奈良倉山〜鶴寝山〜大マテイ山(鶴峠〜松姫峠〜小菅の湯)


- GPS
- 06:02
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 832m
- 下り
- 1,062m
コースタイム
- 山行
- 5:12
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 6:02
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
上野原駅〜鶴峠 富士急バス 1,060円 小菅の湯〜上野原駅 富士急バス 1,180円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
歩きやすい道だが部分的に傾斜の強い道あり 全体的に斜面をトラバースする感じの狭い道が多いので初心者は怖いかも 大マテイ山周辺は落ち葉の時期は踏み跡が見えにくい 道標多い |
その他周辺情報 | 鶴峠にトイレあり(男性用3、女性用1)洋式、紙ありました 松姫峠にトイレあり(男性用?・女性用2)和式、紙ありました |
写真
装備
備考 | ドライレイヤー、メリノウール、ミズノ緑シャツ、秋冬用トレッキングパンツが行動着。朝と帰りは寒くてフリースを着用 |
---|
感想
( ̄∀ ̄)
アップダウンが少なくお手軽そうでずっと前から狙っていた奈良倉山。
ほんとは丹沢に行く予定だったところ、通行止めの区間があると知り断念。
夜に急遽決めたコースでした。
早めに寝て無事に早起きでき、電車を乗り継いで上野原駅に初上陸!
高校生が多く、そういえば学生は週休二日じゃないンだなと(^皿^)ククク
鶴峠行きのバス停にはすでに多くの登山者が行列をなしていてビックリ!
やはり紅葉シーズンだからなのか?(; ̄Д ̄)
大菩薩の方は混んでると聞いたけど、こちらはリサーチ不足でした。
バスは一台しか来ず、立ち乗りは嫌だから30分後のバスに乗ることに。
よく見えませんでしたがおそらく満員のバスが去った後、
後ろの方に停まっていたバスがなんとバス停へ!臨時便???
鶴峠行きと言うので私含め何人か乗りましたが、がら空きの状態で出発。
30分後の便は松姫峠まで行くので、そちら目当ての人が多かったのか
意外と乗る人が少なかったようです。
自分は座れてラッキーだったけど、これじゃぁ、
1台目のバスで立ち乗りだった人が気の毒だよね…。
実際、途中で追いついてしまい、終点鶴峠では、こちらのバスが全員降りた後も、
混んでいた1台目のバスの方が、まだ全員降り切れてなかったのでした。
鶴峠にはトイレがあり、女性用は1個室しかないので並びましたが
洋式で紙もあり助かりました。
皆が続々と出発する中、とりあえず朝食代わりにソーセージを食べて、
ほぼ最後の状態で出発!
今日は登山道も渋滞かしら、なんて思いながら。
わずかに登って上の車道に出ると、鶴峠のバス停はここにありました。?
そして登山口から登ってゆきます。意外と傾斜があり、息切れします。
しかし今回は、奈良倉山まで登ってしまえばあとは楽チンなはず。
楽なせいか他の登山者はさっさと行ってしまったのか、
30分に1回ぐらいは人とのすれ違いがありましたが、
全体を通して静かな山歩きが楽しめました。
樹林帯がほとんどで道もカーブしてるから、見えなかっただけかも。
奈良倉山までの登りは部分的に傾斜が強いところがあったり
斜面をトラバースするような狭い道が長く続いたり
初級コースのわりに意外と怖く感じました。
足和田山でビビっていた昔の私ならリタイアするところです(←ヘタレすぎやろ!)
途中でやっぱりストックを出しました。
傾斜が強くても距離短いから頑張れるけど、道が狭いためよろけたらヤバいです。
落ち葉が多いので踏み跡もわかりにくく、ストックで地面を確認した方が良いとも思いました。
ただ、ストックの先に葉っぱが突き刺さってしまうのがうざかった。
やがて奈良倉山に到着。
山頂に誰もいないのであれぇ?と思ったら、奥に展望所があり、
思わず「おおーーっ!」富士山の勇姿が!
写真に写すと遠いのに、目で見ると迫力がある感じがします。
皆さんここで休憩されていました。
私も写真を撮ったら腰をおろしてバラパンを食べます。
今日はパンを3個持って来たので、各山頂で1個ずつ食べる予定です。
そのうちみんな出発してしまい、しばし山頂独り占めするも、
先は長いので私も早く行かなければ!
それでも名残惜しく、忘れ物ないかなと心配するふりをして(?)
何度も展望所に戻って富士山を見る私。
今日はほんとにいいお天気!
