記録ID: 3958253
全員に公開
山滑走
志賀・草津・四阿山・浅間
湯ノ丸山・角間山BC/鹿沢温泉より
2022年01月29日(土) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 766m
- 下り
- 765m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
少し上方の地蔵峠側にも駐車可能。それぞれ除雪されています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
昨年比で雪がかなり多いですが、ヤブが濃いところも部分的にあります。 |
その他周辺情報 | 直帰しました。 |
写真
登り始めてすぐに目指す湯ノ丸山が見えてきました!
殆ど何も見えなかった1年前の山行のおかげで、今回初めて距離感を掴みました。
6:41 尾根へ直登開始
1年前はまず角間峠へ向かったけど、今回は角間山直下へ突き上げる尾根へと進んでショートカットを狙います。
この尾根には作業道が通じているらしく、これも活用していきます。
作業道分岐から数日前のスキートレースが断片的に残っていました。
殆ど何も見えなかった1年前の山行のおかげで、今回初めて距離感を掴みました。
6:41 尾根へ直登開始
1年前はまず角間峠へ向かったけど、今回は角間山直下へ突き上げる尾根へと進んでショートカットを狙います。
この尾根には作業道が通じているらしく、これも活用していきます。
作業道分岐から数日前のスキートレースが断片的に残っていました。
登るにつれて湯ノ丸山がきれいに見えてきます!
こんなにきれいな山だったんだなと感動しました。やはり山は天気が全て。
この尾根筋は程良い傾斜と疎らな木でスキー滑降に最適と思いましたが、
日当たりの良い南東斜面なので良い雪に巡り合うのは難しいかも。
こんなにきれいな山だったんだなと感動しました。やはり山は天気が全て。
この尾根筋は程良い傾斜と疎らな木でスキー滑降に最適と思いましたが、
日当たりの良い南東斜面なので良い雪に巡り合うのは難しいかも。
9:23 角間峠へトラバース開始
風を避けられる場所にて滑降モードに換装。
日当たりの良い南斜面なので固いかモナカでした。あくまで安全第一にトラバースに徹します。
9:38 角間峠(1,800m)到着
風を避けられる場所にて滑降モードに換装。
日当たりの良い南斜面なので固いかモナカでした。あくまで安全第一にトラバースに徹します。
9:38 角間峠(1,800m)到着
1年ぶりの角間峠。ほぼ埋もれてる指導標を見て積雪の豊富さを実感。
(1年前の写真を確認すると半分は出てました)
再びシールを貼って、いよいよ湯ノ丸山への登行を開始です!
9:50 角間峠出発
尾根にはスノーシュー、断片的に残るスキートレースがありました。
角間峠からはジグを切っていく急登で始まります。
(1年前の写真を確認すると半分は出てました)
再びシールを貼って、いよいよ湯ノ丸山への登行を開始です!
9:50 角間峠出発
尾根にはスノーシュー、断片的に残るスキートレースがありました。
角間峠からはジグを切っていく急登で始まります。
だいぶ進んだかなというところで、後方には先程まで居た角間山をすっきり見通せるようになりました!
雲さえ無いと想像以上に美しい絶景が広がっていました。
このあと単独のスキーヤーの方に道を譲りました。この後も道中で数人のスキーヤーの方々と出会いました。
今日の行程は「山スキールート212」でも紹介されている周回ルートであり定番であることが分かります。
雲さえ無いと想像以上に美しい絶景が広がっていました。
このあと単独のスキーヤーの方に道を譲りました。この後も道中で数人のスキーヤーの方々と出会いました。
今日の行程は「山スキールート212」でも紹介されている周回ルートであり定番であることが分かります。
11:23 湯ノ丸山・北峰(2099.1m)到着!
南峰より僅かに低い北峰に到着!
南峰、そして西側には烏帽子岳が並ぶ絶景!
でもさすがに山頂は風が強くて寒い!すぐに南峰へ向かいます。
シール滑降でコルへ降り立つと風は止んで暖かく、東側には比較的きれいな斜面が広がっていました。
南峰より僅かに低い北峰に到着!
南峰、そして西側には烏帽子岳が並ぶ絶景!
