記録ID: 3542056
全員に公開
ハイキング
近畿
飛鳥から高取城跡へ(いにしえの奈良)
2021年09月19日(日) [日帰り]



体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:08
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 798m
- 下り
- 757m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 5:55
距離 22.3km
登り 800m
下り 758m
17:06
天候 | 日射しはおとなしめの気持ちよい晴れ。目に彼岸花、耳に蝉の鳴き声、うつろいゆく季節、ながれゆく雲。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
橿原神宮前駅近くの公衆浴場「栄温泉」。ここを拠点にします。近隣の駐車場も一日500円とお手頃。
難点は銭湯営業開始16:30〜と遅めなこと。
これより早く戻ってきても風呂に入れません。
写真は橿原神宮駅。駅外トイレによってスタート。
難点は銭湯営業開始16:30〜と遅めなこと。
これより早く戻ってきても風呂に入れません。
写真は橿原神宮駅。駅外トイレによってスタート。
垂穂の実り、畔に映える彼岸花。ところで奈良のブランド米ってなんだっけ?と思いつかない。調べたらヒノヒカリでした。宮崎生まれの品種ですが盆地の気候にあうそうです。
「米食味ランキング」
https://www.kokken.or.jp/data/ranking_sanchi02.pdf
で特A評価の実績もあるとか。
私の今の米は宮城県産つや姫、特Aです。おすすめ。
「米食味ランキング」
https://www.kokken.or.jp/data/ranking_sanchi02.pdf
で特A評価の実績もあるとか。
私の今の米は宮城県産つや姫、特Aです。おすすめ。
国営飛鳥歴史公園キトラ古墳周辺地区へ。コキア、ヒドラは分かるけど「キトラ」って何でしょう?
で、調べたら北浦の音便変化説が有力とか。
四神の名をつけたジョギングコースがありました。青龍コースは1周2キロほど。
で、調べたら北浦の音便変化説が有力とか。
四神の名をつけたジョギングコースがありました。青龍コースは1周2キロほど。
キトラ古墳から南へ。阿部山という集落を通り抜けたとき『民宿キトラ』の一枚板看板を掲げる門あり。自然石の石垣、焼杉漆喰の壁。飾らない本物志向に惹きつけられます。
ネットで調べてみますと『やっぱり!』、真の隠れ宿でした。いつか泊まりたい。
ネットで調べてみますと『やっぱり!』、真の隠れ宿でした。いつか泊まりたい。
害獣除けの門戸を通り、上子島沢砂防公園へと向かいます。途中、こんなところに鯖寿司のお店が、と気になり、あとで調べますと「燻し鯖寿司」という鯖寿司のグルメな戴き方ができる商品を扱うお店のようでした。
燻し鯖寿司。ただのバッテラ寿司から、このような上等なものまで、いろいろとございますな。
こうして知ってしまうと食べてみたくなる「燻し鯖寿司」。
燻し鯖寿司。ただのバッテラ寿司から、このような上等なものまで、いろいろとございますな。
こうして知ってしまうと食べてみたくなる「燻し鯖寿司」。
登山道の横に石垣がでてきて、山頂が近づくにつれて、山城の名残が色濃くなってきました。
解説板を読むと、奈良の遺跡をいっぱい壊して石を頂戴し、この城に使ったそうな。今では考えられないことですが、戦国時代は城造りも命がけ。現代の感覚とは物差しが違いますし。
解説板を読むと、奈良の遺跡をいっぱい壊して石を頂戴し、この城に使ったそうな。今では考えられないことですが、戦国時代は城造りも命がけ。現代の感覚とは物差しが違いますし。
で、高取城はなにが日本一なのでしょうか?
