ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 288874
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

天祖山(八丁橋〜天祖山)

2013年04月27日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
6.2km
登り
1,048m
下り
1,048m

コースタイム

東日原BS8:06−八丁橋9:05−尾根分岐9:46−ロボット雨量計10:25−大日神社10:31
ー会所12:15ー天祖神社(山頂)12:18<休憩>12:30−八丁橋14:47
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:奥多摩駅7:25発
帰り:東日原16:17発
コース状況/
危険箇所等
八丁橋から天祖山へのルートは、昭文社の山地図では赤実線の一般登山道となっていますが、
取り付きから尾根分岐までは危険箇所が点在し、通行には細心の注意が必要です。
尾根に乗った後も山頂まできつい登りが延々と続き、全体としてタフなコースです。
春爛漫、快晴の日原集落を行きます。
1
春爛漫、快晴の日原集落を行きます。
林道をのんびり歩いて50分、八丁橋の先の登山口に到着。
林道をのんびり歩いて50分、八丁橋の先の登山口に到着。
奥多摩特有のスタートからの一気急登り。石垣で整備されていますが足元はやや不安定です。
奥多摩特有のスタートからの一気急登り。石垣で整備されていますが足元はやや不安定です。
高度感のある急なザレ場のトラバース。崩壊が進んでいる様子、かなり緊張します。
高度感のある急なザレ場のトラバース。崩壊が進んでいる様子、かなり緊張します。
下を見ると急で木々が殆どないので視覚的に怖い。
下を見ると急で木々が殆どないので視覚的に怖い。
やっと抜けました。ここからは心穏やかに歩けます。
やっと抜けました。ここからは心穏やかに歩けます。
う〜ん新緑に癒される。
1
う〜ん新緑に癒される。
最初の分岐、左に小さな祠あり。
最初の分岐、左に小さな祠あり。
次の分岐は左折。直進するはっきりとした踏み跡は孫惣谷へ下る巡視路と思慮。
次の分岐は左折。直進するはっきりとした踏み跡は孫惣谷へ下る巡視路と思慮。
すぐに水場。しっかりと出ていました。
1
すぐに水場。しっかりと出ていました。
さらに分岐。ここは右方向に進みます。左は旧日原林道。
さらに分岐。ここは右方向に進みます。左は旧日原林道。
ロボット雨量計。開けていて切り株もあり休憩にぴったり。
ロボット雨量計。開けていて切り株もあり休憩にぴったり。
雨量計からひと登りで廃屋同然の大日神社。
雨量計からひと登りで廃屋同然の大日神社。
大日神社から先はきつい登りが延々と続きます。
大日神社から先はきつい登りが延々と続きます。
左には石尾根。
右にはタワ尾根。ウトウノ頭のギザギザが顕著です。
右にはタワ尾根。ウトウノ頭のギザギザが顕著です。
尾根上部は美しい雑木の森が続きます。正面にやっと山頂が。
尾根上部は美しい雑木の森が続きます。正面にやっと山頂が。
ブナの巨木からパワーをもらいます(笑)
ブナの巨木からパワーをもらいます(笑)
見上げてみましょう。
5
見上げてみましょう。
ゆるゆると行きます。
ゆるゆると行きます。
山頂に近づくと斜度が弱まり、樹林越しに会所が見えてきます。
1
山頂に近づくと斜度が弱まり、樹林越しに会所が見えてきます。
そして更に5分ほど登ると天祖神社が現れます。
そして更に5分ほど登ると天祖神社が現れます。
山頂を表す表示はこれだけ。あくまで神社がメインということなんでしょう。
山頂を表す表示はこれだけ。あくまで神社がメインということなんでしょう。
写真では判り難いが正面に富士山。手前は七ツ石山の辺りですね。
1
写真では判り難いが正面に富士山。手前は七ツ石山の辺りですね。
さあ帰ろう。ルートは落ち葉で分かり辛いが迷うほどではありません。
さあ帰ろう。ルートは落ち葉で分かり辛いが迷うほどではありません。
上部は冬枯れ、下部は新緑。
1
上部は冬枯れ、下部は新緑。
日原林道に無事帰着。
日原林道に無事帰着。
林道から新緑のタワ尾根を見上げる。
2
林道から新緑のタワ尾根を見上げる。

感想

GW前半の3連休、天気予報は晴れ。川苔山や雲取山のメインルートはプチ高尾山状態だろうな〜(笑)と、行先は連休でも人の少なそうな天祖山に決定。山地図では一般登山道となっていますが、歩き応えのあるなかなかタフなコースでした。

奥多摩駅7:25発のバスは臨時便が出ず、1台にぎっしり満員で出発。

東日原BSから日原林道をゆっくり歩いて約50分で八丁橋に着きます。その先の取り付きから一気にジグザグに高度を上げ、以前転落死亡事故のあった支尾根の突端を右に大きく回り込み、足場の悪い急斜面を登り、左方へのスリリングなトラバースをこなした後、更にジグザグに高度を上げて主尾根に乗ります。

踏み跡は細く急で所々脆く、落ち葉の下には石ゴロが隠れており、また遥か下までよく見える木々のない急斜面のトラバースなど、とても緊張する箇所が連続します。

主尾根からは普通の尾根ルートとなりますが、一定の斜度の登りが延々と続きます。

二つ目の分岐のすぐ先の足元に水場があり、そこから5分ほどで巡視路の分岐があります。そこから15分ほどでロボット雨量計、更に数分で大日神社となります。大日神社は廃屋同然であり、少々薄気味悪く、休憩するならその手前の、明るく開けたロボット雨量計前の広場がおすすめです。

地図上では距離的に大日神社でまだ3分の1程度ですが、時間的にはこの辺りがちょうど中間点となります。

高度を上げるにつれ、尾根上は次第に雑木の森となり、ブナやミズナラの巨木が至る所に見られます。斜度の緩んだ唐松平を過ぎ、さらにひと登りで再び斜度が緩むと会所(社務所)が見えてきます。そこから5分程度の登りで厳かな佇まいの天祖神社(山頂)に到着します。山頂は小広く開けていて石尾根の向こうに富士山も見え、ゆっくりランチを楽しむにはもってこいです。

ルート上は落ち葉が堆積していて所々「?」な箇所がありますが、適当な間隔で赤テープが木々に巻いてあり、常に先を見ながら進むべき方向を確認していれば、道迷いの心配は少ないと思います。

奥多摩の最深部にポツンと位置する天祖山、身軽な日帰りピストンであっても、登山者の少なさ、標高差で1,000Mのきつい登り降り、体の硬い最初と疲労が蓄積した最後に危険個所を通過するコース展開等を考えると、奥多摩の一般登山道としては難度の高いルートであると思いました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2289人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら