開聞岳



- GPS
- --:--
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 840m
- 下り
- 840m
コースタイム
天候 | 雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2004年05月の天気図 |
アクセス | 屋久島・宮之浦岳の帰りに開聞岳登山。かいもん山麓ふれあい公園キャンプ場から往復 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし |
その他周辺情報 | かいもん荘 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
サブザック
行動食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
|
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感想
5月4日 雨のち曇り
かいもん山麓ふれあい公園0600(15)0615二合目0615(40)0655五合目0705(35)0740七合五勺0745(30)0815開聞岳0830(1:35)1005二合目1010(10)1020かいもん山麓ふれあい公園(計3:45)
かいもん山麓ふれあい公園1135-タクシー-1145かいもん荘1305-タクシー-1320山川駅1500-バス-1700鹿児島空港2030-SKYMARK-2230羽田空港2320-電車-桂宅0100-桂号-0210君津
0400起床、気温は24℃。一晩中強風が吹き荒れ、あまり良く眠れなかった。隣のテントは夜中に潰れていた。他のテントもロッジ型のものは全滅しており、無事なのはドーム型の小さなテントだけだった。
風は強いが雨は降っていない。このまま降らなければ良いが・・・・
昨日コンビニで買った寿司、おにぎり、みそ汁で朝食。
撤収中にテントがあやうく風で飛ばされそうになった。ものすごい風だが、幸い雨は降っていない。
ザックを管理棟2階の無料休憩所にデポして0600出発。空はいまにも雨が降り出しそうだ。
2合目登山口への近道が判らず、一旦車道を下ってから登り返し、2合目登山口へ。
開聞岳は4千年前に誕生した火山で、登り始めの登山道は富士山のように火山特有の砂利道である。また、開聞岳の登山道はジグザグでも直登でもなく、螺旋状の登山道が着けられている。 とてもめずらしい登山道で、おそらく日本でただ一つの変わり種登山道だろう。
登山道は一本調子の登りだが、それほどきつくはなく、グングン高度が上がる。100mにつき1合登る感じだ。5合目でカッパのズボンをはいたが、6合5勺では全員がカッパを身につけた。
7合目からは岩が多くなって歩きにくい。左膝が痛いのもきつい。0815開聞岳(924m)山頂着。
開聞岳は筑波山(876m)とともに1,000m未満の百名山だが、円錐形の端正なシルエットから薩摩富士と言われている。でも今日はそんな風情を感じている状況ではない。
山頂の手前で雨が土砂降りになったが、山頂に着いてすぐに止んでしまい、山頂にいる間は降らなかった。ラッキー!
開聞岳は30年前に卒業旅行で友人2人と九州一周した際に登っているので、百名山GETではないが、30年前の写真が1枚もないので、今回やっと証拠写真を撮ることが出来た。
山頂からは晴れていれば屋久島も見えるようだが、今日は雨とガスでまったく展望なし。山頂の標柱と一緒に記念撮影をする。
こんな天気でも結構大勢の人が登っている、物好きだ。さすがに百名山である。
下りは膝の調子がさらに悪くなり、ペースが上がらず遅れ気味になる。1020キャンプ場に到着 。管理棟2階の休憩所で着替えと荷物の整理をし、1階の売店でビールを買って乾杯。管理人に開聞岳登頂を告げると、登山証明書をくれた。
タクシーで国民宿舎かいもん荘前の温泉に行き、汗を流し濡れた衣類をすべて着替えてサッパリした。その後かいもん荘で食事をしようとしたら1300でおしまいとのことでダメだった。
かいもん荘前の海岸から見た開聞岳は海から聳えていてとてもきれいだった。でも山の上半分は雲に隠れていたが・・・・
かいもん荘でタクシーを呼んでもらい、JR山川駅へ。おしゃべりなタクシー運転手のお薦めで昼食は駅前の「くり屋」へ。かつおのたたきが美味しく、チャンポン風のうどんも美味しかった。この店は地元でも人気らしく大変賑わっていた。くり屋は食堂だけではなく、宿泊も出来るのだが、一泊朝食付きで\1,830という値段がすごい。「日本一安い宿」というのが売りらしい。
昨夜指宿駅で会った鉄人おじさんが言っていた「山川駅前の宿」というのはくり屋のことらしい。う〜ん、鉄人恐るべし。
JR山川駅は「日本最南端の有人駅」だとか。しかし乗降客の減少で存続の危機に瀕しており 、山川町が旅行費用の補助をするなどの存続キャンペーンを行っていた。
1500の高速バスで鹿児島空港へ。
空港に着くと、羽田空港が強風で着陸できず、スケジュールが大幅に遅れていた。アクアラインバスへの乗り継ぎ時間が少ないので今日中に帰れないかもしれない。
空港で女性陣と再会し、おみやげにさつま揚げをいただいた。感謝!! 彼女達の便は1930のJAL便だったが、2020に遅延していた。 記念に一緒に写真を撮って3人と別れた。
レストランで黒豚チャーシューの鹿児島ラーメンを食べ、缶ビールを買って搭乗口へ。スカイマークの飛行機に乗るのは初めてだが、チケットはペラペラの紙切れだった。
スカイマークの東京行き最終便SKY-308便2020発は10分遅れになっていたが、実際に離陸したのは2035だった。先行きに不安があるが、心配してもしようがないので、おみやげに貰ったさつま揚げをつまみにビールを飲みながらのフライトとなった。このまま行けばなんとか間に合うと思っていたが、 羽田空港が昼間の強風の影響で滑走路が混雑しており、八丈島上空で1周、大島上空で2周旋回させられ、着陸したのは 2230だった。荷物が出てきたのは2300で、木更津行きバスの最終便2245は既に出ていた。
空港でバスの始発まで待とうと思ったが、どうやら夜間は閉鎖されるらしく、桂君に車で君津まで送ってもらうことになった。疲れているのに申し訳ない。
モノレールと電車を乗り継いで桂君の実家のある久我山に行く。0100に久我山の実家を出発し、君津に着いたのは0210だった。疲れをおして送ってくれた桂君に感謝。これから東京まで帰るのは大変だ。
最後はバタバタだったが、今回の山行は色々なことが体験出来たし、念願の宮之浦岳に登頂し縄文杉も見ることができ、大満足だった。
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