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Yamareco

記録ID: 365455
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ハイキング
塩見・赤石・聖

青薙山・稲又山 周回を変更でピストン

2013年11月02日(土) 〜 2013年11月03日(日)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
ijikemusi その他1人
GPS
--:--
距離
23.0km
登り
1,876m
下り
1,879m

コースタイム

一日目   沼平 6:10 -  6:50 畑薙大吊橋 - 7:12 登山口 - 9:40 池ノ平(休憩・水汲み) - 10:07赤崩れの縁 - 10:35 縁の上(昼食)11:00 - 12:30 P2200 - 13:25 山頂
二日目   山頂6:25 - 6:35 青笹への分岐 - 7:30 稲又山山頂 - 8:30 青薙山山頂 9:15 - 10:45 赤崩上の縁 - 11:10 池ノ平(昼食)11:40 - 12:45 下山 - 14:00 沼平
天候  曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
畑薙第一ダム(トイレ有り)で車中泊し 沼平に移動。
コース状況/
危険箇所等
沼平に静岡県警の登山指導所有り。(この時期開いていない) 登山ポスト・用紙有り。

危険個所はほぼ無し。 道は時々不明瞭だけれど 赤テープは沢山あり、注意していれば道迷いはないと思う。
下山後は 数年前に新装なった 白樺荘の温泉(¥500)
沼平駐車場 半分はもう車で一杯。
沼平駐車場 半分はもう車で一杯。
畑薙の大吊橋入り口。 紅葉が進んでいる。
畑薙の大吊橋入り口。 紅葉が進んでいる。
ほぼ1時間で青薙ぎ山登山口
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ほぼ1時間で青薙ぎ山登山口
でっかいカラマツ。 まだ生きている。
でっかいカラマツ。 まだ生きている。
スッキリ伸びた木の間に見える紅葉。
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スッキリ伸びた木の間に見える紅葉。
池の平。 とってもおいしい水がこんこんと大量に湧き出て素晴らしい水場。 ご神木のイチイの木も健在。
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池の平。 とってもおいしい水がこんこんと大量に湧き出て素晴らしい水場。 ご神木のイチイの木も健在。
辺り紅葉を通り過ぎると・・・
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辺り紅葉を通り過ぎると・・・
赤崩の縁に出る。
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赤崩の縁に出る。
大井川沿いに紅葉がすばらしい。
これをもう一度見てみたかった。
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大井川沿いに紅葉がすばらしい。
これをもう一度見てみたかった。
上を見上げれば白い褶曲の線が ・・・ 崩壊が痛々しいがすごい迫力だ。
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上を見上げれば白い褶曲の線が ・・・ 崩壊が痛々しいがすごい迫力だ。
ナナカマドの実がきれい。
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ナナカマドの実がきれい。
P2200辺りの窪地。 一息つける。
P2200辺りの窪地。 一息つける。
おなじみの山頂標識。
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おなじみの山頂標識。
(二日目)すぐ傍にテント設営。テントの上(奥の方)に標識が小さく見える。
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(二日目)すぐ傍にテント設営。テントの上(奥の方)に標識が小さく見える。
青笹山への分岐。 道は概ねはっきりしている。
青笹山への分岐。 道は概ねはっきりしている。
分岐より少し先から 青笹山への稜線が良く見える。 真ん中の明るい緑が笹ノ平で右奥の木の陰になった部分が青笹山。 一度行ってみたい。
**訂正** ”笹ノ平”ではなく”小笹平”の誤りでした。
分岐より少し先から 青笹山への稜線が良く見える。 真ん中の明るい緑が笹ノ平で右奥の木の陰になった部分が青笹山。 一度行ってみたい。
**訂正** ”笹ノ平”ではなく”小笹平”の誤りでした。
稲又山 山頂。 何の変哲もないただの稜線の一部。
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稲又山 山頂。 何の変哲もないただの稜線の一部。
付近の登山道。 稜線の道は時折ブッシュが邪魔をするが 結構はっきりしている
付近の登山道。 稜線の道は時折ブッシュが邪魔をするが 結構はっきりしている
富士山も時々ドーンと見える
手前の山は 七面山辺りか・・
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富士山も時々ドーンと見える
手前の山は 七面山辺りか・・
青薙ぎ山に戻って・・ 聖岳
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青薙ぎ山に戻って・・ 聖岳
 ・・・ 悪沢 ・・・ 天気が良くなってきた。
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 ・・・ 悪沢 ・・・ 天気が良くなってきた。
真ん中が茶臼岳で右が上河内。 茶臼小屋も小さく見えた。
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真ん中が茶臼岳で右が上河内。 茶臼小屋も小さく見えた。
下山中 赤崩の縁に出る。上から ・・・ 赤い畑薙橋も良く見える。 約900mも下だ。
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下山中 赤崩の縁に出る。上から ・・・ 赤い畑薙橋も良く見える。 約900mも下だ。
もう一度 ガレの縁から茶臼岳
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もう一度 ガレの縁から茶臼岳
・・・上河内と 頭だけ見える聖岳。
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・・・上河内と 頭だけ見える聖岳。
悪沢・千枚岳
これももう一度 池ノ平の湧水とご神木。
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これももう一度 池ノ平の湧水とご神木。
帰りの林道で見事なムラサキシキブがあった。
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帰りの林道で見事なムラサキシキブがあった。
・・・アップで。
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・・・アップで。
茶臼へ登る途中の ヤレヤレ峠辺りの紅葉。
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茶臼へ登る途中の ヤレヤレ峠辺りの紅葉。
追加 --何年か前の 赤崩・ボッチ薙  
手前が 赤崩で その向こうに2つのガレ。手前が国地院地図のP1783の北側のガレ、 その向こうがP1884の南側のガレ。 その間は樹林が茂っている。
追加 --何年か前の 赤崩・ボッチ薙  
手前が 赤崩で その向こうに2つのガレ。手前が国地院地図のP1783の北側のガレ、 その向こうがP1884の南側のガレ。 その間は樹林が茂っている。

感想

もうずいぶん前に初めて笊ヶ岳に登った時、 中の宿から所ノ沢越でピストンした。  更に何年か後、池ノ平を経由して青薙山に登った。その時に 赤崩から見た景色をもう一度見たかったことと 青薙山から稲又山を経由して所ノ沢越の歩き残した稜線を歩いてみたかったので これを周回で歩く計画を立てた。 一泊目を青薙山の山頂で過ごしたが、夜半は風が強くゴーゴーと音を立てていた。 朝、 風はほとんどおさまっていたが天気予報通り 降雨が近い雰囲気であった。 中ノ宿-所の沢のルートはおそらく最近あまり使われていないだろうと推測され雨の中藪こぎもしたくないし、 またトラバース道のガレ場の状況も分からなかったので 無理を回避し 稲又山へのピストンをして同じ道を帰ることにした。  結果的には青薙山へ帰りついたころには天気が予想よりも回復し時折日差しもあって、初日よりも良いぐらいの天気になり、チョッと残念だった。
登山口からいきなりの急登で 池の平まできつい。 池の平は窪地で少し開けており、 水がこんこんと湧き出て小さな池のようになりそこから急に滝に様に流れ落ちており その音が近くまで登ってくるとよく聞こえる。 ご神木のイチイの木も健在だ。 ここで2.5リットルの水を補給し 合計4リットル弱を背負う。急登をしてきた身体にこたえる。
池の平をすぎると すぐに赤崩の縁(およそ1750m地点)に出る。 相変わらずすさまじい迫力のあるガレだ。白い褶曲の線が美しい。 約800M下の大井川と椹島へ続く道が良く見え、 紅葉がすばらしい。
もう少し上がって1900m地点までくれば更に赤い畑薙橋までよく見える。登りの時点では雲がかかってあまり展望が効かなかったが、 帰りには南アのジャイアント群が良く見えた。 薄日もさして紅葉も更にきれいに見えた。
池ノ平より2100mぐらいまでは踏み跡が少し不明瞭だけれど赤テープに導かれてなだらかな道が続く。最後の急登をこなして道がなだらかになると先に青薙山山頂の標識が見える。 
以前は そのすぐ20mぐらい先から展望が比較的良く効いたが、木が大分伸びてきて少し邪魔になってきていた。 登頂日は雲で展望が効かなかったが 翌朝は曇っていたが 廻りの山は見えた。
翌朝、 サブザックにカッパ、水と少しの食糧を入れて 稲又山ピストン。 歩き始めてすぐに青笹山・小河内山・山伏へ続く尾根の分岐点だ。(時間に余裕があれば笹ノ平まで行ってみたかったが・・・)  更にその先から 稜線が見渡せ、 笹ノ平、イタドリ山、青笹山が良く見えた。 富士山も所々で樹間に大きく見える。
尚も進んで 3〜4つの小さなコブを超えると何の変哲もない稲又山に着く。 単に登ったと云う感動意外に何もない。 思ったより天気が良く、 計画通り周回にすれば良かったかなと 少し後悔するも天気が良くなったことに感謝だ。 後は 戻ってテントを撤収し下るのみ。 帰りには ガレの景色を再度楽しみ、池ノ平のおいしい水でコーヒーを入れてノンビリ紅葉を楽しんで静かな連休の山が楽しめました。  最後まで人に会う事はなかった。
下山後は白樺荘のお湯でさっぱりして帰途に就いたが、 新東名はすいすいと走れたが東名に合流地点より時々走れたが岡崎まで渋滞にはまった。

