雨乞岳、イブネ・クラシ、御在所岳【滋賀県】


- GPS
- 08:55
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,534m
- 下り
- 1,522m
コースタイム
09:20 東雨乞岳(〜09:35)
09:45 雨乞岳
11:05 イブネ・クラシ(昼食〜12:05)
13:25 上水晶谷手前
14:50 御在所岳(〜15:20)
16:30 P
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
P→東雨乞岳(郡界尾根) :よく踏まれているが、適宜ルート確認必要。 雨乞岳→イブネ :案内板もあり問題なし。 イブネ北端→小峠 :一部難所、不明瞭な所あり。部分的に尾根をかわす。谷へ下るルートもあるよう。 上水晶谷→御在所岳(北西尾根):尾根つたいに進めば迷うことは無い。P1155までほぼ直登。 御在所岳→沢谷峠(南西尾根) :不明瞭な所、別れ道あり。テープあるが随時ルート確認必要。 |
写真
感想
雨乞岳は鈴鹿山脈第二の高峰ということで常々登りたいと思っていた山。
一方、イブネとクラシは、その不思議な、郷愁を感じるような名前から何となく足を踏み入れがたいイメージが頭にあったが、他のユーザーさんのレコを見て是非とも行きたくなった。
また先日、鎌ヶ岳に登って仙ヶ岳を眺めようと思ったが、ガスで全然見えなかったので、リベンジも兼ねて御在所岳も周ることにした。
いろんな人のレコを見ていると、「山と高原地図」や国土地理院の地形図にも出ていないルートがたくさんあり、結構柔軟にコースを考えることができた。つくづくヤマレコには感謝する。
結果的に歩いたコースはいわゆるバリエーションルートがほとんどで、やはり一部に難所や不明瞭な所はあった。しかし、危険を感じるようなところもなく概ね予定通りに歩くことができた。
最初の郡界尾根は、いっぷく峠までは若干きついが、その後は程よいアップダウンで非常に明るい印象の尾根道だった。途中に眺望のいいところもあり大変快適で、東雨乞岳まで飽きずに登れた。
残念ながら曇っていたのであまり遠くまではっきり見えなかったが、東雨乞岳は文字通り360°のパノラマで素晴らしい眺めだった。雨乞岳まではすぐで、こちらも360°とはいかないまでもさすがに周辺で一番高い山だけあって眺望は素晴らしい。
イブネまでの道のりは大変穏やかで、すでにイブネの領域に入っているかのようだった。山頂(がどこかよくわからないが)にあがるとまさに別世界という感じで、なんでこんな場所ができたのか不思議で仕方がない。
比較すると御池岳のテーブルランドは独立した天空という印象だが、こちらは周囲をいくつもの山が取り囲んでいて守られているような感じがした。
イブネの山頂はプレートが2か所にあり、どちらが正しいのかわからなかった。また、クラシも思っていたより先に表示があり、そちらへ行ってみると樹木に覆われた中にプレートがあった。ちょっとイメージと違っていた。
チョウシにも行こうかと思ったが、この後の御在所への登りを考えると余裕が無いのであきらめた。
イブネ北端からの尾根道は思ったよりはしっかりした道だったが、途中尾根を直進できそうにないところがあり、テープも南側を巻いていた。そこからそのまま谷へ下りるテープもあった。この辺りは若干歩きづらかったが、その他は問題ない。
小峠から北側に降りるつもりだったが、見るからにきつそうだったので南側を回って上水晶谷へ向かった。
上水晶谷より少し手前の支尾根から北西尾根に入った。これは予想通りほとんど直登で、根気よくじわじわ進むしかないパターンだった。しかし、途中にピークが2つあり、しかも1つは眺望もよかったので心が折れずに済んだ。
御在所岳山頂(最高点)も眺望は抜群だった。歩いてきた雨乞岳、イブネ・クラシ、そして登ってきた尾根道もよく見える。
遠くは霞んでいたが、御池岳あたりまで山々が続く様子、鎌ヶ岳から仙ヶ岳あたりまでよく見えた。やはり仙ヶ岳は高さの割に双耳峰ならではの存在感がある。
帰りは南西尾根を下ったが、こちらは今回最も不明瞭な道だった。尾根筋もはっきりせず、別れ道もあり注意しながら進まないと違うルートに行きかねない。
途中で尾根をはずれ南下すると沢谷峠に出てそのままいっぷく峠に向かう。
あとは朝歩いた道を下って行き、無事駐車場に着いた。
曇っていて眺めも70点というところだったが、ガスに泣かされることもなく満足な山行だった。
コメント
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昨年9月の天狗堂以来のコメですが やはり話しかけるべきだったと後悔しております
イブネへの分岐は少しわかりにくいですが「杉峠の頭P1,121m」を越えてから東へ逸れて行きます。手前で曲がると1本南の尾根ですので注意が必要ですね。
おっしゃる通り鈴鹿の中心になぜこんな場所があるの?と不思議ですね、鈴鹿にはこんな不思議な所が大小無限にあります。これを見つけて歩くのが「探検系山登り」にとって何によりの楽しみです。是非、次回は声を掛けますのでよろしくお願いします
こんばんは。
迷わず進んで行かれたと思ったら、2週連続だったんですね〜。
おかげで僕もお墨付きを得た気分で進めました。
「探検系山登り」。僕もそっち系なんで鈴鹿の近くに住んでいたらさぞかし楽しいだろうと思います。
まだまだメジャーな所も歩けてないのですが、本当の楽しみは津々浦々をめぐることなんでしょうね。
最近ようやく鈴鹿の山々の位置関係、距離感が少しづつ実感できてきたところです・・・
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