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Yamareco

記録ID: 3180194
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

44年ぶりの乾徳山・八の字周回

2021年05月14日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:34
距離
11.4km
登り
1,277m
下り
1,264m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:50
休憩
1:44
合計
8:34
距離 11.4km 登り 1,277m 下り 1,276m
6:35
6:38
60
7:38
7:41
9
7:50
8:00
1
8:01
5
8:06
8:07
27
8:34
8:35
7
8:42
8:48
34
9:22
9:30
33
10:03
10:39
2
10:41
10:43
72
11:55
12:17
3
12:20
47
13:07
13:17
38
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
徳和・乾徳山登山口駐車場。23:30着。5:30出発時3台、14:00下山時10台。
コース状況/
危険箇所等
山頂直下の鳳岩は要注意。
徳和の乾徳山登山口駐車場。31台。無料。
2021年05月14日 04:55撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
5/14 4:55
徳和の乾徳山登山口駐車場。31台。無料。
駐車場向かい側の乾徳公園に公衆トイレがある。綺麗な水洗で紙もあるが、和式。
2021年05月14日 04:56撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
5/14 4:56
駐車場向かい側の乾徳公園に公衆トイレがある。綺麗な水洗で紙もあるが、和式。
駐車場入口から登山口方面。徳和川に架かる橋を渡る。ここの標高は830mなので、2031mの乾徳山までの標高差は1201m。
2021年05月14日 05:05撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
5/14 5:05
駐車場入口から登山口方面。徳和川に架かる橋を渡る。ここの標高は830mなので、2031mの乾徳山までの標高差は1201m。
5:35出発時点で僅か3台。平日はそれほど混まないようだ。
2021年05月14日 05:33撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
5/14 5:33
5:35出発時点で僅か3台。平日はそれほど混まないようだ。
乾徳山登山口へは暫く舗装道路を行く。右は道満尾根方面。今回は乾徳山登山口から登り八の字周回をして道満尾根を下るルート。
2021年05月14日 05:36撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
5/14 5:36
乾徳山登山口へは暫く舗装道路を行く。右は道満尾根方面。今回は乾徳山登山口から登り八の字周回をして道満尾根を下るルート。
乾徳神社で安全祈願。
2021年05月14日 05:46撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
5/14 5:46
乾徳神社で安全祈願。
道はやがて未舗装になる。
2021年05月14日 05:54撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
5/14 5:54
道はやがて未舗装になる。
乾徳山登山口
2021年05月14日 06:02撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
5/14 6:02
乾徳山登山口
最初は明るい杉林の緩やかな道。
2021年05月14日 06:07撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
5/14 6:07
最初は明るい杉林の緩やかな道。
次第に急になる。
2021年05月14日 06:35撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
5/14 6:35
次第に急になる。
日が差して来た。緑が綺麗。
2021年05月14日 06:37撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
5/14 6:37
日が差して来た。緑が綺麗。
かつては林道だったと思われるが、道の真ん中に木が生えている。
2021年05月14日 07:16撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
5/14 7:16
かつては林道だったと思われるが、道の真ん中に木が生えている。
樹木越しの富士山にテンションが上がる。
2021年05月14日 07:30撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
5/14 7:30
樹木越しの富士山にテンションが上がる。
錦晶水。冷たくて美味しい。銀晶水は気づかなかった。
2021年05月14日 07:37撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
5/14 7:37
錦晶水。冷たくて美味しい。銀晶水は気づかなかった。
錦晶水にいた鹿3頭。
2021年05月14日 07:39撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
5/14 7:39
錦晶水にいた鹿3頭。
国師ヶ原から乾徳山。
2021年05月14日 07:47撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
5/14 7:47
国師ヶ原から乾徳山。
国師ヶ原十字路近くにある高原ヒュッテ。
2021年05月14日 07:48撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
5/14 7:48
国師ヶ原十字路近くにある高原ヒュッテ。
国師ヶ原十字路。ここが八の字縦走の交差点。登山口から山頂までルートは明瞭で標識も多いので迷う事は無い。
2021年05月14日 07:49撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
5/14 7:49
国師ヶ原十字路。ここが八の字縦走の交差点。登山口から山頂までルートは明瞭で標識も多いので迷う事は無い。
月見岩の少し下から富士山の全貌が見えるようになる。
2021年05月14日 08:20撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
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5/14 8:20
月見岩の少し下から富士山の全貌が見えるようになる。
こちらは南アルプス。北岳、間ノ岳、農鳥岳、荒川岳、赤石岳、聖岳。まだ真っ白だ。
2021年05月14日 08:22撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
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5/14 8:22
こちらは南アルプス。北岳、間ノ岳、農鳥岳、荒川岳、赤石岳、聖岳。まだ真っ白だ。
月見岩
2021年05月14日 08:33撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
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5/14 8:33
月見岩
月見岩から富士山。
2021年05月14日 08:35撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
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5/14 8:35
月見岩から富士山。
月見岩周辺の草原は5/4に山火事で野焼き状態。ヘリ散水で消火したとの事。火元は登山者のバーナーらしい。気をつけましょう!
