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Yamareco

記録ID: 295440
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
御在所・鎌ヶ岳

鎌ヶ岳 (鎌尾根から独標尾根へ)

2013年04月29日(月) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 三重県 滋賀県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:31
距離
11.3km
登り
1,286m
下り
1,279m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

宮妻峡P 7:59−9:45 水沢峠 9:48−10:15 水沢岳 −11:40 衝立岩 12:19−12:59 岳峠 13:41−13:49 鎌ヶ岳 14:09−14:15 岳峠 14:18−14:41 カズラ谷分岐 −15:07 馬ノ背尾根分岐 −15:56 P791 16:19−17:22 宮妻峡P
※宮妻峡P〜登山口のGPS軌跡に乱れあり。
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
宮妻峡P:約40台駐車可。無料。トイレあり。
コース状況/
危険箇所等
P791〜宮妻峡Pは、地図にないバリコース。テープ、踏み跡あり。
ただし、駐車場着地点付近の植林地は、コース不明瞭。
その他は、一般登山道。
危険箇所は、水沢岳北のザレ場、衝立岩、白ハゲ。
【ここは余裕】
駐車場の心配をしなくていいのがいい。
【ここは余裕】
駐車場の心配をしなくていいのがいい。
【ピンクが濃い】
触ると手が赤く染まりそうなイワカガミ。
1
【ピンクが濃い】
触ると手が赤く染まりそうなイワカガミ。
【パステルブルー】
青いヤマルリソウのパステルカラーが目に優しい。
1
【パステルブルー】
青いヤマルリソウのパステルカラーが目に優しい。
【ちょっと赤ムラサキ】
対岸を彩るのはミツバツツジ。
1
【ちょっと赤ムラサキ】
対岸を彩るのはミツバツツジ。
【乱れ咲き】
大きなイワウチワの歓迎に歓声をあげる。
1
【乱れ咲き】
大きなイワウチワの歓迎に歓声をあげる。
【鈴鹿の槍ヶ岳】
水沢岳から見る鎌は、鋭く天を突きあげる。
1
【鈴鹿の槍ヶ岳】
水沢岳から見る鎌は、鋭く天を突きあげる。
【ちょっと休憩】
鎌を見ながら休憩しよう。早く行くのは勿体ない。
1
【ちょっと休憩】
鎌を見ながら休憩しよう。早く行くのは勿体ない。
【アカヤシオ色】
いい色にうっとり。
2
【アカヤシオ色】
いい色にうっとり。
【手が届く所に】
上ばかり見ていて前に進まない。
1
【手が届く所に】
上ばかり見ていて前に進まない。
【地上の青空】
道端にはハルリンドウがいっぱい。
2
【地上の青空】
道端にはハルリンドウがいっぱい。
【スタートとゴール】
衝立岩から始めて、目指すはあの頂上だ。
1
【スタートとゴール】
衝立岩から始めて、目指すはあの頂上だ。
【周回したくなる】
入道が目の前。目で周回コースを追ってみる。
【周回したくなる】
入道が目の前。目で周回コースを追ってみる。
【鎌の裏側だ】
かなり近づいてきた。ここからでなければ見られない鎌だ。
2
【鎌の裏側だ】
かなり近づいてきた。ここからでなければ見られない鎌だ。
【御在所も新鮮】
鎌の肩越しに見る御在所岳。牛が横たわっているかのよう。
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【御在所も新鮮】
鎌の肩越しに見る御在所岳。牛が横たわっているかのよう。
【山頂は満員】
山頂には、大勢の人が見える。
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【山頂は満員】
山頂には、大勢の人が見える。
【気持ちよさそう】
どこから来たのか、鎌の上空にパラグライダーが出現。
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【気持ちよさそう】
どこから来たのか、鎌の上空にパラグライダーが出現。
【誘っている】
清水の頭からイブネまで連なる尾根が見える。
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【誘っている】
清水の頭からイブネまで連なる尾根が見える。
【鎌の雄姿】
0峰から見た鎌。迫力満点だ。
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【鎌の雄姿】
0峰から見た鎌。迫力満点だ。
【今日は貸し切り】
誰もいない峠のレストランで、やっと昼食だ。
【今日は貸し切り】
誰もいない峠のレストランで、やっと昼食だ。
【仙ヶ岳まで延々と】
山頂からは、仙ヶ岳まで続く県境稜線が目の前に。
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【仙ヶ岳まで延々と】
山頂からは、仙ヶ岳まで続く県境稜線が目の前に。
【やっと山頂付近にも】
アカヤシオは、山頂近くまで上がってた。鎌を入れて撮ってみる。
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【やっと山頂付近にも】
アカヤシオは、山頂近くまで上がってた。鎌を入れて撮ってみる。
【かなり増えた】
カズラ谷分岐より上にも、アカヤシオがいっぱい。
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【かなり増えた】
カズラ谷分岐より上にも、アカヤシオがいっぱい。
【あの尾根だな】
白ハゲから見た雲母峰。下る予定の尾根が見える。まだ遠い。
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【あの尾根だな】
白ハゲから見た雲母峰。下る予定の尾根が見える。まだ遠い。
【テープ兼道標か】
稲森谷コースへの分岐の道標。木の道標は割れてバラバラになっていた。
【テープ兼道標か】
稲森谷コースへの分岐の道標。木の道標は割れてバラバラになっていた。
【実用珍案道標】
鈴鹿らしいといえばらしいが…。
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【実用珍案道標】
鈴鹿らしいといえばらしいが…。
【止め木してある】
構わず通る。下り初めはいい道だ。
【止め木してある】
構わず通る。下り初めはいい道だ。
【道路は見えたが】
下に道路が見えると同時に、テープが消えた。
【道路は見えたが】
下に道路が見えると同時に、テープが消えた。
【スーパーの値札か】
時間がかかったのは、休み過ぎか。
【スーパーの値札か】
時間がかかったのは、休み過ぎか。

