北アルプス縦走3日目 雷鳥平〜池の平
富山県
inuwasi
- GPS
- 14:50
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 2,690m
- 下り
- 2,923m
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| 天候 | 晴れのち曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年08月の天気図 |
| アクセス | 2日目の宿泊地 雷鳥平から出発 |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
早朝行動のヘッドライトがあちこちに。
今日の剱岳はTJAR観戦兼ねた人であろうトレイルランナー系が多かったです。
八ツ峰下半、源次郎、その向こうに黒部別山その手前のハシゴ谷乗越、この後、ここへグルっと回っていく予定です、、、鹿島槍には雲がかかって、、、
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鹿島槍には雲がかかって、、、
TJAR選手はここを日本海から遡って来るのです！
TVクルーが待ち構えています。ドローンもある。この後、下山中に、自分のことをTJAR選手と思ったか？ドローンが近づいてくることがありました。もちろん満面の笑みで手を振りましたよ(笑)
この後、下山中に、自分のことをTJAR選手と思ったか？ドローンが近づいてくることがありました。もちろん満面の笑みで手を振りましたよ(笑)
ここで内蔵助経由で池の平へ向かうことを、小屋の方々からの忠告により断念する。
昔は自分の大学含めいくつかの大学が来ていたのだけど。
登山道には何故かヤマアカガエルの小さいのが結構いたので、
それを狙っているのでしょうね。
池の平到着後、池の平山へと足を延ばしますが、時間的に遅くなりそうなため、あと少しの所で引き返します。電波がギリギリ届き、家族に生存連絡できました。
装備
| 個人装備 |
ザック
トレイルシューズ
Tシャツ
アンダーシャツ
短パン
ゲイター
靴下
すれ防止クリーム
テント
マット
簡易シュラフ
レイン上下
帽子
防寒着
着替え
スマホ
モバイルバッテリー
端末コード
地図
コンパス
ナイフ
救急セット
トイレットペーパー
携帯トイレ
保険証
山岳保険証
運転免許証
現金
クレジットカード類
計画書
手袋
食料９食分
行動食5食分
飲料水
非常食
ココヘリ
ヘルメット
サングラス
メガネ予備
熊鈴
マスク予備
バーナー
ボンベ
コッフェル
ストック
ヘッドライト2個
|
|---|
感想
何パーティーか闇夜に出発
剣御前までペース上げて到着。
ここでクロユリのコルへのルートへ入ってしまう？
雪渓横断、ハイマツの藪漕ぎで、下半身ビチャビチャ。当然靴も、、、
剣沢小屋ルートからの合流で人が増えてきて、落石防止にヘルメット装着、
難所もそれほど渋滞なく進み、
逆にカニのタテバイなど、誰もいなくてかえって緊張、マイペースで山頂到着。
若干雲が多くて、大眺望というわけにはいかず、少し残念。風もあり、寒く、TJARがらみのトレラン風の人たちも多くて、写真撮って下る。
下りながら、ドローンに接近されたり、剣沢小屋近くでは、「TJAR選手？」みたいな眼差しを送られ、「モドキで〜す！」と心の中で叫んでいました（笑）
小屋前で靴下を乾かしているとTJAR選手が横へ来て、おもむろにコンロを出してお湯を沸かし、地味にアルファ米を食べていた。
剣沢のキャンプ場には大学の後輩たちが来ているけど、さすがにこの時間では留守だし、どのテントかも分からず、進む。
別山への直登に喘ぎ、内蔵助小屋へ。
内蔵助平へのルートを小屋に確認したところ、
雪渓からの1000メートルの滑落の危険
内蔵助平の藪漕ぎ酷い、
クマの目撃多い（後に真砂沢ロッジに聞いたら、「それが普通だから」と一蹴されました、そりやそうだよね。
自分のメンタル弱さに辟易です。
しかもこの時点で、このエリアの地図を紛失していた事も発覚、こりゃ、行くなって事だよね。
ルート変更決定。
内蔵助経由はやめて、立山にてTJAR選手すれ違いざまに応援。
立山周辺は、同じく、TJAR応援絡みの関係者多く、あちこちで応援者同士での交流多く、その会話を聞くごとに、
「ああ。自分は場違いだな」
って、もしも、自分が出場したとして？
イメージ湧かない、、、
選手も応援者も残らずみんな関係者みたいな？
そこへ門外漢的な？
自分が入り込む余地があるのか？
そんな事を考えつつ、
今の状況、このまま続ける意味があるのか無いのか？
剣沢下降後、真砂沢経由とする。
内蔵助経由の雪渓では、
未知の1000メートルの滑落？
が最大のネックだったが、
真砂沢の降りは、
過去に逆ルートで何回も来てる。
そんな傾斜はなかった記憶、、、
ダメなら引き返そうと思いつつ。
特に問題なく、懐かしの真砂沢到着。
真砂沢オヤジは仏頂面だけど的確。
「熊はどこにでもいるよ」
思わず、値引き品のバンダナ購入。
東大山岳部いた。昔はもっと多くの大学が来ていたが。
池の平までの道のり、黒部川沿いは意外とあっという間、
しかし、そこからの登り返しはきつかった、
あそこピーク？違う、、、を何度も繰り返す。
いい加減、はやく着くのを諦めた頃に、仙人池ヒュッテが見えてきた。
そのあと、池の平までもすぐ（でもなかった）で、小屋の補修中のトンカチの音が近づいて到着。小屋の人は何かと親切。
テントを立てて、すぐに池の中山へ向かう。
時間的なものと、踏まれてない道の悪さで、山頂まであとわずかというところで引き返す。
辛うじて電波が届くようで、家族に生存連絡出来た。
曇りがちなこともあり、
気温があまり下がらず、寝ている時も、軽量化の為の寝袋ではないペラペラの袋でも寒くはならなかった。
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