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Yamareco

記録ID: 316084
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白山

三ノ峰 (上小池から往復)

2013年06月29日(土) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 石川県 福井県 岐阜県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:31
距離
11.7km
登り
1,382m
下り
1,376m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

上小池P 6:37−6:52 登山口 −7:57 六本檜 8:06−8:51 剣ヶ岩 −9:25 ベンチ 9:42−10:23 三ノ峰避難小屋 10:47−10:53 三ノ峰 10:56−11:04 三ノ峰避難小屋 11:35−11:49 ベンチ −12:06 剣ヶ岩 −12:41 六本檜 12:46−13:38 登山口 −14:02 上小池P
天候 曇り一時雨
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
上小池駐車場:約30台。無料。トイレあり。水あり(飲料不適?)
すぐ下の小池公園にも下小池駐車場あり。
R158の勝原より打波川に沿って県道173号線を約22km入る。
途中にある鳩ヶ湯は、現在休業中。
コース状況/
危険箇所等
急登続きのコースではあるが、しっかり整備されており、不安な箇所はない。
トイレは、上小池P、三ノ峰避難小屋にあり。
【さあいくぞ】
涼しい内に稼がなくっちゃ。
【さあいくぞ】
涼しい内に稼がなくっちゃ。
【涼しげな色】
サンカヨウは、もう実になってる。
3
【涼しげな色】
サンカヨウは、もう実になってる。
【コケイラン】
六本檜までの急登はきつい。コケイランに励まされる。
5
【コケイラン】
六本檜までの急登はきつい。コケイランに励まされる。
【先日はどうも】
六本檜からは、正面に荒島岳が見える。
2
【先日はどうも】
六本檜からは、正面に荒島岳が見える。
【あの辺が別山かな】
雲が多くて、嫌な予感。雷が鳴らないように祈る。
【あの辺が別山かな】
雲が多くて、嫌な予感。雷が鳴らないように祈る。
【あれが剣ヶ岩】
六本檜の次は剣ヶ岩だ。その次はベンチだな。
【あれが剣ヶ岩】
六本檜の次は剣ヶ岩だ。その次はベンチだな。
【きれいな色】
清楚なササユリは、一服の清涼剤だ。
6
【きれいな色】
清楚なササユリは、一服の清涼剤だ。
【明るい色】
目立つニッコウキスゲは…元気の素。
6
【明るい色】
目立つニッコウキスゲは…元気の素。
【沿道にいっぱい】
裾が触れただけで白玉がホロケ落ちる。
2
【沿道にいっぱい】
裾が触れただけで白玉がホロケ落ちる。
【ここまで来れば】
やっとベンチに到着。あとは、最後の急登をこなすだけだ。
1
【ここまで来れば】
やっとベンチに到着。あとは、最後の急登をこなすだけだ。
【青空を撮ったのに】
虫が多すぎて無視できない。
2
【青空を撮ったのに】
虫が多すぎて無視できない。
【本家程じゃないが】
斜面には、ハクサンイチゲがいっぱい。
4
【本家程じゃないが】
斜面には、ハクサンイチゲがいっぱい。
【ほんのりが嬉しい】
ピンクの縁取りのツマトリソウ。初々しい。
7
【ほんのりが嬉しい】
ピンクの縁取りのツマトリソウ。初々しい。
【メルヘン調で】
花に囲まれ雪渓の傍にある避難小屋。ここでは誰もが童話の主人公になってしまう。
4
【メルヘン調で】
花に囲まれ雪渓の傍にある避難小屋。ここでは誰もが童話の主人公になってしまう。
【咲き方が違う】
イワカガミというよりクサカガミみたい。
2
【咲き方が違う】
イワカガミというよりクサカガミみたい。
【波打ち際みたい】
雪の海を見つめて咲くシナノキンバイ。
2
【波打ち際みたい】
雪の海を見つめて咲くシナノキンバイ。
【2株だけ】
雪渓の縁に咲いているハクサンコザクラをやっと見つけた。
5
【2株だけ】
雪渓の縁に咲いているハクサンコザクラをやっと見つけた。
【ニコキスゲ】
ニコニコしてる。笑い声が聞こえてきそう。
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【ニコキスゲ】
ニコニコしてる。笑い声が聞こえてきそう。
【うたた寝中】
別山が見えないので、山頂は開店休業状態。
1
【うたた寝中】
別山が見えないので、山頂は開店休業状態。
【ルンルン気分で】
ここを下るときは、なぜかルンルン気分になる。
2
【ルンルン気分で】
ここを下るときは、なぜかルンルン気分になる。
【下りたまま】
別山劇場の幕は上がりそうもない。
【下りたまま】
別山劇場の幕は上がりそうもない。
【登ってくる人たち】
人影を見ると、お〜いと叫んで見たくなる。
1
【登ってくる人たち】
人影を見ると、お〜いと叫んで見たくなる。
【遠慮がち】
ここで咲くハクサンチドリは、ちょっと遠慮がち。色も薄いなあ。
4
【遠慮がち】
ここで咲くハクサンチドリは、ちょっと遠慮がち。色も薄いなあ。
【まだあんなに遠い】
正面には奥越の山々が見える。
2
【まだあんなに遠い】
正面には奥越の山々が見える。
【ショウキラン】
ヒゲのない変な顔の鍾馗様になってしまった。
6
【ショウキラン】
ヒゲのない変な顔の鍾馗様になってしまった。
【ポツリポツリ】
林道に出ると少し降ってきた。汗ビタには、雨に濡れた方が気持ちよさそう。
【ポツリポツリ】
林道に出ると少し降ってきた。汗ビタには、雨に濡れた方が気持ちよさそう。
【ホッとする】
ここに着くとホッと一息つく。さあ、顔を洗おう。
【ホッとする】
ここに着くとホッと一息つく。さあ、顔を洗おう。
【急登の歩数だし】
三ノ峰は、やっぱり覚悟いるなあ。
【急登の歩数だし】
三ノ峰は、やっぱり覚悟いるなあ。

