秋立2025シーズンイン

- GPS
- 22:11
- 距離
- 36.9km
- 登り
- 4,409m
- 下り
- 4,401m
コースタイム
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 5:31
- 山行
- 8:02
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 8:55
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 7:36
| 天候 | 1〜2日は快晴、3日目は曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
AM7:30頃扇沢到着で無料駐車場(下段)にギリギリ… 🚌アルペンルート往復@12,300円 片道だと@6850円 |
| その他周辺情報 | ♨️みくりが池温泉(2泊)@27,100円 ♨️心笑館(葛温泉から引湯)@700円 |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
装備
| 個人装備 |
ま)BLIZZARD RUSTLER10(ちょうどよかった気がする)
|
|---|---|
| 備考 | 持って行けば良かったもの→アイゼンとウィペット(ひのぱう) |
感想
お祭り状態で賑わうそれを想像して自分には縁が遠いと思っていた。山スキーとはもっと厳しく研ぎ澄まされたような、ラッセルしながら自分と雪と向き合ってなんぼ(ひとり者のひがみ)そんな文句を言いつつも、タクさんに誘っていただいたご縁で、2025年明け早々にみくりが池温泉の宿泊予約を入れる(この時点で雷鳥荘は満室だった)10月にアルペンルートの始発便も確保して準備はOK。文化の日3連休でドッカっと雪降ってシーズンインの便りが届き出す。勤労感謝の日前にも寒気が来て仕上がりそうな予報を確認して、冬支度の準備を始めた。
近所のガソリンスタンドでスタッドレスの履き替えお願いしたら、ジャッキアップに失敗してガソリンタンクと繋がるパイプからガソリン漏れするトラブルあり。ギリギリ連休前に修理完了して出発準備OK。
観光シーズンじゃないし扇沢無料駐車場に駐められるだろうと扇沢7:30到着すると上段は満車。下段の隅になんとかねじ込んでギリギリセーフ。有料だと3日で6000円かかるのは相当痛い。8時前に改札口へ行くと列が1階まで延びていた。改札始まりスマホQRコードをおじさんに提示すると『下の機械で切符引き換えしてきて』と…後ろに続く長い列を逆流してチケット発券。再度列に並び直して始発便に乗れた。予約していればギリに来ても乗車できることを実証。順調に乗り継いで10時室堂。
◆1日目(浄土沢〜山崎カール)
外に出ると真っ白い立山連峰。想像以上に雪があってびっくり。まずは一ノ越方面から浄土山へ。グリーンシーズンもそれなりに身体動かしていたが山スキーは別物。びっくりするくらい足が重くすぎに息も上がる。シールがよく効いて浄土山の山頂から浄土沢へシーズン1本目。山崎カールを2本滑ったら今日はもう良い時間でみくりが池温泉へチェックイン。温泉極楽のち美味しい夕食を楽しんで1日が終わる。
◆2日目(剣沢〜剣御前)
10時間ほど睡眠とって2日目は朝風呂でスタート。朝食バイキングが品数多くお腹苦しい中スタート。今日は雷鳥坂を登って剣沢&剣御前へ。昨日のトレースが固くなり滑る。クトーだすタイミング逃しズルズルヒヤヒヤしながら詰めていく。剣御前小屋は風雪強い、小屋かげでシーフオフして剣沢へ1本目。上部はパウダー、小屋近づいてくると風紋で並々している斜面。剣御前の稜線はまだシュプールなし。今日はこの斜面で3本滑って大満足。雷鳥沢も上部はまぁまぁ、下部はガタガタで消化試合。浄土沢渡ってここからみくりが池温泉までが遠くて地味にキツいが、温泉と美味しい夕食が待っていると考えると頑張る価値がある。
◆3日目(真砂岳〜新室堂乗越〜室堂周辺)
お天気が心配だったが晴れ。予定通りの真砂岳。昨日に引き続き足が痛む(くるぶしの2〜3cm上)歩くたびに痛くスタートから涙目。ブーツのセッティングをちょこちょこ変えてみるが効果なし。毎年シーズン初めは痛みがあったような気がするが、ここまで痛くなかったような。ロキソニン効果かアドレナリン効果か、時間が経つと少しマシにる。真砂の尾根は見上げると急に見えたが稜線直下までシール。その先がカチカチ斜面で落ちたらただでは済まない。タクさんはクトーでいったが、アイゼンに履き替えて通過。それでもカチカチでウィペットも大活躍。内蔵助カールは特濃真っ白で、狙っていた真砂沢も同じだろうと引き返しを決める。
少し標高落とせば視界出るだろうと思ったが2550でようやく谷の様子がうっすら。滑ったシュプールもたくさんあったので慎重に沢を落として浄土沢まで気持ちよく滑った。どこもギタギタ、天気も微妙だが帰るにはまだ早い。まだ滑っていない新室堂乗越ラインを1本。表面クラストしていてイマイチ。北面狙いで場所を変え、室堂のすぐ南側の斜面(北面)に登ってみる。浄土山に続く稜線に出ると薬師岳〜水晶岳を中心とした北アルプスの大展望。雪の具合は良いがフラットライトで地形が見えない。なぜか敬遠されている室堂すぐ近くのパウダー斜面、雪崩警戒しつつ滑っておしまい。
雪と天気に恵まれ秋立の楽しかったの一言。凍える夜を超えなくて良いのでみくりが池に課金は大正解。来年もとりあえず予約しておこう。
昨年スキップで2年ぶりの秋立。今年も期待を裏切らない秋立でした。シーズン中に入っている山とは雰囲気が大きく異なり、春の鳥海山祓川のようなお祭りなのでございます。それでもシーズン一発目から面ツルパウダーをいただくと、最後には来て良かったという感想しか出ないのであります。
初日はまずは室堂から近い浄土沢へ。風が当たって少しパック気味ではあったが見事ファーストゲットで満足。コンディションが非常に良かったのでまずはしっかり滑っておこうとかなり下まで落としてから山崎カールへ。山崎は大分ルトラックが入っていたが、まだ十分楽しめるレベル。覚悟していた登り返しもこなして、無事に初日終了。夜は同室の方のいびきに悩まされました…
2日目は剣沢方面へ出張。剣沢は風の通り道になっていてウィンドパックされてしまうので、周りの斜面で滑るのが良いことに気付いた。今後は剣沢を落とし過ぎないように気を付けます。いい斜面を何本も滑れて充実の1日になった。
3日目はちょっとチャレンジング。大走尾根を登って真砂沢を落とす予定。アイゼン、ウィペットなしに大走尾根に突っ込むのは今後はやめておきます。稜線まで無事たどり着いたもののガスが湧いてきて真っ白に。大走尾根をゆっくり落とす安全策を取らざるを得なかった。それでもガス酔いするほどではなかったのでまだ良かった。大走尾根を下りてガスがかかっていない新室堂乗越へ。トラックはややまばらだったのだが、肝心の雪がクラストで完全に死亡。もう1本滑る時間があったがクラストをもう1回ではもったいないので、北面を探して移動。これがしっかり当たって相当楽しいラス1を滑れた。
今シーズンもいよいよ開幕しましたが、やはり安全が第一。ひとつのミスが命取りになるので、リスク認知をしっかりしていきたい。
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ひのぱう



















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