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Yamareco

記録ID: 3379431
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

北信五岳1座目は戸隠山から(八方睨⇒戸隠山⇒九頭竜山)

2021年07月22日(木) [日帰り]
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Jinbei その他1人
GPS
07:12
距離
11.8km
登り
979m
下り
978m

コースタイム

日帰り
山行
5:30
休憩
1:25
合計
6:55
距離 11.8km 登り 982m 下り 983m
5:08
5:10
16
5:26
5:27
15
5:42
5:43
60
6:43
6:50
20
7:52
7:53
12
8:05
8:18
43
9:01
9:04
50
9:57
12
10:09
10:30
2
10:32
10:34
36
11:10
7
11:25
11:26
5
11:31
戸隠キャンプ場登山者用駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●戸隠キャンプ場登山者用無料駐車場
深夜0:30頃到着時にはかなりの空き有り
出発時4:30頃もまだ空き多数有り
下山時11:30頃は満車
https://tozanguchi-p.com/post-3789/

●トイレは登山者用駐車場の道路をはさんだ向かい側にあります
(水洗・ペーパー有のきれいなトイレです)
コース状況/
危険箇所等
●登山ポスト:戸隠神社奥社登山道入口に有

●注意箇所
 距離は短いですが、蟻の戸渡り付近が危険なのはもちろん、その前にもクサリで縦バイ、横バイするような箇所があり慎重な行動が求められます。
 また、不動避難小屋から下部もクサリ場で滑りやすい箇所があり、こちらも落ち着いて足場をよく確かめながら行動する必要があります。
 戸隠山から九頭龍山の登山道も下草で隠れていますが、東側は崖になっているので、足を踏み外さないよう要注意です。
その他周辺情報 ●下山後の甘味
「道の駅しなの」のソフトクリーム(今の時期はブルーベリーが旬)
https://f-tenbou.com/
戸隠キャンプ場の登山者用無料登山駐車場にきました!北信エリアは毎年計画しては悪天候で延期を5年くらい繰り返してました。ついに歩くことができます!戸隠はかなり危険な箇所もあるようなので要注意です!
戸隠キャンプ場の登山者用無料登山駐車場にきました!北信エリアは毎年計画しては悪天候で延期を5年くらい繰り返してました。ついに歩くことができます!戸隠はかなり危険な箇所もあるようなので要注意です!
お手洗いは綺麗な洋式水洗でトイレットペーパーもあります。
お手洗いは綺麗な洋式水洗でトイレットペーパーもあります。
熊の多いエリアなので熊にも要注意です。
熊の多いエリアなので熊にも要注意です。
まずは、さかさ川歩道で戸隠神社奥社を目指します。
まずは、さかさ川歩道で戸隠神社奥社を目指します。
川が山に向かって流れてました。これが、さかさ川の由縁でしょうか。
川が山に向かって流れてました。これが、さかさ川の由縁でしょうか。
ひょっこり熊に遭遇しそうな雰囲気があります。
ひょっこり熊に遭遇しそうな雰囲気があります。
ヤマアジサイ
ヘビイチゴ
ヘビイチゴの実
熊出没看板が多くあります。こちらのイラストはリアル重視。
熊出没看板が多くあります。こちらのイラストはリアル重視。
奥社の参道入口に着きました。朝早いせいもあり、とても静かで神々しいです。
奥社の参道入口に着きました。朝早いせいもあり、とても静かで神々しいです。
参道に少し靄がかかっています。神秘的です。
参道に少し靄がかかっています。神秘的です。
朝日の木漏れ日
ウバユリ
朝日が参道の巨木杉にあたります。ほんとうに大きな木が目の前に多く並ぶ姿は圧倒されます。
1
朝日が参道の巨木杉にあたります。ほんとうに大きな木が目の前に多く並ぶ姿は圧倒されます。
奥社に着きました。奥社の横に登山口があります。
奥社に着きました。奥社の横に登山口があります。
シシウド
ここにも熊注意看板。こちらはかわいい熊さんの絵。でも目撃情報が書き加えられていました。
ここにも熊注意看板。こちらはかわいい熊さんの絵。でも目撃情報が書き加えられていました。
登山口を通過するとすぐに急登になります。
登山口を通過するとすぐに急登になります。
戸隠稜線が見えました!稜線というよりは崖ですよね。
戸隠稜線が見えました!稜線というよりは崖ですよね。
ハナニガナ
オミナエシ
オオバギボウシ
険しい戸隠稜線。今からあの上を歩きます。
険しい戸隠稜線。今からあの上を歩きます。
カラマツソウ
鎖で垂直上昇します。
鎖で垂直上昇します。
オトギリソウ
何度も鎖で垂直に登る箇所が現れます。
何度も鎖で垂直に登る箇所が現れます。
クガイソウ
シモツケソウ
これでもかと鎖場が続きます。
これでもかと鎖場が続きます。
百間長屋。この崖を横切るスリットの中を歩いてきました。阿曽原の大太鼓みたいに見えます。
百間長屋。この崖を横切るスリットの中を歩いてきました。阿曽原の大太鼓みたいに見えます。
ウスユキソウ
ミヤママンネングサ
ミヤママンネングサ
ウスユキソウ
ハナチダケサシ
クルマユリ
ヤマオダマキ
タマガワホトトギス
タマガワホトトギス
ウツボグサ
長い距離を鎖で垂直上昇します。戸隠は、手が滑ったら、足が滑ったら骨折では済まない箇所が多いです。
長い距離を鎖で垂直上昇します。戸隠は、手が滑ったら、足が滑ったら骨折では済まない箇所が多いです。
まだまだ鎖で崖を登ります。気の抜けないコースが長時間続き、精神力が必要です。
まだまだ鎖で崖を登ります。気の抜けないコースが長時間続き、精神力が必要です。
鎖で長い距離を登ります。
鎖で長い距離を登ります。
