 4S, Apple
4/14 11:05
ちょっとした(偽)ピークを巻いて…
真っ白な西大巓が目前。
2013年04月14日 11:12撮影 by  iPhone 4S, Apple
4/14 11:12
真っ白な西大巓が目前。
西大巓にある標識。さすがに風がやや強くうっかり帽子が飛ばされるも無事回収。
2013年04月14日 11:19撮影 by  iPhone 4S, Apple
4/14 11:19
西大巓にある標識。さすがに風がやや強くうっかり帽子が飛ばされるも無事回収。
磐梯山から右手奥に見えたあの山は、会津駒〜燧ケ岳だろうか…。とっても格好良い!!
2013年04月14日 11:20撮影 by  iPhone 4S, Apple
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4/14 11:20
磐梯山から右手奥に見えたあの山は、会津駒〜燧ケ岳だろうか…。とっても格好良い!!
軽くバナナなど食べ休憩ののち、目指すは西吾妻山。
2013年04月14日 11:33撮影 by  iPhone 4S, Apple
4/14 11:33
軽くバナナなど食べ休憩ののち、目指すは西吾妻山。
下る。稜線は時折風が吹くものの、強くない。
2013年04月14日 11:38撮影 by  iPhone 4S, Apple
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4/14 11:38
下る。稜線は時折風が吹くものの、強くない。
下りきると再び樹林帯。無風。暑い。
2013年04月14日 11:49撮影 by  iPhone 4S, Apple
4/14 11:49
下りきると再び樹林帯。無風。暑い。
この雪を超えるとそこには…
2013年04月16日 13:50撮影 by  iPhone 4S, Apple
4/16 13:50
この雪を超えるとそこには…
雪原が広がっていた…。西吾妻小屋が見える。
2013年04月14日 12:01撮影 by  iPhone 4S, Apple
4/14 12:01
雪原が広がっていた…。西吾妻小屋が見える。
いっきに山頂を目指す。ここまでくれば、あと少し…
2013年04月16日 14:08撮影 by  iPhone 4S, Apple
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4/16 14:08
いっきに山頂を目指す。ここまでくれば、あと少し…
日の光を浴びてぼろぼろに。モンスターの残骸。
2013年04月16日 13:51撮影 by  iPhone 4S, Apple
4/16 13:51
日の光を浴びてぼろぼろに。モンスターの残骸。
みんな、何かを求めて彷徨い歩いていくような。
2013年04月14日 12:07撮影 by  iPhone 4S, Apple
4/14 12:07
みんな、何かを求めて彷徨い歩いていくような。
エビのしっぽはたくさんある。
2013年04月14日 12:15撮影 by  iPhone 4S, Apple
4/14 12:15
エビのしっぽはたくさんある。
ようやく、そしてこれが西吾妻山頂。だたっぴろい。標識がみつからずパーティ全員で20分ほどあたりを捜索。
2013年04月14日 12:18撮影 by  iPhone 4S, Apple
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4/14 12:18
ようやく、そしてこれが西吾妻山頂。だたっぴろい。標識がみつからずパーティ全員で20分ほどあたりを捜索。
捜索のかいもなく、下山…って思ったら、ちゃっかりあった!!
2013年04月14日 12:41撮影 by  iPhone 4S, Apple
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4/14 12:41
捜索のかいもなく、下山…って思ったら、ちゃっかりあった!!
こうしてみると、なかなかまだモンスターな雰囲…
2013年04月14日 12:49撮影 by  iPhone 4S, Apple
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4/14 12:49
こうしてみると、なかなかまだモンスターな雰囲…
西吾妻小屋でお昼。シラビソの間から垣間見える赤い屋根、そして向こうに見える遥かな尾瀬。すてき!!
2013年04月16日 13:51撮影 by  iPhone 4S, Apple
4/16 13:51
西吾妻小屋でお昼。シラビソの間から垣間見える赤い屋根、そして向こうに見える遥かな尾瀬。すてき!!
下の扉は開いていたらしく、雪が大量に吹き込んでいた。なので2階にお邪魔します。
2013年04月16日 14:39撮影 by  iPhone 4S, Apple
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4/16 14:39
下の扉は開いていたらしく、雪が大量に吹き込んでいた。なので2階にお邪魔します。
お昼ごはんのあとは、再び西大巓を目指す。
2013年04月14日 13:26撮影 by  iPhone 4S, Apple
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4/14 13:26
お昼ごはんのあとは、再び西大巓を目指す。
午後になると雪が腐ってきて、ときどき滑ったり踏み抜いたり。
2013年04月14日 13:30撮影 by  iPhone 4S, Apple
4/14 13:30
午後になると雪が腐ってきて、ときどき滑ったり踏み抜いたり。
西大巓ふたたび!! あとは下るだけ。
2013年04月14日 13:50撮影 by  iPhone 4S, Apple
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4/14 13:50
西大巓ふたたび!! あとは下るだけ。
登りのほぼ1/3の時間で再びゴンドラ乗り場。下りのトレースには騙されまくった。GPS様様でした!!
2013年04月14日 14:31撮影 by  iPhone 4S, Apple
4/14 14:31
登りのほぼ1/3の時間で再びゴンドラ乗り場。下りのトレースには騙されまくった。GPS様様でした!!
撮影機器:

