中途半端な先週の山行を払拭、御池岳テーブルランド
滋賀県
udone
その他1人 - GPS
- --:--
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 781m
- 下り
- 770m
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- 山行
- 5:05
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 5:50
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2006年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
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感想
またまた今回も隊長との山行。
小又橋からノタノ坂への林道へ入るとカチンカチンの積雪で、これなら御池まで届きそうとほくそ笑む隊長。
ところが・・・すぐある左岸からの枝沢を横切る所は、通常はコンクリート上を流れがチョロチョロ程度なのに、雪解け水のために水量は「くるぶし上」、スパッツを信じてつま先立での通過、林道から離れてノタノ坂へ向かうと、出合の小屋は雪崩にて崩壊、沢沿いに進むと突然の足下崩壊でプチ滑落、普段は気にもしない二股があって右往左往して中間尾根をよじ登って鉄塔下へ出るが、裸地に張り付いている雪面はカチンカチン、昨日降った数�僂凌契磴硫爾鳳�れる氷の層に靴先はブロックされて食い込まない、なんでもないノタノ坂への道も険路でした。
ノタノ坂から北へ向かう巡視路に乗ると、晴天の青い空に白い山々が全開。まだ先に白く輝く御池岳を目指して巡視路を順調に進んでいく。P942の巻きトラバースに入り始めると、べったりと斜面に残ったカチカチ雪で道は追えなくなり、やむを得ず無駄にP942へ尾根通しに登って下って少し体力を消費。土倉岳へ向かう尾根に向かう頃には植林はもう見えず、白い雪面に白い樹木と青い空の風景の中を登り続けて台地状の土倉岳に到着。
もう、御池岳の台地へは100mの高度を稼ぐだけで楽勝気分でしたが、西面を向いた台地へ登りあげる斜面はこれまたカチンカチンの氷化した斜面にて四苦八苦して登って、飛び出した台地には真っ白な雪原というよりスケートリンクが広がっていました。
T字尾根から下降のつもりでしたので、少しボタンブチ方向に歩いたプチピーク上で昼食を取る。御池川を挟んで西に天狗堂がピークを持ち上げているが、あまりいい格好には見えない、やはり高い山から見下ろすと名山も凡山に見えてしまう。その代わりではないですが、離れた位置にある左 御在所・ 中央 雨乞・ 右 綿向のラインが堂々と見えていました。普段のわたくしの山行エリアは南鈴鹿が多いので、その逆順にその風景を眺めているものですから、逆向きのラインは新鮮でした。
昼飯も終わって、さあT字尾根の下りはどこからか？とうろうろとしてみたところ、昼食の場所がT字尾根の頭であることがわかって、降り始めましたが、ここもカチンカチンの氷化した斜面が緩んでおらず、10m程降りましたがちょっと無理と判断。アイゼンを持ってきてないことを大後悔しながらT字尾根を断念。南向きで雪が緩んでそうな土倉岳への往路で下る。
隊長は、「情けなー」を連発してうるさい。そこで、土倉岳から小又谷を横切ってT字尾根のP967付近につないで帰ることを提案、即採用となり、地形図をよく見ながら、土倉岳から西へ派生する尾根を少し降りて北向きに少し下って、小又谷の源頭に降りました。T字尾根で1ヶ所植林のピークがあります、これがP967ですけど、無雪期にここから小又谷と高度差なく水が流れているのが見えますよね、ここを通ったわけです。今日のところは、ほぼ雪に覆われていた小又谷でしたが、少しは水が出ていて小さなスノーブリッジを渡って、T字尾根へは20mほどの這い上がりで任務完了。
T字尾根に乗り替えてからの、うるさいシャクナゲ道をかいくぐり中に、ボタンブチを振り返り仰ぐと、もう随分と遠いところに見える。よく見てみると、ボタンブチの一点にオレンジ服の人影がごま粒のように見えたような気がした。Tのつなぎ目手前のブナ広場は、一面の雪原に白い幹だけを見せているだけで何だか寒々とした風景に映って居心地が悪い。悪い場所ではあろうはずがないが、やはり、紅葉時期の色のある強烈なイメージとどうしても比較してしまっている自分がいる。
Tの左片に乗ると植林になってしまって、まだまだ高度は保ってはいるものの、何だかもう下界に降りてしまった気分になってしまう。今日は、最後までTの左片を堪能することはやめて、P878から南西に派生する尾根で御池林道へ一目散に降りましたが、ここも他の降下尾根同様に、藪っぽかった。
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