2021年05月14日 08:36撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
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5/14 8:36
月見岩周辺の草原は5/4に山火事で野焼き状態。ヘリ散水で消火したとの事。火元は登山者のバーナーらしい。気をつけましょう!
髭剃岩。通れるらしいが、挟まったら怖いので止めておく。
2021年05月14日 09:19撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
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5/14 9:19
髭剃岩。通れるらしいが、挟まったら怖いので止めておく。
このへんからアトラクションが続く。
2021年05月14日 09:20撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
5/14 9:20
このへんからアトラクションが続く。
富士山と甲府盆地
2021年05月14日 09:21撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
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富士山と甲府盆地
甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳
2021年05月14日 09:22撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
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甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳
白峰三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)
2021年05月14日 09:22撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
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5/14 9:22
白峰三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)
最後の難関・鳳岩。約20mの岩場で傾斜たぶん70度くらい。
2021年05月14日 09:42撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
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最後の難関・鳳岩。約20mの岩場で傾斜たぶん70度くらい。
ホールド、ステップはそこそこあるがなかなか手強い。
2021年05月14日 09:43撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
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5/14 9:43
ホールド、ステップはそこそこあるがなかなか手強い。
3分の2位登った所から見下ろす。なかなか高度感がある。
2021年05月14日 09:48撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
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5/14 9:48
3分の2位登った所から見下ろす。なかなか高度感がある。
この隙間に左足の靴が挟まって抜けなくなり、進退窮まってしまった。靴紐を緩めて足を抜き、やっと抜く事が出来た。
2021年05月14日 09:53撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
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5/14 9:53
この隙間に左足の靴が挟まって抜けなくなり、進退窮まってしまった。靴紐を緩めて足を抜き、やっと抜く事が出来た。
登りきった所から見下ろす。剱のカニのタテバイより難しいかも。
2021年05月14日 09:54撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
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登りきった所から見下ろす。剱のカニのタテバイより難しいかも。
乾徳山(2031m)山頂から富士山
2021年05月14日 09:58撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
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乾徳山(2031m)山頂から富士山
岩の上にカメラを置いて記念撮影。
2021年05月14日 10:01撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
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5/14 10:01
岩の上にカメラを置いて記念撮影。
ランチは最近ハマっているカレーメシ。
2021年05月14日 10:06撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
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5/14 10:06
ランチは最近ハマっているカレーメシ。
山頂から10分ほどの稜線上に国師ヶ原への下降点がある。直進すると黒金山。この方は黒金山を往復してきたとのこと。すごい健脚だ。
