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記録ID: 315993
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ハイキング
富士・御坂

【038】(山開きの日に)富士宮口→富士山(御鉢巡り)→御殿場コース→宝永山

2013年07月01日(月) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
GPS
18:04
距離
13.5km
登り
1,570m
下り
1,562m

コースタイム

3:37 富士宮口五合目→3:50 六合目→4:33 新七合目→5:18 元祖七合目→6:21 八合目→9:00 浅間大社奥宮→9:39 剣ヶ峰→10:41 久須志神社→11:09 御殿場下山口→11:45 八合目→12:49 七合目→13:26 宝永山→14:10 富士宮口五合目
天候 曇り 
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
富士宮口五合目駐車場
 日が変わる頃到着しましたが、一番上の駐車場もまだ余裕でした。
コース状況/
危険箇所等
【道路規制・登山コース状況・トイレ】
  富士山オフィシャルサイトにいろいろな情報あります。
    http://www.fujisan-climb.jp/basic/trails/others.html

【富士宮コース】
  7/8から全面開通。山小屋は、7/1現在で殆どしまっているので注意。

【お鉢巡り】
  7/5迄は全面通行止め、7/6から剣ヶ峰の北側を除き通行可能との事
 
予約できる山小屋
八合目池田館
御殿場口七合四勺・わらじ館
九合目万年雪山荘
九合五勺胸突山荘
頂上富士館
夜が明け周りが見える様になりました。曇りですが、新七合目から越前岳方面が望めます。
by  N-06D, NEC
夜が明け周りが見える様になりました。曇りですが、新七合目から越前岳方面が望めます。
元祖七合目から山頂方面。どんより曇っています。3000mを越えました。
by  N-06D, NEC
元祖七合目から山頂方面。どんより曇っています。3000mを越えました。
八合目から麓方面。そこそこ登って来るがいます。
by  N-06D, NEC
八合目から麓方面。そこそこ登って来るがいます。
八合目から少し登った所から。越前岳方面も霞んで来ました。
by  N-06D, NEC
八合目から少し登った所から。越前岳方面も霞んで来ました。
息が苦しくゼイゼイしながら九合目です。
by  N-06D, NEC
息が苦しくゼイゼイしながら九合目です。
万年雪と湧き上がる雲。なかなか足が前に進みません。
by  N-06D, NEC
万年雪と湧き上がる雲。なかなか足が前に進みません。
最後の登りをなんとか登り切り山頂にやっと到着。富士宮口の頂上入り口脇にある「富士山の歴史と信仰」説明文
by  N-06D, NEC
最後の登りをなんとか登り切り山頂にやっと到着。富士宮口の頂上入り口脇にある「富士山の歴史と信仰」説明文
浅間大社奥宮。まだ、本番前? ここで、英国の若者と歓談。半ズボンだけだったので、寒くないのか聞いたら寒いよと言ってました。
by  N-06D, NEC
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浅間大社奥宮。まだ、本番前? ここで、英国の若者と歓談。半ズボンだけだったので、寒くないのか聞いたら寒いよと言ってました。
コノシロ池付近から成就岳方面
2013年07月01日 09:19撮影 by  DSC-T20, SONY
7/1 9:19
コノシロ池付近から成就岳方面
剣ヶ峰の三角点
by  N-06D, NEC
剣ヶ峰の三角点
西安河原を大沢崩れに向かう途中から剣ヶ峰を望む
by  N-06D, NEC
西安河原を大沢崩れに向かう途中から剣ヶ峰を望む
朝日岳方面
吉田口からの山頂
by  N-06D, NEC
吉田口からの山頂
雲が綺麗です。見飽きません。
2013年07月01日 10:42撮影 by  DSC-T20, SONY
1
7/1 10:42
雲が綺麗です。見飽きません。
朝日岳の手前から再び剣ヶ峰。火口にシュプールが残っています。
by  N-06D, NEC
朝日岳の手前から再び剣ヶ峰。火口にシュプールが残っています。
御殿場口へ下ります。
by  N-06D, NEC
御殿場口へ下ります。
富士宮ルートより歩き易いが、九十九折りがいい加減いやになってくる。七合目付近から残雪
by  N-06D, NEC
富士宮ルートより歩き易いが、九十九折りがいい加減いやになってくる。七合目付近から残雪
宝永山の周りではガスで一寸先が見えず、写真なし。火口底辺りから視界が少し良くなり、フジハタサオが見られました。
2013年07月01日 14:02撮影 by  DSC-T20, SONY
7/1 14:02
宝永山の周りではガスで一寸先が見えず、写真なし。火口底辺りから視界が少し良くなり、フジハタサオが見られました。
さらに、新六合に向かうとコケモモが一杯です。
2013年07月01日 14:12撮影 by  DSC-T20, SONY
7/1 14:12
さらに、新六合に向かうとコケモモが一杯です。
富士宮口の出発点
2013年07月01日 14:29撮影 by  DSC-T20, SONY
7/1 14:29
富士宮口の出発点
撮影機器:

感想

 このところ富士山の綺麗な姿とご無沙汰です。ならば直接会いにという事で、交通規制の始まる前の混まない時期に・・・世界遺産登録後初めての山開きの日に決行です。

 工事渋滞していた東名で御殿場ICを下り県道23号の自衛隊駐屯地を過ぎる頃からガスが立ち込めてきました。さすがこの時間には、車は走っていません。富士山スカイラインに入ると道路を横断する鹿や道路脇にライトが当たっても逃げないでこちらをじ〜っと見つめていた子連れの鹿、あちこちで目にしました。夜間この道を通る時にはスピードの出し過ぎ、交通事故にくれぐれも注意しましょう。
日が変わる少し前に富士宮口五合目駐車場に到着。一番上の駐車場は、まだ少し空いていました。平日だからでしょうか? 少し仮眠をとるつもりで横になりましたが少しうとうとするだけで寝付けません。3時を過ぎると出発する人も。このまま起きて出発します。

 登山口だけ照明がついています。ガスってはいませんが曇りです。六合目を過ぎ、新7合目手前で明るくなってきました。登ってくる人は、山開きの日ですがごくわずかです。麓の方は雲が掛って見えたり見えなかったりです。

 旧7合目で3000mを越え苦しくなってきました。煙草の影響で肺が汚れているためか、苦しくなってきます。火口岩の中をゼイゼイ言いながら八合目、下の方からド〜ン、ド〜ンと音が聞こえてきます。自衛隊の訓練かと思っていると、下山してくるおじさんが「あれは、山開きの花火だよ」と教えてくれました。ご来光を見て下山してくる人が増えてきました。なんだか外人さんが多い気がします。

 寝不足と急な傾斜で休みが多くなりますが雪渓を見ながら九合目万年雪山荘を過ぎます。下界は雲で相変わらず見えません。一歩一歩ゆっくりと登り九合五勺を通過、雪渓が残っているところを抜けると山頂です。見えているけどなかなか近付けない、最後の一登りがキツイです。

 登り切ると浅間大社奥宮。ここでイギリスから来ていた若者と会いました。なんでも二ヶ月日本に滞在して明後日帰国するとの事。朝は開山セレモニーにも出たそうでMt.FUJIに非常に興味を持っていました。世界遺産登録の影響でしょうか?
暫くこの若者と話した後、剣が峰に向かいますが馬ノ背は、滑り易い上直登なのでキツ〜イ。国内最高地点に到着しました。今までここまで来たことがなかったのです。
 
 腐れ雪が残っている(急斜面なので下りるのを躊躇している人もいました)西安河原を下り、大沢崩れ。北側も雲が下から上がって来て景色は見えません。小内院を見ながら金明水近くの石の上で昼寝。心地よい風。太陽も雲に隠れ紫外線も強くありません。
 
 静かな時間を過ごした後、吉田口からの山頂の久須志神社に回ります。山小屋がある辺りは、晴れていれば絶景ポイントのはずですが、ここでも雲で下界は見えません。成就岳、伊豆岳を巻いて朝日岳手前の大内院(火口)を覗けるところでエネルギー補給、雲が何とも綺麗で、見飽きることはありませんでした。

 御殿場ルートから下山し宝永山に向かいます。このルートは、大きな岩がなく富士宮ルートより歩き易いですが、九十九折りの下りは飽きます。七合目からは、下り専用の砂走りです。ズリー、ズリーと一歩が2〜3歩分位進みます。楽しんでいるうちに宝永山への分岐に差し掛かりますが、ガスが濃くなり視界が利きません。ガスの時は、道迷いに注意です。
 
 宝永馬ノ背から宝永山まで殆ど視界なし、下からガスが山肌に沿って吹きあがってきます。GPSに軌跡を残すために歩いている様なものです。馬ノ背に戻り宝永第一火口へ下降しますが、ここも砂走りのように下れます。但し、砂ではなく小石程度の大きさで、登りは大変そうです。ガスっているので踏み跡頼りです。左に何やら人工物のようなものが薄ぼんやり見えてきました。近づくとテーブルとベンチです、火口底のようです。少し視界が良くなって、フジハタサオが目にとまります。登り返して新六合に向かう道には緑やコケモモも沢山見られるようになり今までの無機質な風景と違いなんだかほっとします。最後の新六合から駐車場への時間が長〜く感じられましたが、無事下山出来ました。
 
 駐車場から暫くは、ガスっていましたが、富士山スカイラインでは木々の緑に囲まれ美しい道です。富士山麓の散策もいいかも。やっぱり緑は綺麗です。

 山開きの日だから人がもっと多い思っていましたが、意外と少ないのに驚きです。ただ、富士宮ルートの全面開通は7/8なのでかな?

 天気は、ぱっとしませんでしたが雨にならなかっただけで良しとします。憧れの富士山に12時間もぴったりとへばり付いていたのだからね。

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