別山谷出合〜立山(雷鳥沢テン泊)剣御前〜雄山周回

- GPS
- 15:43
- 距離
- 29.7km
- 登り
- 2,390m
- 下り
- 2,404m
コースタイム
- 山行
- 6:46
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 7:01
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 3:37
- 合計
- 10:40
| 天候 | ド快晴 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
扇沢まで路線バス 立山から電鉄富山駅まで電車 富山駅から夜行バス |
| コース状況/ 危険箇所等 |
別山谷出合まで整備が進んで通行できます 富士ノ折立手前がちと分かりづらい |
| その他周辺情報 | 不二越にて満天の湯 |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
感想
今年は阿曾原温泉が不通なので、途中から真砂沢岳を目指そうかと計画したら突然の初雪便り…。
まぁ紅葉も良さげなので初日は紅葉トレッキングに変更。
去年も同じタイミングで扇沢に来ており、年間のルーティンになりそうな予感。
ほとんどの乗客がダムへ向かう中、数人は直進して登山口へ。扉を開けたら早速係の人?が車から降りてきて「下の橋は凍ってるから気を付けて」と注意を受け、荷物をデポして身軽になってダム下へ向かいました。
空は真っ青で遠くの立山は真っ白になってる様子で、グングンそれとは反対に下り例の橋に到達しました。轟音が響き渡りダムの放流で水しぶきが半端なく、がっつり凍ってる橋、下は濁流、むっちゃ怖い(笑)
早々にチェンスパ履いてロープを手にビビりながら反対側へ。
去年よりも身軽なのに足元は冬靴なので足が重い。チラチラと紅葉が目につき始め、黄葉した葉がキラキラ輝きやっぱ来てよかった。ホントは向かうはずの真砂沢の分岐を過ぎて、いよいよ危ないゾーンに突入しました。番線片手に躓かないように、スライドも追い越しも居ないのでマイペースで進んでいるところ、去年は無かった巨大な雪の塊が。今年の雪は相当だと聞いていたけど、こんな雪の状態だと整備も大変だと改めて維持されている関係者の方の大変さがわかりました。
そうこうしてると別山谷の折り返し地点に到着し、しばらく頭上の紅葉を楽しんで来た道を戻りました。谷底なので10時過ぎ位からのほうがもっと光が入ってきれいかも。
荷物をまとめて室堂へゴー。
周りはほぼ観光客で登山者1割いるかしら?13時過ぎに室堂に着いて、しばらく辺りを散策し何もすることがないので14時過ぎに雷鳥沢へ向かいました。空は真っ青雲ひとつないド快晴となり、風もなくホントにもったいないくらい。テン場は今日が最終宿泊となり、30日で小屋じまいらしくトイレ&水の心配がなく一安心。すでに二張あって、係の方からようこそ3張り目と歓迎?されました。持ってきたスコップで整地して雪をどけたところにテントを張って一息。
何もやることないのであしたの下見に雷鳥坂へ。仮橋の細さと分岐などを確認し、ちょっと登ってルートを確認しました。遠目からでも何となくトレースありそうだし、つづら折りなので何とかなるかと3時スタートくらいで日の出に間に合うように計画しました。
21時にはぐっすりと寝ていたようで2時過ぎに起き出して荷物をまとめて予定よりも遅れてテン場をスタートしました。昨日下見の時に会った方はまだ出てない様子なので、先に剣御前に向かいます。ナイトハイクは毎度恒例なのですがのっけから方向が分からずまさかのルートミス(笑)。なんとか浄土橋に向かい、数時間前に歩いたルートをトレースします。
何やら先行者が居るようでしっかりとした足跡もあり、難なく剣御前小舎に到着しました。小屋の前で休憩しようとしたら、まさかのテントがこんなところに。ガサガサ主が起きてきてトレースのお礼を伝えたところ、初めてのテント泊で大変でしたとのこと。そりゃそーだ。
しばらく暗闇で笑い合いながらこちらの予定もあるので剣御前に向かい、上着を着込んで登りを開始しました。すぐに山頂かと思いきや、かなり歩かされ、なんとか日の出前に剣御前に到着し、30分以上景色を堪能して剣御前小舎に戻りました。
さて、奥大日岳に向かうか、雄山に向かうか迷ったけど、天気も良いので行けるところまで雄山方面に。
ここでも先行者のトレースがあったので心強く、先に進むことができ、別山を越えて下から来るはずだったの真砂岳に到着しました。稜線から下をのぞくとがっつり雪があり、少しルートは分かりそうだけどテン泊荷物を持って上がるなんてしなくて良かったと思いました。真砂岳までもアップダウンに苦しめられ、雪がなければサクサクいけるところも時間をかけて進む感じでした。
それでも天候はずーっとド快晴が続き、この時期にしては珍しいくらいの陽気となり、稜線散歩日和でした。段々と雄山の山頂が近づいてきたものの、行く手には何やら怪しげな岩稜が。富士ノ折立手前が危なさそう。砂走りのルートにはトレースがかなりはいっているので、ここいらでドロップしようと、とりあえず大休止して10時をリミットでちょっと稜線を進みました。進んだら進んだで見かけよりも歩きやすく、気づいたら富士ノ折立に着いてしまいました。一部岩稜やらハイマツなどあったのでこれからはもっと危ないのでしょうが、なんとかクリアできました。
ここまで来たらあとは雄山までスグなので気楽に歩を進めてついに雄山の山頂に到着です。
360度大パノラマで遠く富士山も見えるほどクリアで風もなく穏やかなお昼前となりました。あまりゆっくりもできないので、山頂でアナザースカイ風な写真を撮ってもらい足早に雷鳥沢のテン場に戻ります。全く風もない雪原は照り返しで暑く、喉もカラカラになりながら最後に残ったテントを撤収してヒィヒィ言いながら坂を上がり室堂に到着しました。
予期せず雪の稜線を歩けて大満足の立山山行となりました。伊藤新道、餓鬼岳、立山と直近3連チャンは大町界隈で日に日に寒くなるのを肌で感じます。
おしまい。
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akiji














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