高原山/鶏頂山


- GPS
- 03:42
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 537m
- 下り
- 529m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇りのち小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
鶏頂山登山口の駐車場を利用。10数台は駐車できる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 スキー場最上部から弁天沼までの樹林帯はルートミスが多そうな地形だが、赤テープに注意して辿って行けば良い。 稜線分岐から鶏頂山山頂までは滑りやすい急登が続く。 ◆登山ポスト 登山口にトースター型登山ポストあり。 |
その他周辺情報 | ◆登山後の温泉 鬼怒川温泉一心館で入湯。1700円(入湯税込み)と少しお高いが種々の浴槽がありあっという間に1時間経ってしまった。段差が非常に多いのでお年寄り向きではない。 https://www.i-spa.co.jp/hotsprings.html |
写真
感想
日光に居るついでとは言えこのハイシーズンに奥日光に行くとひどい目に会いそうなんで高原山へ。高原山も未踏の山域だ。本当は最高峰の釈迦ヶ岳もと思っていたけれど鶏頂山に着く頃にはガスが濃くなった上に小雨も落ちて来たので真っ直ぐ戻った。紅葉の山を期待していたけれどどちらかと言えば黄葉の山だったが、雪を被った尾瀬の山々を見ると冬も近い。これから益々寒くなるぞぉ。
前日にヤマレコマップでルートを見て作り、それを参考にしてカーナビの目的地を設定したけれど本当に駐車場があるのかちょっと疑っていた。が、行ってみると鳥居の正面にちゃんと駐車場はあった。鳥居の真ん中に何かあると思ったらトースターを登山ポスト替りにしている。その下には液晶モニターが黒板替り。登山口周辺には石碑も多くて少し変わった山と言う印象だ。笹原の樹林帯から登山道は始まるがゆったりとした勾配で登って行く。
暫く行くとカラマツの森が広がる。黄色く色づいてはいるが一番良い時では未だない。地図に無い林道を横切ったが次にまた林道に出合った所に鶏頂山スキー場のエリアマップがあった。なるほどここは鶏頂山スキー場跡であり林道と思ったのはかつての道路だった訳だ。マップには鶏頂山スキー場、メイプルヒルスキーリゾート、鶏頂高原見晴スキー場と3つのスキー場が描かれているが現存するのは鶏頂高原見晴スキー場改めエーデルワイススキーリゾートと言う訳だ。
ゆるやかに登れるのでかなりファミリー向けのゲレンデだったんだろう。メイプルヒルの最上部のリフト小屋に嘘みたいに真新しく見える当時のパンフレットが残っていた。ここから振り返ると尾瀬の山にたっぷりと雪が積もっているのが展望できた。冬も近い。アイゼンも用意しないと。ここを過ぎると少し下り基調になり大沼入口に出合う。ついでなので大沼にも立ち寄ったが予想を裏切って涸沼だった。けれど鹿たちのいこいの場だったようで少し邪魔をしてしまったみたいだった。大沼から弁天沼までは針葉樹林になりどこがルートか赤テープ無しでは判然としない様相だ。赤テープを追いながら進んで行くと弁天沼に着く。
平家の逸話も残る弁天岩を過ぎると急登が始まる。尾根に登ると周囲はもうガスに囲まれていた。尾根に出て火口壁を更に登る。滑りやすい登りをこなして鶏頂山山頂に出る。山頂でも当然のことながらガスに包まれている。でも予想以上に登山者が多い山頂だった。人も多いので少し離れて立ったままパンを齧っていると雨が落ちて来た。こんな天気じゃ頑張って釈迦ヶ岳に行くのもと言うことでここで折り返すことにした。下りは速いものだ。
山はカラマツとか黄葉基調ではあったがもみじラインは流石にその名の通り、紅葉オンパレード。一番の紅葉は白滝で出会えた。白滝自身もなかなか栄えのある滝だったし、一見の価値はある。けれど龍王峡まで戻ってきて蕎麦を食べている間に見る見るうちに青空が広がっていったのにはちょっと複雑な気分。まあ、今日は仕方ないか。日光からなら高原山もアプローチは1時間。まだまだ遊べます。
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