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コメント

こんにちは!
ijikemusiさん、初めまして。
 
2日前に上河内〜茶臼と日帰りしていました。
その際に青薙山〜稲又山の稜線ががくっきりと見え、一度訪れたいな〜と考えていたところにこのレコを発見しました
 
山と高原地図では登山道は池ノ平以降が破線となっていますがレコ見る限りでは意外と問題なさそうですね。

来年になると思いますが是非行ってみようかと思っています
2013/11/4 13:09
こんにちわ
daishohさん こんにちは。
レコ拝見しました。 茶臼・上河内 2山を日帰りとはなかなかご健脚ですね。
(私のこのレコの日付を記入しないでいたので 間違って表示されていましたが、 2日に入山し3日に下山しました。 ので、 daishohさんが登られた同じ日に入山でした。 歩き始めたころはまだ山の影を歩いていましたが 空は青かったです。・が 上に上がるにつれ雲が増えてしまいましたので少々がっかりでした。 (その分、 翌日の天気が思ったより良くてラッキーでした。)
池の平より上は 昭文社の地図では 池ノ平より上は破線ですが稲又山までは特に危険も道迷いの心配もほぼ有りません。(多少不明瞭ですので、 アレッと思ったらすぐに廻りを見渡せば踏み跡らしいところが分かりますし、 今では赤テープがいっぱいあります。) 昔 入った時はテープもほとんどなく ここで初めてリングワンデルングを経験しました。
青薙より稲又は高い所を歩いていれば問題ないです。 稲又より所の沢越までは入っておりませんので全く分かりません。
所の沢より中ノ宿は、 昔は途中に大きなザレが2ヶ所有り、注意しないとアリ地獄のようにズルズルと深い底まで落ちそうでした。 中ノ宿辺りは当時でもブッシュが有りましたので (最近はあまり人が入らないようですので)もっとひどくなっているかもしれません。
2013/11/4 14:21
こんにちは、ijikemusiさん!
青薙からの南南アの展望はよさそうですネ

私もチャリを使って青薙から所の沢越への周回が妄想の中にあるのですが、日帰りは厳しそうですネ

積雪期のルートは難しいでしょうか。
赤テープなどは雪に埋もれてしまうのかな
その前に下見に行かないとダメですネ

興味深いレコでした
お疲れ様でした
2013/11/5 13:58
こんばんわ
hottenさん、 ドーモです。 いつもレコ拝見してますが 写真は見て楽しいですがあまりに凄くて・・・・

