東日原〜タル沢尾根〜将門馬場〜六ツ石山〜ハンノキ尾根〜境橋


- GPS
- --:--
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 1,037m
- 下り
- 1,286m
コースタイム
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
青梅5:45 → 6:23奥多摩 (JR) 奥多摩6:25 → 6:55東日原 (西東京バス:450円) 復路: 境橋14:22 → 14:32奥多摩 (西東京バス:230円) 奥多摩14:42 → 15:21青梅 (JR) |
コース状況/ 危険箇所等 |
○道の状況 コース上、危険箇所は、殆どありません。 斜度のややきつい登り下りもありますが、足元に注意して歩けば、問題ありません。 タル沢尾根、ハンノキ尾根ともに道標が殆どありません。 赤・ピンク・黄色・白のテープが設置されていますが、メインルートでなく、支尾根からのルートを表示したものもありますので、テープを辿る場合は、ご注意下さい。 地図とコンパスは必携です。 ○トイレ 奥多摩駅、東日原BSにあり。 |
写真
感想
昨日は、ハイカーの多い山を歩いたので、静かな山行がしたくて、このルートを選びました。
・タル沢尾根
尾根への取り付き以前に、日原川を渡る吊橋へ向かう道が見つからず、踏み跡を辿って、沢に下りたり、巨岩にぶち当たったり、30分ほど時間を食ってしまいました。
諦めかけて、ちょっと高いところに上がり、地図を見直したところ、民家の傍に道を見つけました。
川の北側の道を、いくつかの桟道を越えて進み、日原橋に到着したのは、バスを降りて、50分を経過していました。
橋を渡って暫く行くと右に腐りかけの木製の階段が現れます。
ここが尾根への取り付き。
植林を九十九折に上ると、伐採地が現れて、モノレールと遭遇します。
振り返れば、木々の間からヨコスズ尾根の石灰岩採掘場が見えます。
モノレールに沿って進むと、テープも現れ、登山道になります。
踏み跡が明確で、木製階段も設置されていたり、バリエーションとは思えないほど、整備されていますが、それは最初だけ。
次第に踏み跡が薄くなり、テープも減っていきます。
さらに、尾根に合流する支尾根からのテープ表示と入り組んで、テープを頼りに進むと、時々、変なところを直登させられる場面もあります。
しかし基本的に、上っていれば道を外しません。
無粋ではありますが、できる限りモノレールと平行して歩く方が安心できます。
但し、モノレールと離れなければならない細尾根があったり、モノレールと平行して上ると急登だったりします。
やがてモノレールと平行に金網が現れます。
金網は、広葉樹林と針葉樹林を隔てて設置されている様に見えます。
この金網が現れると、斜度がぐっと増します。
暫くは、このモノレールと金網に沿って落ち葉の敷かれた歩き難い急坂を登ると、
斜度が緩んで、金網に扉が出現します。
扉を越えて進み、モノレールと金網と分かれ、広葉樹林の尾根を登ります。
この尾根は、広くて気持ちの良い広葉樹林帯で、木々の間から長沢背稜を望むことができます。
一休みするにも良い空間です。
ここから尾根を意識して上り続けると、将門馬場に出ます。
将門馬場は、広いですが、眺めは皆無です。
タル沢尾根は、尾根を外さないように注意して、モノレールを頼りにすれば、下りに使用できないことはないと思います。
注意するとすれば、支尾根に向かうテープ表示に惑わされないことです。
なお、モノレールと分かれる箇所は、ヨコスズ尾根の石灰岩採掘場がよく見える伐採地ですので、判りやすいでしょう。
・将門馬場〜六ツ石山
石尾根らしく、とても歩きやすい明るい道です。
六ツ石山を北側に巻く道では、木々の間から長沢背稜が見えます。
・六ツ石山〜トオノクボ(扇平)
正面に御前山を見ながら下ります。
時折、大岳山も見られます。
とても明るい尾根道で、途中に桜、ミツバツツジの咲き残りを見ることができました。
・ハンノキ尾根
始めは視界の開けた広い尾根道。
反射板を過ぎて暫くすると、右側の植林に黄色テープが二つ設置されている箇所があります。
ここで広い尾根道と別れて、右の針葉樹林帯に進みます。
黄色いテープの間に踏み跡が続いているので、判りやすいです。
その後も踏み跡が明確で、巨岩の左を巻いて進むと赤い屋根の祠があります。
さらに下ると、剃り残しのヒゲのような、林が見えます。
この裏にネットで囲まれた民家があり、そのネットに沿って下山道があります。
まず、林に向かって下りますが、カヤトが立ち塞がっているので、カヤトを漕いで林の左側に進み、民家の倉庫を見てさらに進むと、緑色のネットが現れます。
ネットに沿って右に進んだ後、さらに沿って下っていくと、手書きの標識とモノレールに遭遇します。
あとは、踏み跡の明確な道なので、迷うことなく六ツ石山登山口、境橋バス停に行くことができます。
ハンノキ尾根は、総じて、太陽が降り注ぐ、暖かい道でした。
・境橋〜
奥多摩むかし道を歩こうかとも思ったのですが、バスが15分で来ると判ったら、もう歩く気が失せて、バスに揺られて奥多摩駅へ向かいました。
目論見通り、タル沢尾根、ハンノキ尾根では、人に会うことがありませんでした。
また将門馬場からトオノクボの間もそんなに人が多くなく、静かな春の一日を過ごすことができました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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モノレールに始まりモノレールで終わる?シブいですね
石尾根は余り注意してバリの取り付を見て歩いたこと無いのですが、地形図片手に探しながら歩くのも面白そうです
レスが遅くなり、申し訳ありません
タル沢尾根のモノレールは、雑誌・書籍やyoutaroさん等のレコで知っていましたが、ハンノキ尾根のモノレールは、偶然です。
シブいというより、モノレールに憑かれた山行でした。
ただ、これだけ多くのモノレール軌道を見ると、モノレールが山での運搬に必要であることが良く解りました。
タル沢尾根登りは、モノレールに出会えば安心して登ることができますので、取り付き探しがポイントですが、私の場合は、それ以前に橋への道がなかなか見つからないことが問題でした
今回は、地図をよく読みこむことと視点を変えることの大切さを再認識しました。
1955さんのおっしゃる通り、取り付き探しは楽しいです。
また、奥多摩のどこかを登ろうと思っています
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