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Yamareco

記録ID: 403296
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ハイキング
奥多摩・高尾

本仁田山〜川苔山 【大休場尾根〜鋸尾根〜赤杭尾根】

2014年02月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:25
距離
15.6km
登り
1,413m
下り
1,508m

コースタイム

07:25奥多摩駅 - 08:00安寺沢 - 08:40大休場尾根 - 09:30花折戸尾根分岐 - 09:35本仁田山09:45 - 10:10コブタカ山 - 10:30大ダワ - 11:30舟井戸 - 12:00川苔山12:25 - 12:35曲ヶ谷北峰 - 12:50狼平 - 13:00狼住所(スンド) - 13:30エビ小屋山巻道 - 13:45林道出合 - 13:55登山道 - 14:15赤杭山(赤久奈山:アカグナノ峰) - 14:45古里川井分岐 - 14:46スマド山分岐14:52 - 15:03スマド山分岐 - 15:35舗装道 - 15:50川井駅
天候 曇り 後 晴れ 時々 小雨 ところにより 狐の嫁入り
過去天気図(気象庁) 2014年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往路:
青梅6:35 → 7:17奥多摩
復路:
川井15:52 → 16:15青梅
コース状況/
危険箇所等
○登山ポスト
奥多摩駅にあり。
用紙、筆記用具が無いので、投函できるように、記入したものを持って行きましょう。

○トイレ
奥多摩駅にあり。
川井駅は確認とれず。

○道の状況
コース通じて、道が良く整備されている。
・奥多摩駅〜安寺沢
舗装道歩き。車両の往来も少なく、危険度は低い。また、道迷いの危険性も低い。

・安寺沢〜大休場尾根
植林帯の中の九十九折の急登。道は明確で、危険箇所が少なく、迷う危険性も低い。眺めがないのが難点。

・大休場尾根〜本仁田山
明るく気持ちの良い尾根道歩き。危険箇所も道迷いの危険もなし。
山頂付近には雪(融雪)が残っている。

・本仁田山〜コブタカ山〜大ダワ
明るい尾根道。樹林帯であるが、冬枯れていて、開放感がある。但し、登山道が北側に面しているため、雪が多く残り、一部凍結している。軽アイゼン、チェーンスパイク等の装着が好ましい。

・大ダワ〜鋸尾根〜舟井戸
鋸尾根は、「悪路」と標示されているとおり、急なアップダウンの繰り返し。注意を怠ると転倒しそうな箇所がいくつかある。しかし、南側に面しているため、雪は殆どない。注意して歩けば問題ない。

・舟井戸〜川苔山
幅の広い緩やかな登山道。危険箇所も道迷いの危険もない。山頂付近は、雪が残っている。軽アイゼンの着用が好ましいでしょう。

・川苔山〜狼住所(オオカミスンド)
赤杭山へ向かうには、川苔山から下って、曲ヶ谷北峰で右折し、曲ヶ谷南峰を経て、狼住所に至る道を通るべきだったが、曲ヶ谷北峰の尾根道から眺める陽に照らされた長沢背稜の山々(蕎麦粒山や三ッドッケ)が美しかったことと、雪質が良好で歩きやすかったため、ついつい狼平まで下ってしまった。仕方なく、曲ヶ谷北峰、曲ヶ谷南峰を巻く様にして、狼住所へ出て、赤杭山へ。
川苔山から狼平までは、歩きやすい雪道です。
狼平から狼住所までは、斜面のトラバースで、細い切立った箇所、氷で滑りやすい箇所があり、この道を歩かれている方が少ないようですので、歩かれる時は、ご注意下さい。

・狼住所〜赤杭山〜川井駅
尾根歩き。雰囲気の良い明るい道も所々にありますが、基本的に変化が無く、長いので飽きます。
登山道の中では、道迷いの危険性は低いのですが、登山道から河合駅周辺の集落に降りてから川井駅に向かうまでが難儀です。集落内の舗装道に辿りついたら、右へ進み、お寺の前の道を下る。
また、舗装道に当たるので今度はそこを左へ進むと、青梅街道と合流します。
青梅街道を進んで、看板に従い、線路をくぐって裏側から川井駅のホームに降り立ちます。