ここから林道経由で松姫峠へ。
ほんとは来た道を少し引き返すと、奈良倉山を巻く感じで松姫峠に至る道があるようなんだけど、楽な林道経由でゆきます。
しかし明るく道は広く(林道だからネ)富士山も見えるし、黄金のカラ松が美しくて、思わず「ファイティング・ゴーーーールド!(ジョジョ5部のOP)」を歌ってしまいます。
しかし途中でまた分岐があり、「←松姫峠(林道)」「→松姫峠(歩道)」と書いてあり、どっちが近いか書いてくれよ〜と思いながら、登山者としてはやはり歩道に入ってしまいました。しかし、案の定、樹林の中の暗い道を延々と歩き、途中の標識では「→松姫峠(廻り道)」などと書いてあった!先に言えよ!
と言いつつも山を楽しみながら林道と合流し、やがてバス停(降車専用)のある松姫峠へ。数台止められる駐車場と、トイレがあって助かった!
景色を撮影したら再び出発。すでにお昼を過ぎてますからね。
ほんのひと登りで(というかろくに登ってない)鶴寝山に到着!
ベンチはふさがっていたので切り株に座ってカレーパン食べました。
そしてまた出発。ここまでとても順調です(←当たり前)
ここから巨樹のみちと日向みちに分かれるためどちらを歩くか迷いましたが
日向みちを選択。巨樹のみちは巨樹があるのかしら?と思いながら
こっちの道のこの木もデカいよ!と心の中で張り合いつつ(^皿^)
途中になぜかベンチがありちょっと休憩。
やがて道は合流し、その先に小菅の湯へ下る分岐が。
しかし私は大マテイ山に寄り道します!
ここから20分ほど平坦な道を歩いて山頂を20分でピストン、そしてまた戻って来るのですが、途中でけっこう長いなと思い、もしかして大マテイ山を知らずに巻いてる?
まさか尾根づたいに直接登る道があるのかな?と心配になり、それも上の方にピンクリボンが見えた気がしたので…でも地図を確認したら合ってるようなのでそのまま進みます。実は途中でやめようかな、と思ったりもしましたが。
というのは、バスの時間に間に合うかしら?という不安があったからです。
狭いながらも歩きやすい道を進んでいくと、山頂への標識にたどり着きました。
たかが10分の登りなので、もう行かない理由はありません!
しかしちょっと傾斜が強いのと、相変わらず道が狭い。
最後の登り(笑)で落ち葉が増えて踏み跡が不明瞭になったとたん、上から年配者のグループの姿が見えたのでそちらに進んでゆきました。
彼らも道がわからなくなっていたようで、私の方に来たのですが、お互いに道を外していたという…(^^;)ちょっとだけどね。
山頂までもうすぐそこのはずですが、落ち葉で道がわからず、と言ってももう尾根というか稜線上なのだから問題ないですが、広いから方向がわからなくなる恐れもある。
ちょっと大げさですが、一人だから迷ったらマジでやばい。
なので、特徴ある倒木などを目印にするため撮影をして、少し先に見えたピンクリボンを追っていくと、その先に標識が見えたのでホッとしました。
山頂にはベンチがあり、展望はないですが木の隙間から富士山も見えました。
ここで最後のパンを食べる予定でしたがそんなにお腹空いてなかったし
記憶が消えないうちに戻らないと本当に迷ってしまうかも!と思ったので
水を飲んだら出発です。誰もいなくて嬉しかったケド。
しかし標識の方をまっすぐ歩けばちゃんと踏み跡があったので、
問題なく下りることが出来ました。
そしてまた平坦な道を歩き、分岐に戻ります。
とうとう下山だ!
しかしここからの道はまたしても狭く、陽も当たらずやたら暗くて寂しかった。
後方から人の声が聞こえたので安心しましたが、逆に追いつかれたらマズイ。
何しろ道が狭いから、よけることが出来ないのです!
途中に巨樹らしき大木があり、たぶんこれだなと思って撮影するも、
とにかく道が狭いので落ち着きませぬ。
人の声が近づいてきたのでまた先を急ぎ、しばらく頑張って歩きますが、
なんとかよけられそうな場所があったので先に行ってもらいました。
この後は人に会わず、少し寂しかった私ですが、気楽です。
少し傾斜の強い道があったりしつつも大した距離はなく、
そのうち綺麗な沢に出て、汗かいた体に気持ちよい風が吹く。
ワサビを栽培してるようでした。
やがて林道に出て、もう確実にバスの時間に間に合うなと確信し、
途中で「←ヤマグルマ(小菅村の天然記念物)」という看板があったので
沢の方に下りてみました。
こういうちょっとした名所が楽しいンだよね♪
ヤマグルマの木はすぐそこで、うまく写せなかったけど見れて良かったです。
このとき熊鈴の音が聞こえ、空耳かと思ったら上の林道に人の姿が見えました。
ちょうど私がいない時に通ってくれた(笑)いや別に会いたくないわけじゃないけど。
このあとすぐに車道に出て、少し歩くと左側に「牛ノ寝・モロクボ平」への道と標識があり、小菅の湯への方向も示してくれていたので助かりました。
私はいつも車道に出てからの道は事前にあまりチェックしていないので、途中で曲がることを知らなかったのでした。
目の前の坂道を上って少し歩くと小菅の湯に到着です!