感想

以前、厳冬期の八ヶ岳でお会いした方と一緒に西吾妻山へ。
都内を深夜に出発、早朝5時ごろにスキー場に到着。
仮眠ののち8時ごろにチケット売り場へ。8時30分より数分早めにゴンドラが運転を開始。

一気に1390mまで標高をかせぎ、運転していない第4クワッドリフトに沿って登る。これがまた急登。初っ端からこの急登は正直キツい。後ろに見える磐梯山や安達太良山を振り返り登って、リフト終点までは約25分程度。ここから樹林帯に入るため景色は一旦見納め。
スノーシューやらスキーのトレースはついているものの、一本ではなく迷いやすい。赤テープもほぼ発見できず(道中2つしかみかけなかった)DocomoスマートフォンのGPSを利用しつつ登る。精度に不安はあったものの、無事 西大巓手前のピークに到着。ちなみにここまで登り一辺倒。西大巓手前は若干雪が腐っていた。ややすべるので注意。西大巓からは360度のパノラマが展開。安達太良〜磐梯〜たぶん会津駒や尾瀬が見渡せ非常に爽快。

西大巓から稜線を下り西吾妻小屋へ。そこからゆるやかな登りが西吾妻山へ続く。
朝の光をあびて土塊と化す怪物のように、モンスターの残骸がちらほらと目に付く。風の方向もあってか、最後の何かを求めて一方向に向かうように見え、兵どもが夢のあと、といった感じで少しだけ哀愁を感じた。きっと3月はじめ頃まではモンスターだらけの壮大な景観だったのだろう。さよならモンスター、こんどはきちんと樹氷の時期に来ようと思う。

山頂(らしきところ)へ着くと数人の先客があったが、皆 一様に山頂の標識が不明のようでそれぞれ思い思いの山頂で記念写真を撮っていた。我々も20分ほど標識を探すも見つからず、手近なところを山頂とし記念撮影、すわ下山…しようと思ったら、あった!! なんと登りきってすぐのところに標識あった。

西吾妻からの下山は南斜面で、午後になり雪が腐ってきたためか若干滑りやすく、何度か股下あたりまで踏み抜いた。西吾妻の非難小屋にて昼食をとり、西大巓へ。西大巓からの下山も同様 南斜面のため雪が腐りかけていた。樹林帯へ入ると、スキーやボード、登山者の思い思いのトレースがついていたため軽く混乱した。地図、及びGPSをよく確認しておかないと思わぬ方向へいってしまうので注意されたし。今回はDocomoスマートフォンのGPSが活躍した。

今回の西吾妻山は快晴、ほぼ無風の良いコンディションで雪山を楽しめてよかった。
アイゼン、ピッケル、踏み抜いたとき用のロープと用意していったが、一度も使わなかった。むしろTシャツや冷たい飲み物を用意すればよかったというほどだ。但し、今回天候に恵まれていたのでよかったが、悪天でホワイトアウトした場合を考えると、迷いやすく最悪な事態を招きそうだと道中何度も思った。

今回も良い山行だった。


帰りは布森山温泉温泉で疲れを落とした。
http://yugo.co.jp/spa/nunomoriyama/

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