三ノ峰 (上小池から往復)

- GPS
- 07:31
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,382m
- 下り
- 1,376m
コースタイム
| 天候 | 曇り一時雨 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
すぐ下の小池公園にも下小池駐車場あり。 R158の勝原より打波川に沿って県道173号線を約22km入る。 途中にある鳩ヶ湯は、現在休業中。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
急登続きのコースではあるが、しっかり整備されており、不安な箇所はない。 トイレは、上小池P、三ノ峰避難小屋にあり。 |
写真
感想
この週末の天気予報は、信州方面が悪く、北陸が良かった。
それに、この時期は、毎年オオサクラソウの咲く白山釈迦岳に行っている。
やっぱり今年も行こうという計画となった。
前夜はしっかり睡眠を取りたかったので、市ノ瀬には夕方に入ることにした。
そうなると、その前に三ノ峰に寄り、両山のあの花を見たいという欲求が出てきた。
上小池に着くと、車は思ったより少なく、10台にも満たなかった。
しかも、ほとんどが釣り屋さんの車のようだった。
準備をしている釣り人と少し話をした。
刈込池近辺で、あまり奥には行かないとのこと。
天気の話になったら、沢筋だから涼しいという。
山は尾根歩きで木陰もないので暑い。
熱中症という言葉が頭をよぎった。
六本檜までは、いきなり400m以上もの急登だ。
樹林の中なので、気分的には涼しいが、風が無く蒸し暑い。
しっかり汗を搾り取られ、やっとの思いで尾根に上がる。
打波川の向こうに見える荒島岳に励まされる。
ここからは、虫との戦いとなる。
暑さ対策と虫よけを兼ねて、ウチワをだす。
路傍には、白いアカモノが両側を埋め尽くしている。
木が無くなってくると剣ヶ岩への急登となる。
ここは、4つの急登の内、一番楽なところだ。
剣ヶ岩に着き、一息入れようとしたが、虫がうるさくて休めない。
仕方なく、そのままベンチを目指す。
ここからベンチまでが、今回一番きつかった。
ガスの中、上を見上げると尾根がいやに高く遠くに見える。
登るたびに、ベンチが何度も逃げていく。
ベンチに着いたときは、ここまでくればしめたものと自らを励ました。
小屋までの急登は、一歩一歩登れば意外と早い。
小屋の前は一面黄色のお花畑だ。
山頂そっちのけで、やっと着いたとため息をつく。
まずは雪渓の上に行って寝転んでみる。
つめた〜い。
でもいい気持ち〜。
傍らに、お気に入りのハクサンコザクラを見つける。
いつもなら、ここで別山と御嶽を見ながら食事をするのになあ。
今日はあいにくのガスガスで、どちらも隠れたまま。
小屋に入り休憩する。
落ち着いてきた頃、空身で山頂往復だ。
その後小屋に戻り、昼食をとる。
今日は、カップラーメンの食べ納め。
朝にコンビニで分けてもらったお湯を注ぐ。
雨が降る前に小屋を後にする。
下山は早い。
ところが、樹林帯に近づくと、暑さでペースが極端に落ちてきた。
体に熱がこもり、放熱がうまくいかない感じだ。
湿度は限りなく100%に近そう。
熱中症になるのを警戒し、うちわをフル稼動させながら、ゆっくり下る。
やっと駐車場に着くと、すぐにホースの水で顔を洗った。
体を拭き、着替えをすると、だんだん気持ちが落ち着いてくる。
気付くと、体内にこもっていた熱はすっかり抜けていた。
後には、心地よいけだるさとあの花の余韻が残っていた。
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