※この日は複数のハンターにお会いしました。
狩りが盛んに行われているようです。
動物と間違われないように服装、行動に注意しましょう。
久々に奥多摩駅から
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久々に奥多摩駅から
北氷川橋を渡って左へ
北氷川橋を渡って左へ
さらに橋を渡って、釣り場を横目に舗装道を進むと
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さらに橋を渡って、釣り場を横目に舗装道を進むと
本仁田山への道標
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本仁田山への道標
チョロチョロとした渓流が左側に
ここら辺りが安寺沢でしょう
チョロチョロとした渓流が左側に
ここら辺りが安寺沢でしょう
そしてここから登山道
そしてここから登山道
植林体
九十九折りの急登
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植林体
九十九折りの急登
ちょっと開けました
こちらは石尾根のハズ
この時点では天候が良くありません
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ちょっと開けました
こちらは石尾根のハズ
この時点では天候が良くありません
大休場尾根に乗りました
大休場尾根に乗りました
尾根歩きを始めると、青空が
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尾根歩きを始めると、青空が
明るくて気持ちの良い尾根歩き
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明るくて気持ちの良い尾根歩き
時折、急な坂になりますが、明るい道なので、それ程苦ではありません
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時折、急な坂になりますが、明るい道なので、それ程苦ではありません
程無く、花折戸尾根分岐を過ぎて
程無く、花折戸尾根分岐を過ぎて
山頂へ
溶けて氷になった雪が残っています
山頂へ
溶けて氷になった雪が残っています
山頂からの眺め
川苔山を目指します
本仁田山頂からコブタカ山まで、路面が残雪で凍結していました。
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川苔山を目指します
本仁田山頂からコブタカ山まで、路面が残雪で凍結していました。
酷い尻餅をつきましたので、軽アイゼンを着用しました
また、ここらでハンターに遭いました
この日は他の場所でも銃声を聞きました
この地域にハンターが多く入っているみたいです
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酷い尻餅をつきましたので、軽アイゼンを着用しました
また、ここらでハンターに遭いました
この日は他の場所でも銃声を聞きました
この地域にハンターが多く入っているみたいです
コブタカ山です
ここからの下りは、雪が少ないので、アイゼン外しました
ここからの下りは、雪が少ないので、アイゼン外しました
石尾根と日原と長沢背稜
また、曇ってきちゃいました
奥に雲のかかった雲取山でしょうか
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石尾根と日原と長沢背稜
また、曇ってきちゃいました
奥に雲のかかった雲取山でしょうか
鷹ノ巣山?
ウ〜ン?
と、悩みながらも大ダワ
と、悩みながらも大ダワ
巻き道もある様ですが、折角だから鋸尾根を登りましょう
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巻き道もある様ですが、折角だから鋸尾根を登りましょう
振り向けば、コブタカ山と本仁田山
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振り向けば、コブタカ山と本仁田山
この鋸尾根、悪路と標示されていましたが、
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この鋸尾根、悪路と標示されていましたが、
それ程でもないよね・・・と思っていたら、
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それ程でもないよね・・・と思っていたら、
こんな細尾根の急な下りもあり
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こんな細尾根の急な下りもあり
けど、快調、快調♪
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けど、快調、快調♪
と思ったら、また凍結した残雪
またアイゼンつけ直し
ここから山頂まで雪が残っています
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と思ったら、また凍結した残雪
またアイゼンつけ直し
ここから山頂まで雪が残っています
そして山頂へ
あともう少し
山頂です
到着したら、晴天になっちゃいました
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山頂です
到着したら、晴天になっちゃいました
石尾根方面の眺め
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石尾根方面の眺め
昨年末に歩いた鷹ノ巣、日蔭名栗峰、七ッ石山
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昨年末に歩いた鷹ノ巣、日蔭名栗峰、七ッ石山
天祖山や芋木ノドッケ
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天祖山や芋木ノドッケ
酉谷山・・・だと思う
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酉谷山・・・だと思う
左側には奥多摩三山
三頭山
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左側には奥多摩三山
三頭山
青空で明るく温かい山頂
名残惜しいのですが、下山します
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青空で明るく温かい山頂
