千変万化の乗鞍岳(三本滝から)


- GPS
- 08:40
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,386m
- 下り
- 485m
コースタイム
- 山行
- 7:38
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 8:37
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
浮き石の多い道が多め |
その他周辺情報 | 下山後は乗鞍高原温泉 湯けむり館へ。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
行動食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
GPS
日焼け止め
保険証
携帯
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
百名山の20座目なので、思い出に刻めるような名峰に行きたいなと思って選んだ乗鞍岳です。
(浅間山を含めると21座目だけど入山規制で外輪山しか歩いてないので数えてない)
様々な景色や登山道が楽しめる山行でした。
登山道は、普通の山道や舗装された道、砂礫の道、岩場など、あらゆる種類の道があるイメージです。風景も森林・沢・ハイマツの群生など、めまぐるしく変わりますし、山頂から見える風景もかなり広範囲が見えて楽しめます。
高低差1200mとかなりキツ目ですが、三本滝からの登頂はバス道も経由するので、下山でバスを使うと、山行の記憶が走馬灯のようによみがえってこれはこれで楽しいです。
勿論、山頂の景色が素晴らしいので、歩かないでバスで行っても十分楽しめますね。
ちなみに最近は仕事がテレワークになったりなどでスタミナ切れが激しいです。今回も位ヶ原山荘付近でスタミナ切れでペースダウンしました。
帰りに寄った乗鞍高原温泉 湯けむり館は、遅い時間までやってるので下山が遅くなっても安心です。温泉は冷水やサウナなどは無く、シンプルに内湯・外湯と洗い場のみな温泉ですが、白濁で硫黄臭さもしっかりある温泉で、すごく癒やされました。
食堂も少しお高めのイタリアンと変化球な感じですが、美味しかったです。
◆三本滝レストハウス→三本滝
ここまではまだ登山という感じでは無い緩やかな道で気軽に行けます。
ただし、木道が壊れてたりなど道は若干荒れてるので注意は必要です。
三本滝は写真を見ての通り見事ですね。雰囲気の違う三つの滝が視界無いに収まるという体験は他にあまり無いと思います。
◆三本滝→三本滝分岐点
一旦、沢まで下り、そこから尾根への登りです。
緩い道から一気にハードな急登で、且つ荒れた登山道になりますので、精神的にはこの山行で一番ハードな所です。
◆三本滝分岐点→摩利支天(バス停)
分岐点からは鳥居尾根という尾根筋なんですが、手前の急登に比べると非常に緩やかな道です。木々の中を進みますが、ソコソコ紅葉してたので爽やかな感じですね。
しばらく歩くとバスの通る乗鞍エコーラインに出ます。
◆摩利支天(バス停)→位ヶ原山荘
この辺から登山道から舗装された道へ出たり入ったりを繰り返します。
登山道は勾配のキツい階段状の木道が多いです。多少距離が伸びても緩やかな道がいいなら舗装された道を選んでもいいですね。
※私も一部は舗装された道を歩いてます。
冷泉小屋はクラウドファンディングで何やら活動しているようで、喫茶店のように綺麗になってました。ただ、恐らくこのクラウドファンディングの人達?かわかりませんが、黒ずくめの服装の人達が何人か車で乗り入れてて、何やらカメラで風景を撮ってて、正直近寄りがたかったです。なので、軽く写真だけ撮って早々に先に進みました。
一方で位ヶ原山荘はいわゆる一般的な山荘の趣で、ベンチも多く、落ち着いて休憩が出来ますね。この辺から景色が開け山頂も見えるようになりますが、バス停もあるのでここまでバスで登ってくるのアリです。山荘ではドリンクなども売ってました。
◆位ヶ原山荘→肩ノ小屋
この辺から徐々に森林限界を超え始め景色が広がります。位ヶ原山荘より1時間程上がると穂高岳あたりの山々も見え始めますね。
ただ、この辺から沢登りになるので足場が浮き石だらけの岩場になります。
肩ノ小屋や手前の肩ノ小屋口バス停付近にはトイレなどあります。
下山時に畳平の乗鞍バスターミナルまで戻る時間が無い人は、肩ノ小屋口バス停でバスに乗ることも可能ですね。
◆肩ノ小屋→剣ヶ峰(乗鞍岳山頂)
ここからそれなりに山登りですが、ここまで登って来れたなら距離的には大したことが無いです。山頂付近は岩場の急登ハードですが、それ以外は登山道も整備されててあるきやすいですね。
ただ、バス客が増えますから人は多いです。土日は人の渋滞も起きるようなので、注意が必要です。
朝日岳側面を抜けると権現池も見えてきますし、終始周辺の名峰が見えますので、景色は最高です。
山頂は狭いのでそんなに長居はできませんが、山頂の祠でおみくじやちょっとしたグッズが買えます。
◆剣ヶ峰(乗鞍岳山頂)→乗鞍畳平バスターミナル
山頂から肩ノ小屋までの下山は、山道に慣れた人ならスムーズに降りられます。
基本的に安定した岩や砂地なので、足下を見て浮き石や小石を踏まないように段差の小さい足場を選びながらであれば早歩き程度の早さで降りられます。
私もスタミナ切れでしたが、スイスイ降りれました(途中で足をつりましたが)
肩ノ小屋からバスターミナルまでは舗装はされてませんが、車が通れる程度の緩やかな道ですね。摩利支天岳、富士見岳、恵比寿岳、魔王岳の小ピークと不消ヶ池、鶴ヶ池などは、それぞれが有名観光地レベルの景色なので、バスターミナルまでの歩きだけでも楽しめます。
なお、バスターミナルへは広い車道っぽい道では無く、途中で脇道から降りた道(お花畑の遊歩道方面)を通ると少し近道です。
◆乗鞍畳平バスターミナル
バスターミナルにはトイレやお土産屋、そば屋などの食事処があります。
バス乗車券売り場は15時に閉まってしまうようですが、バス内でも乗車券は買えます。
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