バスの時間には約1時間あったため、バス停にザックを置いて道の駅へ。
トイレをお借りし、物産館で2千円ぐらいお買い物して、
バス停でイワナバーガーを食べながらバスを待ちました。
お腹空いてたからおいしかったけど、やっぱりイワナは塩焼きがいいな。
バスは時間ギリギリに来ましたが、けっこう並んでたけど全員座れたようです。
換気のため窓が開いてるから寒くて、フリースはすでに着てたけど
耐えきれずレインウェアの上着も着ました。でも寒い…(T_T)
来週は久々にテン泊したいンだけどこんなに寒がりで大丈夫かしら…。
上野原駅に着くと、また冷えたからトイレに行き、
エレベーター待ちをしてる大勢の高校生を横目に階段で駅の中へ。
この階段が、すげぇ長いのです。2階じゃなく3階分あるのかな?
私もエレベーター乗れば良かったと思いました(;_;)
朝は下りだったから単にバス停まで遠いなぁ、と思っただけだったのですが。
この後狭いホームに登山者と高校生がごった返しつつも
ちょうど立川行きの電車がすぐに来たので良かったです。
電車に乗ってみるとそんなに混んでなかったし。
高尾で中央特快東京行きに乗り換える人も多かったようでかなり空いたし。
終点立川から南武線に座るために一本見送って、帰りました。
寒いからホームでホットココア飲みました(どうでもいい)
というわけで、今日も楽しい山旅でした!(^∀^)
もっと足が速ければ牛ノ寝まで歩きたかったけど、また来年のお楽しみにします!
(今年は丑年だから出来れば歩きたかったケド)
ちなみにバスに乗るとすぐに暗くなり、17時台のバスなんかとんでもないなぁと思う季節になったことを実感しました。
鶴峠から乗る人もいるかなと思ったら誰もいませんでした。
そうだよなぁ、あんな暗い中、何にもないところで待ってるの怖いし。
今回はアップダウンは少なかったけど距離がわりとあったので満足です!
コメント
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充実の奥多摩ハイク、お疲れさまでした。
その場面、その場面で、適切な判断と行動力で、無理がなくて、気負いもなくて、imoneeさんのように、余裕の気持ちが自分にもあれば、かくありたい、そう思いながら、レコを読み込んでしまいました。
普段は、imoneeさんのファンの皆さんのコメントがたくさんですが、皆さんどうしたんでしょうね……。
隠れファンの一人として、たまらずコメント入れます。
これからも、日記やレコ、楽しみにしてます。
頑張って、山を歩きましょう
ファンかどうかはわかりませんが、「拍手した人」のアイコンの中によく見かけるいわゆる「常連」の方がいてくれてとても嬉しいです。
逆に、あ、この人は初めてだー
(A^^;)でも、私は人一倍余裕ないですよ
今回は楽なルートだったから良かったケド。
確かに今回ぐらいの気持ちでいつも歩けたら幸せかも。
いつも日記の方は読ませて頂いてます。
同じコースだったんですね〜 何となく嬉しくて初コメしてしまいました。
臨時バスは空いていたんですね。私はギリ座れたのですが、満員バスで立っている方が気の毒でした😞
秋晴れで気持ちの良い山歩きが出来た1日でしたね。
大マテイ山の山頂付近は踏み跡が分かり辛かったでよね。私もウロウロしてしまいました。
気になりつつ寄らなかったった「ヤマグルマ」。20m位なら下りてみればよかったなあ。
最近、山でお話しした方はYA◯APユーザーばかり。山レコユーザーと一緒だったと思うと嬉しいです。お会いできたら良かったな😊
ほんと同じコースですね。顔みたい〜♪とか同じこと言ってる
登山口までのバスが混んでるとかよくあるけど、先に並んでる人を優先してあげてほしいですよね。自分だったら怒っちゃうかも。まぁ山に登ってるうちに忘れちゃうだろうけど?
大マテイ山は展望ないけど、行って良かったと思いました。
私は来年こそ牛ノ寝の紅葉を狙います!
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