名残惜しいのですが、下山します
鷹ノ巣駅への十字路を越えて、曲ヶ谷北峰へ
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鷹ノ巣駅への十字路を越えて、曲ヶ谷北峰へ
ここらは雪が綺麗で歩き易い
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ここらは雪が綺麗で歩き易い
ここが曲ヶ谷北峰
川井駅へ向かうには、ここを右折するのですが
ここが曲ヶ谷北峰
川井駅へ向かうには、ここを右折するのですが
雪道歩きが気持ち良くて、うっかり直進しちゃいました
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雪道歩きが気持ち良くて、うっかり直進しちゃいました
青空で、眺めが良く、
長沢背稜の山々が見られます
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青空で、眺めが良く、
長沢背稜の山々が見られます
さらにその奥の奥武蔵の山までも
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さらにその奥の奥武蔵の山までも
下りの前方に
日向沢ノ峰と蕎麦粒山
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日向沢ノ峰と蕎麦粒山
長沢背稜がとっても綺麗
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長沢背稜がとっても綺麗
蕎麦粒山
これは、三ツドッケ?
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これは、三ツドッケ?
酉谷山でしょうか
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酉谷山でしょうか
気付いてみれば、狼平
仕方ないので
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気付いてみれば、狼平
仕方ないので
狭くて滑り易い巻き道を通って
狭くて滑り易い巻き道を通って
狼住所(オオカミスンド)へ
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狼住所(オオカミスンド)へ
本当は、ここを下って来る筈だったんですが、
良い眺めを堪能したので良しとします
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本当は、ここを下って来る筈だったんですが、
良い眺めを堪能したので良しとします
狼住所から暫くは、雪道
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狼住所から暫くは、雪道
踏み抜いてもこの程度
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踏み抜いてもこの程度
けど、直ぐ雪がなくなります
けど、直ぐ雪がなくなります
正面にエビ小屋山
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正面にエビ小屋山
ピークハントせず、巻き道で先へ
ピークハントせず、巻き道で先へ
すると、林道と合流
すると、林道と合流
標示が消えていますが、辛うじて川井駅と古里駅への分岐があることが判ります
標示が消えていますが、辛うじて川井駅と古里駅への分岐があることが判ります
そして林道から再度山道へ
そして林道から再度山道へ
突然南側が開けました
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突然南側が開けました
御岳山、大岳山
登ってきた本仁田山と
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登ってきた本仁田山と
鋸尾根も見えます
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鋸尾根も見えます
赤久奈山のピークは踏みました
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赤久奈山のピークは踏みました
アカグナノ峰の山頂標記
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アカグナノ峰の山頂標記
川井駅への道は
自然林の明るい尾根道
自然林の明るい尾根道
古里駅への分岐です
古里駅への分岐です
川井駅に向かいますが・・・ズマド山に惹かれます
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川井駅に向かいますが・・・ズマド山に惹かれます
はじめは、古里駅に下りようかと思ったのですが、ダメですね
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はじめは、古里駅に下りようかと思ったのですが、ダメですね
ここがズマド山への分岐
左が川井駅へ直行の道、右がズマド山を越えて、左の道と合流する道
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ここがズマド山への分岐
左が川井駅へ直行の道、右がズマド山を越えて、左の道と合流する道
興味はありますが、
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興味はありますが、
時間も遅くなってきたので、川井駅に直行します
暫く進むと
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時間も遅くなってきたので、川井駅に直行します
暫く進むと
ズマド山山頂からの道と合流
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ズマド山山頂からの道と合流
あとは、尾根道を進めば、集落に辿り着き、
突き当たる舗装道を右へ行くと
あとは、尾根道を進めば、集落に辿り着き、
突き当たる舗装道を右へ行くと
お寺があり、その正面の
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お寺があり、その正面の
この道を下りて
さらに左折すれば、青梅街道に辿り着き
さらに左折すれば、青梅街道に辿り着き
そして、川井駅