ツリガネニンジン
ツリガネニンジン
ヤマエンゴサク
ツリガネニンジン
ツリガネニンジン
手足が滑ると長い距離を転落するような箇所が多くあります。
手足が滑ると長い距離を転落するような箇所が多くあります。
鎖で横ばい
イワキンバイ
シモツケソウ
ヤマアジサイ
胸突岩に着きました!
胸突岩に着きました!
一枚岩を一本の鎖で上までよじ登ります。その先には、、
一枚岩を一本の鎖で上までよじ登ります。その先には、、
戸隠山の核心部、「蟻の塔渡り」に到着。
戸隠山の核心部、「蟻の塔渡り」に到着。
蟻の塔渡り。右も左も転落したら大きなニュースになる絶壁。幅の細い平均台のようです。想像以上の高度感があります。
蟻の塔渡り。右も左も転落したら大きなニュースになる絶壁。幅の細い平均台のようです。想像以上の高度感があります。
左右のバランスを崩したら、、、どこまで落ちるのかもわ分かりません。ロープ、鎖、杭はなく、ここを通過しないと頂上には行けません。
左右のバランスを崩したら、、、どこまで落ちるのかもわ分かりません。ロープ、鎖、杭はなく、ここを通過しないと頂上には行けません。
通過した後も鎖で高度を上げます。
通過した後も鎖で高度を上げます。
振り返って蟻の塔渡り。改めて細く切れた崖の上を歩いていることが分かります。
振り返って蟻の塔渡り。改めて細く切れた崖の上を歩いていることが分かります。
イブキジャコウソウ
イブキジャコウソウ
この崖の下からよじ登ってきました。
この崖の下からよじ登ってきました。
オトギリソウ
八方睨に着きました!標識は見当たりませんでした。
八方睨に着きました!標識は見当たりませんでした。
八方睨からみる北の展望
八方睨からみる北の展望
高妻山がよくみえます。
高妻山がよくみえます。
ハナニガナ
グンナイフウロ
ニッコウキスゲ
ゴゼンタチバナ
クロバナエンレイソウ
クロバナエンレイソウ
戸隠山に到着!こわかった!
戸隠山に到着!こわかった!
凍らせてもってきたゼリーで張り詰めた緊張感を和らげます。
凍らせてもってきたゼリーで張り詰めた緊張感を和らげます。
頂上からみる高妻山
頂上からみる高妻山
ヒョウモンチョウとクガイソウ
ヒョウモンチョウとクガイソウ
ヤマハハコ
オトコエシ
頂上を越えても、右側は切れて転落リスクのある道がたびたびあります。
頂上を越えても、右側は切れて転落リスクのある道がたびたびあります。
道が細い箇所もまだあります。
道が細い箇所もまだあります。
イブキジャコウソウ
イブキジャコウソウ
赤とんぼ
ニッコウキスゲ
コバノイチヤクソウ
コバノイチヤクソウ
シナノキンバイ
オオバギボウシ
稜線がガスに飲まれました。目の前に大きな登り返しが見えます。稜線は何度もアップダウンを繰り返し、心地よい稜線歩きといった感じではありません。
稜線がガスに飲まれました。目の前に大きな登り返しが見えます。稜線は何度もアップダウンを繰り返し、心地よい稜線歩きといった感じではありません。
ヨツバヒヨドリ
シナノオトギリ
ウツボグサのブーケ
ウツボグサのブーケ
シロバナハナニガナ
シロバナハナニガナ
木々の間から高妻山
木々の間から高妻山
イブキジャコウソウ
イブキジャコウソウ
九頭龍山に到着!
九頭龍山に到着!
ヤマツツジ
鎖で垂直下降します。
鎖で垂直下降します。
オミナエシ
モミジカラマツ
サンカヨウの実
キンポウゲ
不動避難小屋につきました!スズメバチに追われていたので、ここはスルー。
不動避難小屋につきました!スズメバチに追われていたので、ここはスルー。
スズメバチの追跡を振り切ったことを確認してから栄養補給。
スズメバチの追跡を振り切ったことを確認してから栄養補給。
ゲンノショウコ
氷清水に到着!
ここで湧き水をがぶ飲み。喉の渇きが一気に解消されました。今日は気温がめちゃくちゃ暑く、水分摂取量がかなり増えています。
ここで湧き水をがぶ飲み。喉の渇きが一気に解消されました。今日は気温がめちゃくちゃ暑く、水分摂取量がかなり増えています。
オオバミゾホオズキ
オオバミゾホオズキ
鎖で大きな落差を垂直に降ります。
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鎖で大きな落差を垂直に降ります。
崖の中を横切るように横ばいで移動します。
崖の中を横切るように横ばいで移動します。
濡れた一枚岩を一本の鎖で降ります。足場もあまりなくつるつるです。
濡れた一枚岩を一本の鎖で降ります。足場もあまりなくつるつるです。
沢沿いに下ります。
沢沿いに下ります。
橋をわたります。
橋をわたります。
ウツボグサ
牧場に着きました!
牧場に着きました!
緑輝く牧場の中を下ります。
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緑輝く牧場の中を下ります。
牧場の先にはさっきまでいた戸隠山が。稜線は雲に飲まれました。
牧場の先にはさっきまでいた戸隠山が。稜線は雲に飲まれました。
目の前には戸隠スキー場。チャンピオンコース、シルバーコースの急斜面がよくみえます。
目の前には戸隠スキー場。チャンピオンコース、シルバーコースの急斜面がよくみえます。
牧場と青空
戸隠神告げ温泉で汗を流しました。
戸隠神告げ温泉で汗を流しました。
戸隠といえば、お蕎麦!神告げ温泉でいただきました。
戸隠といえば、お蕎麦!神告げ温泉でいただきました。
神告げ温泉のマスコット犬、北海道犬のおたる。
神告げ温泉のマスコット犬、北海道犬のおたる。
戸隠の湧水を珈琲用に20リットルいただきました。
戸隠の湧水を珈琲用に20リットルいただきました。
下山後は、道の駅しなのでゆっくり。
下山後は、道の駅しなのでゆっくり。
つばめさんが多くいます。
つばめさんが多くいます。
お母さんを見つめてます。
お母さんを見つめてます。
野菜たっぷりの宝石カレー@道の駅しなの
野菜たっぷりの宝石カレー@道の駅しなの
ブルーベリーソフト@道の駅しなの
ブルーベリーソフト@道の駅しなの