でもさすがに山頂は風が強くて寒い!すぐに南峰へ向かいます。
シール滑降でコルへ降り立つと風は止んで暖かく、東側には比較的きれいな斜面が広がっていました。
11:39 湯ノ丸山山頂・南峰(2,101m)到着!!
着きました!
相変わらずの極寒の強風が吹き付け、好天でのリトライ成功は嬉しいけど長居は厳しい山頂です!
これで風さえなければ天国だけど、厳冬期の今は今日でさえ穏やかな風なんでしょう。
湯ノ丸スキー場側からの登山の方々と、スキーヤーが半々といった感じの湯ノ丸山でした。
着きました!
相変わらずの極寒の強風が吹き付け、好天でのリトライ成功は嬉しいけど長居は厳しい山頂です!
これで風さえなければ天国だけど、厳冬期の今は今日でさえ穏やかな風なんでしょう。
湯ノ丸スキー場側からの登山の方々と、スキーヤーが半々といった感じの湯ノ丸山でした。
湯ノ丸山山頂でのあおいとひなた
強風に耐えてどうにか撮影しました!
写真では伝わらないけど、この二人のレイヤリングでは行動不能な極寒です!
もちろん山コーヒーどころではなく、山頂から少しだけ下ったところで直ちに滑降準備に入ります。
12:26 湯ノ丸山山頂・南峰出発
南峰の直下は波打つ固い斜面とすぐ下では密林の模様で、良さそうな雪面だった北峰との間のコルへトラバースしました。
強風に耐えてどうにか撮影しました!
写真では伝わらないけど、この二人のレイヤリングでは行動不能な極寒です!
もちろん山コーヒーどころではなく、山頂から少しだけ下ったところで直ちに滑降準備に入ります。
12:26 湯ノ丸山山頂・南峰出発
南峰の直下は波打つ固い斜面とすぐ下では密林の模様で、良さそうな雪面だった北峰との間のコルへトラバースしました。
次第に斜度を増していく東斜面。当面の目標は正面の平らな1855mピーク。
そしてその後下りていくゲレンデ跡がその左下に見えています。
急斜面を下りきると樹林帯へ突入。1855mピークを目標に、できるだけ高度を下げないようトラバース開始。
そしてその後下りていくゲレンデ跡がその左下に見えています。
急斜面を下りきると樹林帯へ突入。1855mピークを目標に、できるだけ高度を下げないようトラバース開始。
13:38 旧鹿沢スキー場跡(1,640m)
明るく開けた良い雰囲気の旧鹿沢スキー場跡に降り立ちました。
左上が1855mピーク。右上に湯ノ丸山。ここからの光景は1年前にも見ています。
下りたら天候が回復してきた、登山あるあるパターンでした。
明るく開けた良い雰囲気の旧鹿沢スキー場跡に降り立ちました。
左上が1855mピーク。右上に湯ノ丸山。ここからの光景は1年前にも見ています。
下りたら天候が回復してきた、登山あるあるパターンでした。
14:18 鹿沢温泉・湯ノ丸山登山口(1,530m)下山!
最後のオープンバーンを滑り降りるとすぐに登山口に到着。
もう終わりか〜というほど楽しかったリトライの角間山・湯ノ丸山周回でした!
この下りてきた登山口正面にもまとまった駐車スペースがあります。
「山スキールート212」には駐車スペースとして紅葉館前が紹介されていますが、
こちらが除雪されていればより好都合かもしれません。
最後のオープンバーンを滑り降りるとすぐに登山口に到着。
もう終わりか〜というほど楽しかったリトライの角間山・湯ノ丸山周回でした!
この下りてきた登山口正面にもまとまった駐車スペースがあります。
「山スキールート212」には駐車スペースとして紅葉館前が紹介されていますが、
こちらが除雪されていればより好都合かもしれません。
装備
個人装備 |
山スキー
ポール
シール
スキーアイゼン
マムート・アバランチビーコン Barryvox
ブーツ
携帯用ワックス
携帯用ブラシ
長袖シャツ
ハードシェル
タイツ
ズボン
スキー用靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ネックウォーマー
薄手のビーニー
ザック
12本爪アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
山と高原地図
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
アマチュア無線機
無線免許
局免
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ゴーグル
タオル
カメラ
交換レンズ
三脚
ねんどろいど(あおい・ひなた)
|
---|
感想
昨年1月末に初めて訪れた角間山と湯ノ丸山でしたが、予報よりも回復が遅れて殆ど景観を得られず。今回は1年越しのリトライとなります。
もともと東信の山は厳冬期でも比較的晴天率が高く、豪雪地帯ではないので積雪は少ない代わりに安定。今回はラッセルの可能性も低いということで、先週の小日向山より軽めの行程という観点も選択理由でした。
昨年と違って絶好の山スキー日和で、最高のリトライとなりました。
無雪期にもここは訪れたことがないので、今回は全く初めての眺望で楽しめました。
滑降については角間山南斜面は元々期待していなかったけど、湯ノ丸山東斜面は素晴らしいコンディションでした!