感想

この週末の天気予報は、信州方面が悪く、北陸が良かった。
それに、この時期は、毎年オオサクラソウの咲く白山釈迦岳に行っている。
やっぱり今年も行こうという計画となった。
前夜はしっかり睡眠を取りたかったので、市ノ瀬には夕方に入ることにした。
そうなると、その前に三ノ峰に寄り、両山のあの花を見たいという欲求が出てきた。

上小池に着くと、車は思ったより少なく、10台にも満たなかった。
しかも、ほとんどが釣り屋さんの車のようだった。
準備をしている釣り人と少し話をした。
刈込池近辺で、あまり奥には行かないとのこと。
天気の話になったら、沢筋だから涼しいという。
山は尾根歩きで木陰もないので暑い。
熱中症という言葉が頭をよぎった。

六本檜までは、いきなり400m以上もの急登だ。
樹林の中なので、気分的には涼しいが、風が無く蒸し暑い。
しっかり汗を搾り取られ、やっとの思いで尾根に上がる。
打波川の向こうに見える荒島岳に励まされる。

ここからは、虫との戦いとなる。
暑さ対策と虫よけを兼ねて、ウチワをだす。
路傍には、白いアカモノが両側を埋め尽くしている。
木が無くなってくると剣ヶ岩への急登となる。
ここは、4つの急登の内、一番楽なところだ。
剣ヶ岩に着き、一息入れようとしたが、虫がうるさくて休めない。
仕方なく、そのままベンチを目指す。

ここからベンチまでが、今回一番きつかった。
ガスの中、上を見上げると尾根がいやに高く遠くに見える。
登るたびに、ベンチが何度も逃げていく。
ベンチに着いたときは、ここまでくればしめたものと自らを励ました。

小屋までの急登は、一歩一歩登れば意外と早い。
小屋の前は一面黄色のお花畑だ。
山頂そっちのけで、やっと着いたとため息をつく。

まずは雪渓の上に行って寝転んでみる。
つめた〜い。
でもいい気持ち〜。
傍らに、お気に入りのハクサンコザクラを見つける。
いつもなら、ここで別山と御嶽を見ながら食事をするのになあ。
今日はあいにくのガスガスで、どちらも隠れたまま。
小屋に入り休憩する。

落ち着いてきた頃、空身で山頂往復だ。
その後小屋に戻り、昼食をとる。
今日は、カップラーメンの食べ納め。
朝にコンビニで分けてもらったお湯を注ぐ。

雨が降る前に小屋を後にする。
下山は早い。
ところが、樹林帯に近づくと、暑さでペースが極端に落ちてきた。
体に熱がこもり、放熱がうまくいかない感じだ。
湿度は限りなく100%に近そう。
熱中症になるのを警戒し、うちわをフル稼動させながら、ゆっくり下る。
やっと駐車場に着くと、すぐにホースの水で顔を洗った。
体を拭き、着替えをすると、だんだん気持ちが落ち着いてくる。
気付くと、体内にこもっていた熱はすっかり抜けていた。
後には、心地よいけだるさとあの花の余韻が残っていた。

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