感想

♪北信五岳1座目は戸隠山から(八方睨⇒戸隠山⇒九頭竜山)♪

 今まで何回も計画しては、その度ごとに天気が思わしくなく、何故か全く手つかずだった北信の山々。今年は梅雨明けが早く、この連休も天気は良さそうだ。今回こそ天候不良計画倒れのジンクスを破るべく、4連休のうち前半2日を利用して北信の山を登ることにする。どこの山にまず登ろうか?迷ったが、まずは1日目に戸隠山を登ることにする。
 
 いつも通り早朝からスタート。さかさ川歩道を歩きまずは奥社を目指す。奥社へ向かう参道の両脇には巨大なスギ並木が神々しい雰囲気を醸し出している。戸隠スキー場には何回か来たことがあるが、こんな素晴らしい参道があるとは知らなかった。
 
 奥社前で神様に本日の安全登山を祈願し、登山道へ入るとすぐさま急登が始まり、百間長屋から先は、クサリ場の連続する気の抜けない道になってきた。
 そしてついに現れたこのコースの核心部。距離は短いがここから転落したら・・・な箇所なので極めて慎重にゆっくりゆっくり進む。
 八方睨に到着すればまずは一安心だが、この先登山道は東側が切れているので要注意。下草で切れているのが見えない分、ここも慎重に行かないと。
 
 九頭龍山から先では身体の周りをブンブンとすごい羽音をさせてホバリングしている虫にまとわりつかれる。よく見たら「キイロスズメバチ」じゃないですか!あっ、この辺りはあなたのテリトリーなんですね。ごめんなさいすぐに立ち去りますからどうか攻撃しないで下さい、と足早に通り過ぎて、ようやく避難小屋に到着。
 ここで少し休憩しようと思ったのもつかの間、またもやスズメバチの威嚇を受け、ゴメンナサイとすぐにこの場を離れた。
 氷清水あたりでようやく落ち着いて休憩がとれたが、この先も沢状の登山道に滑りやすいクサリ場があったりと、下山もなかなか気が抜けない。ようやく牧場の柵が見えた時にはホッとしたな〜。ここからはもう危険個所はなかったが、駐車場までは予想より長かったな。
 神告げ温泉にのんびりつかり、とりあえずお昼ご飯に戸隠そば。今日は緊張の連続で、コースタイムは比較的短いものの結構疲れた。明日に向けての英気を養うために道の駅しなので早めの晩御飯をいただき、次の登山口に向かった。

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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 妙高・戸隠・雨飾 [日帰り]
戸隠山・高妻山・乙妻山縦走
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

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