2021年05月14日 10:40撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
5/14 10:40
山頂から10分ほどの稜線上に国師ヶ原への下降点がある。直進すると黒金山。この方は黒金山を往復してきたとのこと。すごい健脚だ。
稜線から国師ヶ原まではかなりの急坂が続く。山頂から国師ヶ原までのルートは不明瞭で標識も少ないので要注意。
2021年05月14日 10:50撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
5/14 10:50
稜線から国師ヶ原まではかなりの急坂が続く。山頂から国師ヶ原までのルートは不明瞭で標識も少ないので要注意。
コバイケイの群落。花は3〜4年に1度しか咲かないらしいので、今年は咲かないのかも。
2021年05月14日 11:13撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
5/14 11:13
コバイケイの群落。花は3〜4年に1度しか咲かないらしいので、今年は咲かないのかも。
あちこちにあった標識の字体も可愛いキツネのイラストも西沢渓谷の標識と同じだと思っていたら、やはり同じ「みとみ山岳救助隊」のものだった。
2021年05月14日 11:28撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
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5/14 11:28
あちこちにあった標識の字体も可愛いキツネのイラストも西沢渓谷の標識と同じだと思っていたら、やはり同じ「みとみ山岳救助隊」のものだった。
高原ヒュッテ。山梨市の管理する避難小屋だが、なかなかシャレている。テラスの屋根の上に太陽光パネルが設置されている。
2021年05月14日 11:52撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
5/14 11:52
高原ヒュッテ。山梨市の管理する避難小屋だが、なかなかシャレている。テラスの屋根の上に太陽光パネルが設置されている。
内部は手入れが行き届いていてピカピカ。
2021年05月14日 11:53撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
5/14 11:53
内部は手入れが行き届いていてピカピカ。
薪ストーブあり。
2021年05月14日 11:53撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
5/14 11:53
薪ストーブあり。
ここでコーヒーブレイク
2021年05月14日 12:03撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
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5/14 12:03
ここでコーヒーブレイク
トイレは室内。靴を脱がないと行けないので見られなかった。廊下もピカピカなので綺麗そう。バイオトイレの電源は太陽光発電だ。
2021年05月14日 12:15撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
5/14 12:15
トイレは室内。靴を脱がないと行けないので見られなかった。廊下もピカピカなので綺麗そう。バイオトイレの電源は太陽光発電だ。
高原ヒュッテの管理をする人は林道を車で登ってくるらしい。
2021年05月14日 12:18撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
5/14 12:18
高原ヒュッテの管理をする人は林道を車で登ってくるらしい。
高原ヒュッテから道満尾根まで林道を行く。
2021年05月14日 12:22撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
5/14 12:22
高原ヒュッテから道満尾根まで林道を行く。
大平行きの林道周辺は気持ちの良い草原。
2021年05月14日 12:28撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
5/14 12:28
大平行きの林道周辺は気持ちの良い草原。
林道からも富士山が見える。
2021年05月14日 12:30撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
5/14 12:30
林道からも富士山が見える。
道満尾根は林道をショートカットする急坂を下る。
2021年05月14日 12:35撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
5/14 12:35
道満尾根は林道をショートカットする急坂を下る。
鹿避けの鉄条網。
2021年05月14日 12:52撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
5/14 12:52
鹿避けの鉄条網。
広くて気持ちの良い尾根道。
2021年05月14日 12:57撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
5/14 12:57
広くて気持ちの良い尾根道。
道満山(1314m)。ひたすら下るなか、少しだけ登ったところにあり、森の中なので山頂感は無い。
2021年05月14日 13:06撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
5/14 13:06
道満山(1314m)。ひたすら下るなか、少しだけ登ったところにあり、森の中なので山頂感は無い。
新緑が美しい。
2021年05月14日 13:51撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