まず「山城」というくくり。岡山の備中松山城、岐阜の美濃岩村城に並ぶ日本三大山城の一つだということ。
で、3つの城のなかで「比高」が一番あるのが高取城。比高とは山麓から城郭までの高低差で、高取城は比高390mありました。比高があるほど難攻不落といってよいだろうから「日本最強の城」という幟の謳い文句もアリのようです。
それとこの水堀。この水堀を越す橋を渡って二の門から城内ですが、ここから本丸まで標高あと110mあげないと着かなかったようで、門と本丸の高低差が110mもあるというのも、ほかの城にない造りだったようです。
まず「山城」というくくり。岡山の備中松山城、岐阜の美濃岩村城に並ぶ日本三大山城の一つだということ。
で、3つの城のなかで「比高」が一番あるのが高取城。比高とは山麓から城郭までの高低差で、高取城は比高390mありました。比高があるほど難攻不落といってよいだろうから「日本最強の城」という幟の謳い文句もアリのようです。
それとこの水堀。この水堀を越す橋を渡って二の門から城内ですが、ここから本丸まで標高あと110mあげないと着かなかったようで、門と本丸の高低差が110mもあるというのも、ほかの城にない造りだったようです。
ようやく山頂に到達。まずは太鼓櫓と大杉に迎えられました。石垣は見とれるような積み上げ。そして巨樹。
高取町が「天守大杉 芙蓉姫」と命名した「天守大杉 芙蓉姫」。樹齢およそ700年。
なにかと規格外の城跡です。城がなくても見どころ多いです。
高取町が「天守大杉 芙蓉姫」と命名した「天守大杉 芙蓉姫」。樹齢およそ700年。
なにかと規格外の城跡です。城がなくても見どころ多いです。
山頂には登ってきた登山道とは別に、壷阪寺からあがってくる車道が通じているので、犬の散歩や駆けまわる子供もいて、これまでの静かな登山道から一転、公園風になります。
本丸一帯は広々としていて散策に飽きません。大和三山はここからも望めました。
本丸一帯は広々としていて散策に飽きません。大和三山はここからも望めました。
下山は壷阪寺へ。舗装路へ出るまで、本丸からすぐ降りる井戸コースと、大手門へ戻るコースのどちらが歩きやすいかを確かめました。大手門へ戻るコースは一部すり鉢状に中央部がえぐれているので、階段状の井戸コースのほうが歩きやすそうです。
壺阪寺までおりてきました。
西国三十三所第6番札所南法華寺が正式な名前だそう。Wikiによると「本尊の十一面千手観世音菩薩は眼病封じの観音様として親しまれ眼病に霊験があるといわれ、お里・沢市の夫婦愛をうたった人形浄瑠璃『壺坂霊験記』の舞台として有名となった。」
そのつながりでしょうか、「1961年(昭和36年)には日本で最初の養護盲老人ホーム『慈母園』が建てられている。」とのこと。
西国三十三所第6番札所南法華寺が正式な名前だそう。Wikiによると「本尊の十一面千手観世音菩薩は眼病封じの観音様として親しまれ眼病に霊験があるといわれ、お里・沢市の夫婦愛をうたった人形浄瑠璃『壺坂霊験記』の舞台として有名となった。」
そのつながりでしょうか、「1961年(昭和36年)には日本で最初の養護盲老人ホーム『慈母園』が建てられている。」とのこと。
古いまち並み流の土佐街道。
信楽寺にはお里・沢市のお墓がありました。いまで17時10分。橿原神宮前駅まで戻るにはちょっと遅いですし、もう壺坂山駅をゴールとします。
「観光とくすりのまち、高取町」と書かれたやや古びたアーチを越したところで近鉄吉野線の壺坂山駅につきました。
信楽寺にはお里・沢市のお墓がありました。いまで17時10分。橿原神宮前駅まで戻るにはちょっと遅いですし、もう壺坂山駅をゴールとします。
「観光とくすりのまち、高取町」と書かれたやや古びたアーチを越したところで近鉄吉野線の壺坂山駅につきました。
感想
11月に実施するマラニック企画の下見を兼ねた行楽です。
橿原神宮駅をスタートして、飛鳥を巡りながら、高取城跡(583m)へと回りました。
橿原神宮駅まで戻るつもりでしたが、疲れてきたので壺阪山駅で切り上げゴールとしました。
22キロ、約6時間のマラニック。
ランチが組み込まれていないので、そこはアレンジ必要です。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:853人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する