今日は、山も列車も空いていました
天候もギ後には回復し、ポカポカようにの中、のんびりと歩けましたとさ
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そして、川井駅

今日は、山も列車も空いていました
天候もギ後には回復し、ポカポカようにの中、のんびりと歩けましたとさ

感想

3週間ぶりの山行です。
この3週間は、出張続きでヘロヘロ状態に加えて風邪気味。オマケにこの寒さ。山に行くというより、布団から出る気力を失っていました。
そして、この日も寒く、体がなんとなくだるい。「今日もやめちゃえ」という囁きが・・・けどここで行かなければ、山がまた遠のく。そして、4週間も山に登らないと、本当に体調がおかしくなるぅぅぅ。
ということで、布団を跳ね除け、冬眠中のパートナーを置いて、慣れ親しんだ奥多摩へ。

ルートは、気力が萎えそうになったら、いつでも下山して駅に出られるように、奥多摩駅から本仁田山、川苔山を目指します。大休場尾根は、奥多摩三大急登と言われていますが、その名のとおり、なかなかの登り応え。さらに下った大ダワから鋸山への登り返しも、脹脛にはいい感じ。そして、川苔山へ。

春、紅葉のシーズンは、多くの登山客で溢れるコースですが、この日は、本仁田山まででお会いした人2名。川苔山山頂でお会いした人9名。それ以外の方とコース上でお会いすることが無く、静かな山行を楽しめました。
天候も一時雨に見舞われましたが、昼あたりから青空となり、暖かい日溜りの中の山歩きでした。

久しぶりの山行なので、どれくらい歩けるのか、少々不安があったのですが、ほぼ目標どおり、川井駅まで歩きとおせました。(本当の目標は、古里駅でした。)

今回の山歩きで、燻っていた気分も体調も、大きく改善され、コンディションが良くなりました。
つくづく、山が生活の一部になっているなぁ・・・と思う次第です。

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コメント

おぉ!
このコース、先日ヤマレコ友のpengin22さんが行かれてたような・・・と思ったら、penginさんは本仁田山から鴻巣へ下りてました。
tackerqさんは川苔山まで行かれてるのでextended ver.ですね
うちは丹沢がホームなので奥多摩はあまり行ったことないのですが、参考にさせていただきますね♪
山に行かないと体調悪くなるの、よく分かります。
でもこのところ、寒すぎますよね
うちもお布団を出るのが一番の難関です
2014/2/6 5:38
SOULdCATさん、こんばんは!
コメントどうもありがとうございます。

Penguin22さんも登られていらっしゃいますね。
本仁田山は、アクセスが良くて、登り堪えのある良い山です

この日は、天気と元気に多少の不安を感じておりましたので、下山したくなったらいつでも下山できるこのコースを選択。本仁田山、コブタカ山、大ダワ、舟井戸から鳩ノ巣に、川苔山から川乗橋に、好きな時に下りられ、本仁田山の登りと鋸尾根の登り返しで“登った感”も味わえる。お手頃なハイキングコースです。ただ、このコースの赤杭尾根の下りは、長くて変化がないのが難点。ちょっと飽きますね。

結局、歩いているうち、天気も元気も良くなって、予定通り最後まで歩き通すことができちゃいました

しかし、本日最大の収穫は、寒さに負けず布団から出られたことですね
2014/2/7 0:25
プロフィール画像
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