中房温泉〜燕山荘


- GPS
- 32:00
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 1,244m
- 下り
- 1,241m
コースタイム
〜合戦小屋15:30〜燕山荘16:47
・2日目 燕山荘8:30〜合戦小屋9:19〜中房温泉11:30
天候 | ・1日目:曇りのち雨 ・2日目:雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・よく整備され危険箇所なし ・合戦小屋まで急登の連続、段差の大きい箇所多数。雨のせいか泥濘が酷い ・他の山域に比べ、小学生くらいの子供を連れたファミリー登山者がとても目立つ ・テン場はキャパが小さい。需要も少ない?山荘泊まりが圧倒的に多いと思慮 ・なぜかauの電波が繋がった(不安定ながら常時アンテナ2〜3本) ・登山道は午前中は各所で渋滞が発生 ・奥多摩と違って虫が少ない |
予約できる山小屋 |
中房温泉登山口
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写真
感想
少し早目の夏休みということで5連休を取得、久し振りのテン泊縦走を楽しもうと、中房温泉から槍ヶ岳までの表銀座縦走の計画を立て、デカザックを背負い、満を持して中房温泉登山口に降り立ったのが7/28の正午。そしてそれから24時間後、再びこの登山口に戻ってくることになるとは・・(涙)
まあ、山は逃げません。無事がなりより、また改めてチャレンジしようと思います。
JR穂高駅から中房温泉までの定期バスは時間的なこともあってガラガラ。ほとんど空気を運んで正午前に到着。今日は日曜日、沢山の登山者で賑わっていました。
トイレを済ませ直ぐにハイクアップ。予想通り、最初から結構な急勾配です。そして次から次へと下山者がやって来ます。その度に「こんにちは〜!」の波状攻撃を受け思わず苦笑しながらも、こちらも爽やかに挨拶を返します。
ただ中には、脇に寄って登りの登山者を待ちながら「無理しないで〜ゆっくり〜焦らないで〜」と超上から目線な若者グループや、休憩ベンチの風上で堂々とタバコを燻らせる愛煙家ハイカーなど・・まあ、色んな「困ったさん」もいましたね。
第1ベンチを過ぎた辺りから小雨となり、富士見ベンチを過ぎた辺りでいったん止みます。合戦小屋で水を補給し、少しだけ小屋番さんと雑談して情報収集。ここから先は今までほどの急登はないとのこと、気持ちをリセットして再出発します。
昭文社のコースタイムから遅れること30分、出発から4時間40分掛かって燕山荘に到着しました。直ぐにサクッとテントを設営して荷物を放り込み、山荘でまず受け付け、次に売店で水とビールを購入し少し散策するも殆ど景色は見えず。仕方なくテントに戻り、後はビールとウイスキーで標高2,700Mの夜を楽しみました。
明けて翌日、テントを叩く雨音で目が覚めます。直ぐにラジオと携帯で天気予報をチェック。そしてトイレのついでに少しだけ縦走路方面に偵察に行くも、稜線上は凄まじい横なぐりの暴風雨。暫し呆然と立ち尽くしていましたが、心は完全に折れ、ここで潔く撤退を決断(涙)
急ぐ必要もないので、テント内で3時間ほどまったりと過ごし、8時半に中房温泉を目指し下山を開始しました。
晴れていれば、槍穂を始め北アルプスの山々が圧倒的な迫力で眼前に迫って来たのでしょうが・・まあ悔やんでもしょうがありません。また改めて挑戦したいと思います。良いボッカ訓練になりました(笑)
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