天祖山(八丁橋〜天祖山)


- GPS
- --:--
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 1,048m
- 下り
- 1,048m
コースタイム
ー会所12:15ー天祖神社(山頂)12:18<休憩>12:30−八丁橋14:47
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:東日原16:17発 |
コース状況/ 危険箇所等 |
八丁橋から天祖山へのルートは、昭文社の山地図では赤実線の一般登山道となっていますが、 取り付きから尾根分岐までは危険箇所が点在し、通行には細心の注意が必要です。 尾根に乗った後も山頂まできつい登りが延々と続き、全体としてタフなコースです。 |
写真
感想
GW前半の3連休、天気予報は晴れ。川苔山や雲取山のメインルートはプチ高尾山状態だろうな〜(笑)と、行先は連休でも人の少なそうな天祖山に決定。山地図では一般登山道となっていますが、歩き応えのあるなかなかタフなコースでした。
奥多摩駅7:25発のバスは臨時便が出ず、1台にぎっしり満員で出発。
東日原BSから日原林道をゆっくり歩いて約50分で八丁橋に着きます。その先の取り付きから一気にジグザグに高度を上げ、以前転落死亡事故のあった支尾根の突端を右に大きく回り込み、足場の悪い急斜面を登り、左方へのスリリングなトラバースをこなした後、更にジグザグに高度を上げて主尾根に乗ります。
踏み跡は細く急で所々脆く、落ち葉の下には石ゴロが隠れており、また遥か下までよく見える木々のない急斜面のトラバースなど、とても緊張する箇所が連続します。
主尾根からは普通の尾根ルートとなりますが、一定の斜度の登りが延々と続きます。
二つ目の分岐のすぐ先の足元に水場があり、そこから5分ほどで巡視路の分岐があります。そこから15分ほどでロボット雨量計、更に数分で大日神社となります。大日神社は廃屋同然であり、少々薄気味悪く、休憩するならその手前の、明るく開けたロボット雨量計前の広場がおすすめです。
地図上では距離的に大日神社でまだ3分の1程度ですが、時間的にはこの辺りがちょうど中間点となります。
高度を上げるにつれ、尾根上は次第に雑木の森となり、ブナやミズナラの巨木が至る所に見られます。斜度の緩んだ唐松平を過ぎ、さらにひと登りで再び斜度が緩むと会所(社務所)が見えてきます。そこから5分程度の登りで厳かな佇まいの天祖神社(山頂)に到着します。山頂は小広く開けていて石尾根の向こうに富士山も見え、ゆっくりランチを楽しむにはもってこいです。
ルート上は落ち葉が堆積していて所々「?」な箇所がありますが、適当な間隔で赤テープが木々に巻いてあり、常に先を見ながら進むべき方向を確認していれば、道迷いの心配は少ないと思います。
奥多摩の最深部にポツンと位置する天祖山、身軽な日帰りピストンであっても、登山者の少なさ、標高差で1,000Mのきつい登り降り、体の硬い最初と疲労が蓄積した最後に危険個所を通過するコース展開等を考えると、奥多摩の一般登山道としては難度の高いルートであると思いました。
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