大沢〜(山ノ神尾根)〜狩倉山〜六ッ石山〜トオノクボ〜水根〜奥多摩湖


- GPS
- 07:10
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,303m
- 下り
- 1,187m
コースタイム
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
青梅6:35 → 7:17奥多摩(JR) 奥多摩7:25 → 7:35大沢(西東京バス 250円) 復路: 奥多摩湖14:15 → 奥多摩駅7:35(西東京バス 340円) 奥多摩14:42 → 15:21青梅(JR) |
コース状況/ 危険箇所等 |
○道の状況 ・大沢〜狩倉山(山ノ神尾根) 唯一危険を感じたのは、1,286m地点の手前の登り。 両側が切れている急登で、地面が砂砂利の様な状態でズリズリと崩れて滑りやすい。 木も枯れていて折れやすいものがあり、手掛かりにも注意が必要。 その他、露岩の細尾根が数箇所ある。 落ちれば怪我を免れないが、注意して歩けば問題ない。 コース上に枝がたくさん落ちている。 脚をひっかけて転ばないように注意が必要。 道標が無く、テープ・リボン類も一般道に比べたら少ない。また踏み跡も所々消えている箇所があるが、尾根を外さないようにすれば基本的に問題ない。但し、広い鞍部が2箇所ある。ここは、地図とコンパスで確かめながら歩けば問題ない。 ※地図とコンパスは必携です。 ・狩倉山〜六ッ石山 防火帯と一般のハイキングコースなので殆ど危険を感じない。 強いて挙げれば、防火帯から石尾根に出る箇所がやや滑りやすいぐらいか。 ・六ッ石山〜トオノクボ〜水根 泥濘んで滑りやすい箇所が数か所ある。 また、落ち葉の下も向かるんでいる場合もあるので、注意が必要。 石尾根の三ノ木戸山分岐からの絹笠コースにある黄土色の滑りやすい粘土を避けようと水根に下りましたが、見事に滑って、尻餅を搗きました。 滑った時は、特に危険でなければ、汚れるのを避けて変に捻りを入れて、膝や関節を痛めるよりは、逆らうことなく転んだ方が、良いと思います。 ○トイレ ルート上には奥多摩湖バス停にある水と緑の博物館内のみ。 奥多摩駅でバスに乗る前に済ませましょう。 ○登山ポスト 大沢にはありません。 奥多摩駅で届出書を提出して下さい。 |
写真
感想
今回の山行は、koizさん、yasuyoさんのレコを参考にさせて頂いている他、ヤマレコ以外のブログから情報を頂いております。
日原川から石尾根に伸びる尾根の一つである山ノ神尾根の登りをメインの目的として、この尾根と東隣の日蔭指尾根の取り付き調査も行ってみました。
まず、Mt_QPさんが日蔭指尾根を登りに使われた際の取り付きを確認すべく、大沢から小菅集落へ向かって5分ほど歩いたところ、Mt_QPさんのレコにあった黄色のテープと赤リボンのついたガードレールを発見しました。
しかし、通路には伐採した枝が置かれ、さらに工事中の看板があり、間伐されて倒れた木もMt_QPさんのレコより多くなっている雰囲気。トラバース気味に尾根の突端まで行くのは難しそうなので、この斜面から尾根に乗れるかどうか。
この日原川から石尾根に伸びる尾根には露岩帯があり、時折大きな岩により尾根歩きを阻まれることがあるとお聞きしています。近いうちに確認してみたいと思います。
山ノ神尾根への取り付きは、小菅集落の伽藍神社の裏が多く報告されていますが、尾根の突端に取り付き箇所があるとネットで知りました。この取り付きを確認すべく、小菅に向かう舗装された林道を曲らず、尾根の突端に向かって歩いたところ、取り付けそうな個所、ピンクテープもありました。斜度がややきつめですが、明るく見晴らしが良い尾根ですので、歩きやすいかもしれません。しかし、崩壊、落石が見受けられましたので、注意して山歩きする必要があるでしょう。
今回は、よく歩かれている伽藍神社から尾根を目指しました。地形図で見ると斜度が低く歩きやすそうです。実際、尾根まで急登が連続するような登りではありませんでしたが、刈られた枝や葉のため、斜面がフカフカで、枝に足を取られて歩き難いです。
しかし、登る途中で、明確な踏み跡を見つけ、その跡を辿りながら歩いて行くと斜面は緩み、広い幅の尾根に出ます。踏み跡は依然として明瞭で、その内、青、白、ピンクのリボンが時折現れ始めます。更に進むと尾根に辿りつきます。
尾根を進むと明らかなピークに到達します。ここが989m地点の小菅山だと思うのですが、小菅山の山頂標識を見ることができませんでした。
このあとは、露岩帯が数箇所、少々スリルのあるザレザレの急登が一箇所、広い鞍部が一箇所ありますが、この尾根道を外さないように歩けば、問題なく狩倉山頂まで到着します。
この狩倉山頂には山ノ神尾根が北北東から入り、東北東から日蔭指尾根が入ります。
山ノ神尾根は、一度登りに使えば、下りにも使えそうな尾根でした。
今度は下山に使用してみよう、できれば日蔭指尾根とペアで、と思いました。
狩倉山の頂上から少し進むと防火帯に出ます。
この日は日差しが暖かく、風も少ないので、ここで日向ぼっこをしながら昼食をとります。
奥多摩方面には、御前山も見えます。
さらに防火帯を六ッ石山へ向かうと石尾根合流の前に大きな露岩が。
これに登ってみたところ、見事な世界遺産。
とても得をしたような気分になりました。
あとは、ハイカーで賑わう石尾根と六ッ石山頂を抜けて、水根に下りました。
陽の当らない水根BSより明るい奥多摩湖BSの方が、バス待ちに良いと判断して奥多摩湖BSまで上がり、今回の山行を終えました。
大沢からは、今回の山ノ神尾根、日蔭指尾根の他、本仁田山へ続く平石尾根の取り付きがあります。歩きたい道が増える一方です。
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