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Yamareco

記録ID: 386678
全員に公開
山滑走
霊仙・伊吹・藤原

会心の山行・伊吹山

2013年12月28日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:07
距離
11.5km
登り
1,199m
下り
1,202m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7:40駐車場-7:46登山口-8:17一合目(スキー装着)8:22-9:21三合目9:28-10:08六合目避難小屋10:23-11:48山頂12:31-12:55五合目-13:05三合目-13:17一合目(スキー脱ぐ)13:22-13:39駐車場
天候 ずっと雪
過去天気図(気象庁) 2013年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
お馴染みの上野の駐車場です。(\500)
室内の着替えコーナー、下山後のコーヒーと焼き芋と至れり尽くせり。
コース状況/
危険箇所等
氷化斜面の上に新雪が乗ってますが、大規模な雪崩になりそうな状況ではありませんでした。(一気に積雪すれば別)
六合目より上からはアイゼン(クトー)、ピッケル(ピックストック)が必要でした。
カーブミラーに写る物好きなオッサンです(笑)
2013年12月28日 07:40撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
3
12/28 7:40
カーブミラーに写る物好きなオッサンです(笑)
登山口は雪少なし。
2013年12月28日 07:42撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
1
12/28 7:42
登山口は雪少なし。
一合目までの登山道はスキーでは登れませんので板を背負って歩きます。
2013年12月28日 08:05撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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12/28 8:05
一合目までの登山道はスキーでは登れませんので板を背負って歩きます。
一合目に到着。板を履いて本領発揮。
2013年12月28日 08:16撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
2
12/28 8:16
一合目に到着。板を履いて本領発揮。
もちろんラッセルは先頭。でも先週の取立山に比べたら楽勝、ただの歩行です。
2013年12月28日 09:09撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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12/28 9:09
もちろんラッセルは先頭。でも先週の取立山に比べたら楽勝、ただの歩行です。
帰りのことを考えて登り返しがないようにトレースをつけて三合目へ。
2013年12月28日 09:20撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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12/28 9:20
帰りのことを考えて登り返しがないようにトレースをつけて三合目へ。
五合目は薮を通り抜けて六合目避難小屋に到着。
2013年12月28日 10:06撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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12/28 10:06
五合目は薮を通り抜けて六合目避難小屋に到着。
中はこんな感じ。ここで休憩してクトー(スキーアイゼン、スキークランポン、静香とも呼びます)を装着しました。G3のクランポン初使用です。
2013年12月28日 10:08撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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12/28 10:08
中はこんな感じ。ここで休憩してクトー(スキーアイゼン、スキークランポン、静香とも呼びます)を装着しました。G3のクランポン初使用です。
八合目の看板見えました。あと少し。
2013年12月28日 11:08撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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12/28 11:08
八合目の看板見えました。あと少し。
山頂に到着!寒そう〜。
2013年12月28日 11:52撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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12/28 11:52
山頂に到着!寒そう〜。
まだまだ成長しますよ〜。
2013年12月28日 11:53撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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12/28 11:53
まだまだ成長しますよ〜。
一気に一合目まで。その下の登山道を試しに滑ったら「ガリッ!」・・・チーン。
2013年12月28日 13:21撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
5
12/28 13:21
一気に一合目まで。その下の登山道を試しに滑ったら「ガリッ!」・・・チーン。
撮影機器:

感想

今年の1/27以来の伊吹山です。遂に冬オンリーの伊吹山になってしまいました(笑)

さて天気予報ではしっかり雪が降る予報。でもこの時期それが普通なので、現地に行って状況を見て判断することにしています。
上野の駐車場には高速の除雪作業もあって7:20頃に到着しました。どうやら私が一番乗りのようです。こんな天気で山に入るのはよほどの物好きでしょう。
ザックに板を装着していざ出動。登山口までは雪があるのですが、登山道は林の中なのであまり積雪がありません。兼用靴のまま歩いていきます。
冬山は汗をかくと休憩時に冷えるので、ゆっくり汗をかかないように歩きます。心拍数もあまり上がりません。
しばらくすると3人組が追い越していきました。結構なハイペース。
一合目で追いつき、彼らがワカン・スノーシューを装着している間にスキーを取り出し装着してそそくさと登り始めます。
まだまだ積雪は少ないですが、一合目までならスキーで滑って下りることができそうです。先頭なのでトレースはありませんが、ラッセルと呼ぶほどではありません。
今回は板がBDのELEMENT 165、実はレディースもの(笑)
太さは139-115-123mmとかなりのものですが、短いと取り回しがいいだろうということで買った物です。
そしてシールはG3、今までBDのシールを使っていたので実力のほどは?先々週確かめたところなかなか良好だったのですが、今回本格的に使ってみたところBD(ナイロン)よりも少しよさそうです。
ビンディングはG3 ONYX、ブーツはGARMONT(今はSCOTT)のCOSMOS、つまりTLTの組み合わせです。

伊吹山には何度も足を踏み入れてるので、コースは特に問題なし。もっともスキーの場合とスノーシュー系の場合はルートの取り方が少し異なる場合があるので、あまりお互いのトレースを頼りにしないほうがいいでしょう。