悪くすればモナカかアイスバーンを覚悟していたけど、良い方向に予想は外れました。
自分はどちらかといえば足が着かないような深雪より、ゲレンデの感覚に近いターンができる締まった雪が好み。他にも滑ってみたい斜面があり、湯ノ丸山は厳冬期の行き先の一つとして定番の山になりそうです。
今冬は職場の除雪回数が例年になく多いにも関わらず、東谷山(新潟県)も含めて皆勤の4週末連続での山スキー日和!(天候の良し悪しによって行き先をアレンジしてはいますが)
充実感をもって山スキーシーズン序盤を終えることができました。
2月もこの調子で出かけられればいいけど、あくまで天気第一、雪質第二で無理はしない主義です。
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コメント
この記録に関連する登山ルート
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「湯ノ丸山 角間山BC ・鹿沢温泉より 」拝見しました。
まぁ、、美しい 景色ですねーー。
うっとり拝見でした。
お天気でよかったですね。 (⌒。⌒)
上田市の北西 長野から割と近そうですね。
いろいろな個性の山があり
いろいろと楽しめる 長野ですね。
角間山へと尾根を登られたのですね。
ホントにきれいな景色ですねー。
登られて2時間
角間山直下の景色も素晴らしいです。
山頂はもっと素敵。
すすんで 角間山を振り返ると
またまた美しいです。
いいなぁ、、尾根を進んでいくと
前方にあるのは次のピークと
青い空白い雲 斜面は雪。
こういうところに 身を置きたくなりますよね。
湯の丸山からの滑降は気持ちよさそうですね。
雪のコンディションよく 景色もうっとり。
ことしは 雪が多く まだまだ楽しめそうですね。
ありがとうございました。
いつもご多忙の中、お時間を割いていただきまして恐縮です。
ありがとうございます。
元々、晴天率の高い東信山域なのですが、自分の間の悪さといいますか、
昨年1月にガスガスの日を引き当ててしまった湯ノ丸山でした。
今回は1年越しに昨年のリトライで拝めた絶景でした。
上信国境の山々は根子岳、四阿山、今回の湯ノ丸山、東へ向かうと浅間山へ。
個性的な山々が居並んでいます。長野市からアクセスしやすいエリアといえます。
1年ぶりのリトライにあたり、改めて地形図を観察しました。
すると角間山へ突き上げる尾根が程好い傾斜が続くことに気づき、角間峠を通るより近道だと気づきました。
最もラッセルが無いことが条件と踏まえ、現地にてショートカットを最終的に決めました。
角間山、そして湯ノ丸山山頂での絶景には本当に感動しました。
但し湯ノ丸山山頂は本当に風が強くて寒さとの戦いでもありました。
ただただ、寒い寒いと呟いていましたよ。
湯ノ丸山東面ですが、日によって大きく雪質は異なるとガイド本にもあり、
モナカかアイスバーンに近い状態を想定していました。
ということで、あまり期待していなかったところで大当たりだったというわけです。
まあいつもいつも上手くいくわけではありませんが。
今年の雪の多さで、今の時点でまだクトーやアイゼンの出番が来ないのです。
いつも絶えず新雪が積もっているということで、スキーヤーとしては本当に喜ばしいです。
でも下界での日常生活はまあまあ大変。今週から来週にかけてまた除雪作業でたびたび早出しそうです。
実家に居た頃にはただ単純に喜んで済んでたけど、今は喜び半分ですね。
雪国生活をしてみて雪に対する認識は大きく変わりました。
普段苦労しているぶん、山ではより楽しめているといえますね。
今回もありがとうございました。
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