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5/14 13:51
新緑が美しい。
高度を下げると杉の人工林になる。
2021年05月14日 13:52撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
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5/14 13:52
高度を下げると杉の人工林になる。
徳和峠。ここで登山道はおしまい。徳和集落を抜けて駐車場に戻る。
2021年05月14日 13:56撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
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5/14 13:56
徳和峠。ここで登山道はおしまい。徳和集落を抜けて駐車場に戻る。
徳和峠から徳和集落。
2021年05月14日 13:57撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
5/14 13:57
徳和峠から徳和集落。
獣害対策ゲート。
2021年05月14日 13:57撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
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5/14 13:57
獣害対策ゲート。
駐車場の車は10台になっていたが、まだまだ余裕。
2021年05月14日 14:09撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
5/14 14:09
駐車場の車は10台になっていたが、まだまだ余裕。
徳和から15分の「はやぶさ温泉」で汗を流す。「はやぶさ」は地名の「山梨市牧丘町隼」に由来する。
2021年05月14日 14:50撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
5/14 14:50
徳和から15分の「はやぶさ温泉」で汗を流す。「はやぶさ」は地名の「山梨市牧丘町隼」に由来する。
風呂上がりに遅めのランチを頂く。もりそばセット、1,200円。美味しかった。お土産に「コシアブラ」を購入。
2021年05月14日 15:41撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
3
5/14 15:41
風呂上がりに遅めのランチを頂く。もりそばセット、1,200円。美味しかった。お土産に「コシアブラ」を購入。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

1977年、登山を始めて間もない23歳頃に2回登ったきりの乾徳山に44年ぶりの再会。山頂直下の岩場以外は殆ど記憶に無い。徳和の乾徳山駐車場で車中泊。5:35の出発時点でも3台しかなく、平日はあまり混まないようだ。コースは乾徳山登山口から錦晶水、国師ヶ原、扇平を経て乾徳山に登頂し、水ノタル分岐から国師ヶ原に下り、道満尾根経由で下る「八の字周回コース」だ。
駐車場から登山口までは林道を約30分。登山口から暫くは緩い登りだが、次第に急登になる。銀晶水は気づかずに通過してしまった。国師ヶ原の少し手前の錦晶水は水量もそこそこで冷たくて美味しい。ここで鹿を3頭見たが、ここまで誰にも会っていない。
国師ヶ原からは乾徳山と思われるピークが見える。国師ヶ原十字路で大平からの林道と交差して月見岩、扇平に向かう。富士山は樹間からずっと見えていたが、月見岩の手前からは遮るもの無く全貌が見えるようになり、山頂までずっと良く見える。南アルプスも甲斐駒以南が全部みえる。雪を戴いた稜線が美しい。
扇平を過ぎると大きな岩や鎖場が多数出現する。クライマックスは山頂直下の「鳳岩」。約20mの傾斜約70度の岩壁で、ホールドやステップが少なめで、自分としては槍・穂高や剱岳の岩場よりも緊張した。
鳳岩を15m位登ったところで、岩ノ隙間に左足の靴が挟まってしまい、抜けなくなってしまった。絶壁の途中なので、バランスを崩したら脚が折れたかも知れない。どうにも抜けないので、靴紐を緩めて足を抜いたが、それでも靴はなかなか抜けなかった。靴底を湾曲させて漸く抜けた。まさかの大失態だった。
44年ぶりの山頂は360度のパノラマだが、空が少し白けてきてしまったので、少し残念だ。山頂の一角でテルモスのお湯でカレーメシのランチ。最近これにハマっているが、美味しいのだ。
山頂では5人の登山者と出会った。
山頂から北上したが、「水ノタル分岐」の下降点が、GPS地図より少し北側にあるような気がする。
分岐で出会った青年は黒金山を往復してきたとのこと。コースタイムで3.5時間なので、かなりのハイスピードだ。
国師ヶ原までの下りはかなりの急坂で、ルートも不明瞭な所があるが、ヤマレコとAppleWatchのおかげで現在位置把握が容易なので安心して歩ける。山頂から約70分で高原ヒュッテに到着。高原ヒュッテは山梨市が管理する避難小屋だが、外観はしゃれていて、内部はピカピカ。大事にされているようだ。ここでコーヒーを淹れて一休み。トイレは室内にバイオトイレがあるが、靴を脱がないと入れないので、内部の確認はしなかった。
高原ヒュッテから道満尾根までは広い林道歩き。林道は大平まで続いているので、高原ヒュッテの管理者は車で来るのだろう。
道満尾根は九十九折りの林道をショートカットするように付けられている。道満山(1314m)はひたすら下りの中のちょっちした登りで、山頂感は無い。
徳和峠で車道に出て獣害避けのフェンスを通って徳和集落を抜けて駐車場に戻る。
ピーカンを予想したが、若干大気が濁っていたものの富士山と南アルプスの展望に恵まれ、岩場のスリルも味わえて楽しい山行だった。
徳和から15分の「はやぶさ温泉」で汗を流して帰路に着いた。

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