先ほどの3人組は三合目に着いたころには姿が見えなくなりました。やはりスキーはラッセルに強いです。息も上がらず調子よし、休憩もそこそこにどんどん進みます。

五合目の手前からは薮漕ぎルートで避難小屋まで最短距離で行って見ましたが、あまりよくないですね。三合目からのところで旧リフト降り場の奥まで行くルートの方が確実です。

六合目の手前から新雪の下の氷化斜面が顔を覗かせます。こうなるとスキーアイゼン、もといクトー静香が欲しくなります。せっかくなので避難小屋に入って静香を装着しました。

さて六合目からは斜度が強まります。しばらく休憩している間にスノーシューの単独の方が先を行かれてました。さすがに斜度が強く、氷化斜面もあるので結構限界が近い?と思っていたら途中で引き返されました。さすがにアイゼンがないと危険でしょうから正解です。

新雪が積もっているので雪崩の心配をしていましたが、氷化斜面の上には10〜30cm程度の新雪でしたので、雪崩れても大規模にはならないと見ました。ただいかにも〜というガリー状のところは入らないようにしましたが。

さてクトーの私はできるだけ夏道登山道に従って九十九折に進みます。さすがにスキーシールで直登できる斜度ではありませんし、無理すると上の新雪が氷の上を滑ってしまいます。
九十九折なのでスキーを履いての方向転換、これはさすがに短い板(165cm)ということもあって楽でした。先週の取立山では185cmでしたが、少々往生しました。

G3のクトーですが、クライミングサポートを最大にしても氷面に食い込んでくれて、快調でした。Voileのクトーは板に直接取り付けるタイプで、食い込みは最高なのですが常にクトーを引きずらないといけないので歩きが重い欠点があります。DIAMIRのクランポンはクライミングサポートを最大にするとほとんど効かないんです。

北西の風と雪が強い中、もくもくと登り、時にピックストックを斜面に突き刺し、ついに急斜面が終わって九合目です。ここまで来れば山頂はすぐそこです。山頂付近はもちろん吹雪、一通り回ってから緊急避難小屋(お堂)に逃げ込みます。

ここでスキーシールと静香を外し、いよいよ下山開始です。
今回の板で本格的に滑るのは初めてですが、やはり短いなりに取り回しは良いのですが、その分安定性と踏ん張りは弱く、豪快さには欠けます。ま、当然といえば当然なのですが・・・。なので次回はSALOMONのSHOGUN 180cm (130-101-120mm)を持っていくことにします。

今回は登り返しもなく、緩斜面はスノーシュー隊のトレースに乗ればグングンスピードが出て楽勝でした。本当にあっという間に一合目まで戻ってしまいました。
さすがは元スキー場の伊吹山、山スキー万歳!って感じです。

10名ほどの方々が登山されてましたが、どうやら山頂まで行った物好きは私だけのようでした。ドM冥利に尽きる、会心の山スキー山行となりました。

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コメント

ドM冥利に尽きる、会心の山スキー山行
こんばんは
山スキーの本領発揮でしょうか。
道具のことはさっぱりわかりませんが、
SHOGUNとか静香とか、面白いネーミングなんですね。
2013/12/28 19:54
Top of ドM in Mt.ibuki
独壇場やったんですね!
あのピックストックを突き刺すなんて、やっぱり恐るべし伊吹山

それでも普通Ⅿさん達が10名程いらしたとは・・・
2013/12/28 19:52
こんばんは!
ryujiさん

新雪の下が氷でしたから、斜度が強いとピックストック刺して確保しないと心配でした。

明後日また行きますが

churaさん

SHOGUNはSALOMONってメーカーのスキーの名称なんです。スキーの名前には結構日本語が使われていますよ。将軍、芸者、相撲、刀、などなど。

静香は・・・これは私が命名したのですが、スキー用アイゼンのことを『クトー』とも呼ぶんです。それでついついスキーアイゼンが必要になってくると『クトー静香』『キムタクの奥さん』とオヤジギャグを一人つぶやいてたところ、一般的に使用されるようになりました(ないない!)
2013/12/28 20:12
シーズン満喫!
ウインターシーズン、満喫してますね!
スキーラッセルが早いと噂には聞いていましたが
先行者を楽にぶっちぎれるほどなんや

ファンスキーとかでは無理なんかな?
2013/12/28 22:36
マンキツしてますよ(笑)
斜度25度くらいまでの新雪ラッセルやザラメ雪ならかなり違いますよ

以前100cmのスキーでやったことはありますが、新雪だと潜って潜って往生しました
2013/12/29 6:39
ゲスト
momochanさん こんばんは。
レコ楽しく読ませてもらいました。
静香の謎も解けました^^
2014/2/10 19:06
naminoriさんこんばんは。
コメントありがとうございます!
せっかくなのでレコも拝見させていただきました。
キムタクの奥さんですから、主役(スキー板)の引き立て方もうまいのだと思います
2014/2/10 21:12
プロフィール画像
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