さて、 青薙・稲又ですが 展望は赤崩の縁を除いてあまりすぐれません。 ↑に書きました様に 青薙の山頂はシラビソ?が伸びてきてかなり邪魔してますし 稲又は樹林帯で何も見えません。 稜線上では所々の樹間に 富士山が見えたり 西のジャイアント群が見えます。(夏はあまり見えないでしょうが・・・)展望を期待ならば 笊の方がベターでしょう。”赤崩”は一見の価値は有ります ・・

周回ルートですが 雪が無ければhottenさんならば 余裕のヨッチャンでしょう。 水も 池ノ平と所ノ沢でたっぷり採れますし・・・。 青薙-稲又はさすがに(と云うより必要があまりないので)赤テープは少ないですが稜線ですので高みを歩けば全く問題ないです。 私が昔リンデワンデルングしたのは池ノ平の上の方で 今は興ざめするくらい赤テープが、 しかも身長の高さについていますので雪があっても問題ないでしょう。 問題は 所ノ沢越と中ノ宿間です。 、 雪の無い時、 気を付けていないと所ノ沢の最初の下り辺りで間違えて沢の右岸に自然にひきこまれます。(踏み跡も付いていると思います)下っていくとおかしいな ・・・とその内気が付きますが・・・。  あとは ガレ/ザレ場のトラバースで、雪が付くとかなりイヤらしいと思いますが 雪の季節に入ったことがありませんので分かりません・・・。
ほとんど人に会うことのない静かな山を期待してゆくならとても良いところです。(前回と今回と合わせて合計この時期4日間、 誰にも会いませんでした。
2013/11/5 21:03
いつか歩きたいです♪
こんばんは!ijikemusiさん
ijiさんらしい、静かな山行きでしたね

畑薙湖・上河内岳は何とかワタシの地形図の守備範囲だったので・・また楽しく拝見できました
大きなナギが2箇所もあるんですね。ボッチ薙の頭は近寄りたくても斜度も厳しそう・・
でもナギにある広葉樹林マークは??すでにナギではないのかも。。とか

稲又山からの周回は北東に伸びる尾根から、所の沢源頭下部の
破線を歩こうとされてたのでしょうか?
稲又山から北に伸びる尾根も気になりました

でも,キレイな紅葉が楽しめたみたいで良かったですね。美しさ、伝わりました

ワタシの写真はカメラが安物なのか?やはり写真の腕が悪いのか??
瞳に写る美しさの半分もカメラに写せたらいいのに!と、いつも思ってしまいますが
それはそれでいいのかも知れませんね
2013/11/14 22:17
こんばんわ。
Kokuzooさん、コメ有難うです。
最近 笊ヶ岳辺り(特に老平のルート)は○や○○名山騒ぎで大分騒がしくなってきましたが それでもまだまだ白峰南嶺は 本当に静かです。Kokuzooさんには お勧めですね。 マァ 北の大門沢下降点からヅーっと南の山伏まで3〜40Km,小屋はゼロ、 まともな給水ポイントが伝付峠と所ノ沢、ぐらいしか無いので静かなのは分かりますけど・・・・
私は今回は稲又山から所ノ沢越まで北上して そこから標高2,000mラインの長いトラバースを経て 中ノ宿へ下りる計画でした。 中ノ宿からもう10年以上も前に笊へ上がっているんですがその時でも結構藪がうるさかったので、 今回は途中で雨に降られて藪こぎがしたくなくて やむなくピストンにしました。 偉大なy○○○-t○○○さんと違って 藪が好きでないんです。   稲又山からほぼ真北に延びる尾根に目をつけるとは さすがですね。  恐れ入りました。・・・でも 厳しそう・・。
ボッチ薙ですが まだ激しくガレています。(ただし樹林マークのところはもともとガレていないと思います。)以前にに撮った写真を追加しておきましたのでご覧ください。 地形図で見るとボッチ薙が2つに分かれて見えます。 写真の右端にしか写っていませんが その二つのガレも見え、 P1783とP1884と思しき所も見えます。この薙の頭に近づこうと思ったことが無いのでわかりませんが青薙山のすぐ西側から急斜面でシラビソがびっしりです。 かなり藪がひどいでしょうね。
2013/11/15 23:52
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