渋の湯〜高見石〜天狗岳〜渋の湯


- GPS
- 08:56
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,075m
- 下り
- 1,064m
コースタイム
天候 | 曇時々雪 視界不良 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
渋の湯、高見石間の賽の河原は風雪強。 天狗までの稜線は風雪が強くトレースが部分的にわかりずらい場所があった。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
蓼科ビレッジの別荘に12/31〜1/3まで過ごす。
ここに来ると、必然的に八ヶ岳、蓼科に登る事になり、今年は久々に本格的冬山を目指す手始めとして天狗に行ってきました。
1/1OR2に行くか迷ったですが、どちらもあまり天気は良くないと踏んで、縁起を担ぎ登り初めとして1/1を選んだのですが、結果として大失敗でした。1/1は風雪が強くほぼ視界不良、1/2は昼前あたりから快晴となり最高の登山日和となりました。それでも、風雪に耐えながら登るのもストイックな快感があり捨て難いものがありますし、装備の耐寒性が良くわかりました。
渋の湯の駐車場は6:30にはすでに残り3台程のスペースしかなく、ぎりぎり間に合いましたがちょっと狭いですね。足りない場合は旅館の方に停められるのでしょうか?
黒百合平、高見石方面ともにトレースはしっかりと踏み固められており、夏道よりかえって歩きやすい状態だと思います。途中賽の河原前でアイゼンを装着しましたが、登りは最初から着けた方が面倒がなくていいです。
賽の河原は風が吹きさらしとなり、トレースがはっきりせず視界が悪いので少し気を遣うところですが、やがて樹林帯に入ると気持ちの良い雪道となります。
高見石を通過し中山の登りも、夏道は根っこ、石で段差が多いのですが、この時期は踏み固められたフラットな道となるため、帰って登り易く感じます。ただ、樹林帯を抜けた場所(例えば中山ピークの手間)は風が強く、冬の厳しさ感じます。
途中、ニュウからの道はトレースが消えかかっており、少しマイナーになると北八でもラッセルに手間取る体力勝負のルートになってしまうのでしょう。
風雪がこれだけ強いと、天狗の登りではアンダーのアウターが必要と思い、中山峠先の風が比較的弱い樹林帯のなかで、装着する事としたのですが、アイゼンの脱着に思いの他手間取ってしまいました。稜線歩きとなる場合は、アイゼン装着前にアウターを着るべきですね。
天狗まではほぼ尾根通し、ところどころ風の影響でトレースがわかりずらい場所がありますが、赤旗・ロープがしっかりしているのでまず迷うことはありません。視界がきかないと、登ることに専念するためか気が付くと頂上に到達しておりましたが、全くの展望なし。2人連れの方にブランデーをごちそうになり、早々引き返しました。
黒百合ヒュッテにてお茶・かりんとう付休憩(¥300)で体を温め、十分休憩したのち渋の湯へて下りましたが、晴れ間のない寒い一日でした。
翌日、午後から晴れ模様となり夕方八方台へ登ったものの、到着した時は日没直後。それでも天狗から阿弥陀まで夕暮れ前の明るさに山肌輝き、振り返れば残照に浮かぶ仙丈、甲斐駒、北岳の大パノラマにしばし寒さ・時の経つのを忘れて感無量。
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