立山BC

- GPS
- 10:31
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 1,063m
- 下り
- 1,061m
コースタイム
- 山行
- 0:38
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 0:39
| 天候 | 初日 18m予報だが,室堂雷鳥間は微風。気温は手元温度計で-3℃,視界はガスでほぼなし 2日目 室堂~稜線手前は10m無い程度、浄土稜線上、一の越から上は15m以上の感覚。気温は-10℃~-5℃の間、午後は日射で暖かかった。視界良好。快晴。 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
扇沢の無料駐車場はほぼ満車だった。 |
| 予約できる山小屋 |
立山室堂山荘
|
写真
装備
| 個人装備 |
ハードシェル
グローブ
手袋
予備手袋
防寒着
ネックウォーマー
バラクラバ
着替え
ニット帽
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
モバイルバッテリー
スマホ
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
腕時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ピッケル(ウィペット)
ナイフ
スキー板
シール
クトー
アイゼン
ゴーグル
ゴーグル用バッテリー
ガスヘッド
コッヘル
防寒テムレス
カラビナ
環付ビナ
スリング
行動食
非常食
工具
シールワックス
温泉セット
シュラフ(車泊用)
マット(車泊用)
|
|---|---|
| 共同装備 |
スノーソー
|
感想
週頭からの予報で強風(山頂18m/s)になる見込みでツエルト泊スキーツアーの実施は見送った初日、前日からの雪の影響で立山からのバスが動かないと言うトラブル。翌日快晴のため朝一から動きたかったので即決で扇沢に移動。立山駅の隣にいた同じ境遇の方が電車移動ということで同乗のお誘いをし全力移動。車中で山話に花が咲き、てんから楽しそうという気持ちになtたり雷鳥層に連絡取ってもらったりながら何とか14:00のバスに乗れた。
室堂から雷鳥荘まではシール移動。完全にホワイトアウトしており、コース沿いのポールとウォッチの地図を確認しながら慎重に進む。みくりが池すぎた後の下りで右足が溜まった雪に沈んで一回転、登山道から2mほど外れる。後ろから見ると急に消えたように見えたらしい。ふわふわの雪で幸いは怪我はなかったが、もう3mほど先から斜度が上がっていたので後から怖くなった。
その後も問題はあれど無事に雷鳥荘へ到着。バタバタと温泉に入り夕食の席で翌日の作戦会議。真砂沢・雷鳥沢の方に行く予定だったが、南から天気が回復すること、翌日はたくさん人が上がってくるだろうと言うことで浄土のボールと山崎カールを狙うことに決定。食事後は早々にしゅうしん、軽度の高山病症状か頭痛があって熟睡はできず。
翌日は4:45行動開始、コンタクト忘れる痛恨のミスをするもまあ見えるので問題なし。雷鳥壮から前日来た道を室堂方面へもどる。ヘッテン歩行だけど、雪が程よく閉まっていて歩きやすくとても気持ちいシール歩行(前日は無かったことになった)。
室堂山荘方面への道中、暗い中風で舞う雪をヘッテンで照らしながらの雪原歩きが最高に気持ちいい。冬はつとめて、いとおかし。
一の越まで行かずに浄土までの稜線に向かって行く途中で夜が明け今日の勝利を確信、揚々と稜線への取り付きを開始。カリカリでめちゃくちゃ緊張した。ところどころアイスバーンが出てきたタイミングでクトーを装着、この斜度ならいけるだろうとガンガン登った途中からエッジが立たないくらいカリこり斜面に。もどるに戻れないので慎重にトラバース移動、途中滑るもウィペットのおかげで無事停止、なんとかリカバリ成功しことなきを得る。稜線折り上げると体感で風速15m以上吹いている。風を避けれる龍王岳向かいの斜面で弱くなる予報を信じて15分ほど待つと弱まったので進むとすぐに南方の頂上に、そのままドロップポイント残るまで移動。ファーストドロップを気持ちよく滑る。
そのまま一の越方面にトラバース、祓堂社のあたりでモードチェンジ。一の越からは再度カリカリになったので大人しくアイゼンに履き替えシートラに移行。雄山山頂までの移動がめちゃくちゃしんどい。カチコチの岩と氷のミックス、ひたすら急勾配で平坦箇所がほとんどない、板担いだ重い荷物、強風に煽られるの4重苦で過去1辛い雪山登りだった。下りは我々の装備ではリスクが高すぎるので登りきるしかないので這々の体で山頂へ。夏にできなかった頂上のおや城へ詣でると360度の大パノラマ、前日シーズンいんだから無理にピークは狙わなくても。。。なんて言っていたがやっぱり山頂は最高
頂上の絶景に後ろ髪引かれながらもメインディッシュの山崎カールドロップポイントへ。社務所の裏でモードチェンジさせてもらってトラバース、岩の切れ目からカールへ侵入。入る直前はカリカリだが入っていまえばいい雪がついている。お年初めはシャドが急なこともあって怖ゴワドロップイン、滑り出せば体は動いてくれるもので気持ちよーーーーく降ってこれた。同行者のhideさんは気持ち良すぎて昇天してた。
その後は帰路の時間を気にしつつ、山崎カール途中までおかわりしたり、室堂へ向かう途中で気持ち良さそうな斜面に理性を飛ばした人が突っ込んで行ったりしながら無事室堂ターミナルへ帰着。黒部ダムの移動がしんどかったり駅に落とし物をして次のバスで持ってきてもらったりと小さなトラブルありつつ、薬師の湯でさっぱりごひさしぶりのカワセミでアジフライを堪能、大阪への帰路に着いた。
初日はどうなること思ったが最高のシーズンインとなりました。今年も雪たくさん降るといいな。
□ウェアリング
感想:
初日は爆風を想定してRab Evolute Hoodyまで着込んだが、風もあまり強くなく暑すぎ。2日目はベースの上にstatic ADRIFT VEST、ハードシェルの脱ぎ着でバッチリ。下半身はベンチレーター調整でちょうどいい。手足は稜線の爆風時は流石に少し冷たかったが行動再開で復活するレベル。
上半身
・finetrack base tank + tetonbros MOB Wool L/S
・[Day1] + モンベル腹巻 + Rab Evolute Hoody
・[Day2] + static ADRIFT VEST
下半身
・finetrack dry ボクサー
+ patagonia キャプリーン・サーマルウェイト・ブーツレングス・ボトム
+ 山と道 Light Alpha Tight + finetrack カミノパンツ
・tetonbros Climatic Bib Pant
手足
・ニトリル手袋 + ウールハーフィフィンガー+防寒テムレス
・finetrack base + ダーンタフ オーバーカフ ライトウェイト ウールソックス
たっちゃん














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