巻機山テレマークスキー

- GPS
- 07:43
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 1,694m
- 下り
- 1,686m
コースタイム
| 天候 | 快晴のち晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
今シーズンは雪が多く、井戸の壁の籔は完全に隠れていた。 また、米子沢も完全に埋まっていた。今回は雪質は安定していたようだが、沢を滑る場合は状況によっては注意が必要。 |
写真
感想
4時半過ぎ、除雪の壁を這い上がって出発。下弦の月が輝いていて明るい。ヘッドランプの光量を落として目を暗闇に慣れさせる方が好きだ。煌々と光らせると、明かりの届く範囲は良く見えるが、届かないところが見えなくなってしまう。今日のように月が出ているときはなおさら、目が闇に慣れているほうが周りが良く見えてなおよい。
月に時々かかっていた雲もやがて晴れ、快晴となった。
昨日入った人のトレースがあって、助かる。登りはとてもはかどり、途中数人を追い越してトップに出た。昨日最初に入ってトレースを付けた人は、井戸の壁の上で引き返したようだが、後続のもう一人はその先へ進んでいる。この地点から、ルートのとり方の違い(傾斜など)がはっきりわかるほど変わっていた。昨日ここまでスキーで登ったのは、どうやらこの2人だけのようだ。
更にしばらくトレースを使わせていただいた。樹林には霧氷がきれいに付いており、朝日が当たると青空に生えてきれいだろうなと思ったが、稜線から朝日が顔を出す前に森林限界の上に出てしまった。
昨日のトレースの方は、木立が無くなったところで引き返していた。昨日は中腹以上はガスがかかっていたので、これ以上登ると目標物が見えず、人にもよるだろうが滑降時に山酔い必須だった。昨日柄沢山の途中まで登った私と同様の判断だったのではないかと思う。ここまでとてもはかどり、昨日のトレースには本当に助けられた。井戸の壁を初めに登った方とここまで上った後続の方に感謝。
ここからは自分でラッセルだが、樹林がないところの新雪は浅く、天気が良いこともあって、それほど大変ではない。ニセ巻機山の直下で念のためスキーアイゼンをつけていたら、やっと日が昇ってきた。
ニセ巻機山から鞍部まではシールを付けたまま下った。避難小屋は雪の下に完全に隠れていた。
巻機山まではひと登り。山頂から素晴らしい景色を楽しんだ後、稜線を少し西に戻ったところから米子沢源頭へ延びる小尾根を滑った。この滑降は、楽しいとしか言いようがなかった。
そのまま沢を下ろうと思っていたのだが、あまりにも良かったので再度山頂に登り返して、今度は隣の小尾根を滑って米子沢へ。
今年は雪が多く、この時期沢は完全に埋まっていて、広い沢床を自由に滑れる。時々急斜面があって吸い込まれるように豪快に滑る。ここは滝なのだろうが、完全に埋まっているので心配はない。
まだ12時前なので、沢の向きが南から南西に変わると、まだ日の当たっていない斜面が多くなり、下部の方がむしろパウダーを楽しめた。米子沢では滑りに熱中しすぎて、写真を撮るのを忘れてしまった。
MFun










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