感想

2日前のアカヤシオと前日のピンク四姉妹に納得がいかず、再度鎌に向かう。
天気は、高気圧の後縁で、いわゆる腐る直前の一番美味しい状態だ。
今回は鎌尾根だ。
ついでに、去年からの課題の独標尾根も通ってみよう。

宮妻峡に着くと、上の道端の駐車場が一台分空いていた。
下の広い駐車場は、まだがら空きだった。
御在所と違い、ここは駐車場の心配が無いので、安心して入山出来る。

鎌尾根は何年ぶりだろうか。
思い出し出し、コースを辿る。
まずは、水沢峠だ。
健康優良児のイワウチワがいっぱい咲いていた。

水沢岳はこんなに急だったかな。
ここの縦走路から見る鎌は端正で、いかにも鎌らしい。
思わず休憩を入れる。

今日は、昨日までと違い、ほとんど風が無く暖かい。
山は天気次第だなあと、つくづく思う。
今日もいい鎌になりそう。

尾根の分岐に近づくと、上にはアカヤシオ、下にはハルリンドウが現れた。
青空にポカポカ陽気の中で、花に囲まれた贅沢な空間だ。

足が止まりがちになりながら、右にカーブして衝立岩に向かう。
こんなだったかなと思いながら、手足に神経を集中して登る。
衝立岩では、先客が食事をしていた。
では、隣の見晴らし岩で休むことにしよう。
谷を隔てた尾根には、蛍光ピンクのアカヤシオが点々と咲いている。
やっぱり鎌はこうでなくっちゃ。

こんな日は、一度腰を下ろすと動くのが億劫になる。
時間はあっという間に過ぎていく。
昼食の時間も忘れるほど、のんびりしてしまった。

今日の鎌尾根は、なかなか進まない。
ザレた斜面を登る度、御在所、雨乞、イブネ、綿向と、山々を探しシャッターを押す。
フイルムなら滅多に撮らないところでも、デジカメだと、すぐ撮影タイムだ。
これでは予定より遅れる一方だ。
天気もいいし、日も長いからね。
そんな言い訳に、自ら納得する。

やっと岳峠に到着し、岩の椅子に腰掛け、おもむろに昼食だ。
2日前と違い、鎌尾根付近にもアカヤシオがチラホラ。
2日前とは思えないほどのアカヤシオ前線の上昇ぶりだ。

昼食が終わったら、腹ごなしに空身で山頂往復だ。
身体の軽さに、驚きとうれしさを感じながら、あっという間に山頂に到達する。

気になるアカヤシオを山頂から確認したら、すぐ下山だ。
先はまだ長い。
西の空が気になりだした。

アカヤシオ前線は、カズラ谷分岐より上まで上がってきていた。
白ハゲまでは、新鮮なアカヤシオを見ながら下った。
白ハゲを過ぎると、痛んだ花びらが多くなった。
馬ノ背尾根分岐から雲母峰へ続く尾根に入ると、落下したアカヤシオが目立った。
アカヤシオの変化を楽しみながら、雲母峰に続く尾根を辿る。

P791に着くと、薄暗さを感じた。
日が西に傾き、薄曇りとなっていた。
遠くにひしゃげた鎌を見ながら、独標尾根を急いだ。

初めて通る独標尾根は、思ったよりも急で薄暗かった。
道はハッキリしており、テープもしっかり付いていて、不安はなかった。
杉林の間から道が下に見えるようになった頃、テープも踏み跡も無くなった。
ここからは、どこも急な斜面だ。
植林地の中、足下の枝に注意しながら、一歩一歩ゆっくり谷に降りる。
傾斜が緩くなったころ、やっと着いたと思った。
道路に出ると、すぐ近くには、一台だけポツンと残された自分の車があった。
杉林の中を通ってきたせいか、暑くもないのに上半身は汗でじっとりしていた。

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