記録ID: 4137070
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積雪期ピークハント/縦走
甲信越
飯士山(越後湯沢の名峰。かなり歯応えのある山でした!)
2022年04月03日(日) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 05:54
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 828m
- 下り
- 826m
コースタイム
天候 | 晴れ、風やや強し。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
関越道の塩沢石打ICから国道17号を南下し、五十嵐入口で左折、橋を渡って直ぐに右折、そのまま道なりに走るとある、T字路の路肩スペース。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
五十嵐登山口からしばらくは積雪した林道の上を歩きます。 トレースもあり、雪は良く締まっていて歩きやすかったです。 林道終点の手前にあるヘアピンカーブのところから樹林帯へ入り、以降は樹林帯の中を登っていきます。 樹林帯をしばらく登るとデブリに行き当たったので、横断してトラバース気味に登っていくと負欠岩を見上げるスラブに出ました。 スラブを東にトラバースすると、西ノ峰から西側に伸びる尾根に出るので、そこからは随所にロープが設置された岩場を尾根伝いに登っていきます。 雪はあったり無かったりします。 西ノ峰直下は頂上まで雪が続いていましたが、かなりの急登でした。 西ノ峰頂上〜飯士山山頂は残雪の上を歩きます。 飯士山山頂直下はかなりの急登でした。 下山は西ノ峰と飯士山の鞍部から北側斜面をダイレクトに下りました。 傾斜がキツい(最大で45度くらいあり)ですし、雪の状態によっては滑落の危険が高まるので、おすすめはしません。 ひとしきり下るとデブリ帯に行き着くので、そこからデブリで埋まった沢の上を下っていくと、林道終点に至ります。 |
その他周辺情報 | <南魚沼市ハツカ石温泉 石打ユングパルナス> 夜の11時まで入浴できる、自分のように車中泊する人間には、とても助かる温泉です。 内湯は1つのみですが、露天風呂(※1)やサウナ(※2)が充実しています。 ※1 露天風呂、薬湯、打たせ湯、信楽焼陶器風呂、ジェットバス ※2 ドライサウナ、塩サウナ(塩サウナは現在利用できません) 昼間で天気が良ければ、露天風呂から八海山や守門岳を見ることができます。 ・受付前に検温の実施、用紙に氏名、住所、連絡先の記入が必要です。 ・入浴料金は、900円(JAF割で100円引き)です。 以下のクーポンを提示することでも100円引きとなります。 http://www.yungparunas.com/coupon.html ・夏期は朝5時30分〜夜11時、冬期は何と24時間営業です。(現在は夏期営業) ・朝8時〜10時は清掃時間のため、入浴できません。 URL http://www.yungparunas.com/ |
写真
この辺りはスラブになっているようです。
負欠岩が見えました。
この斜面は「イイジスライダー」と呼ばれ、BCでの滑走ルートになっているようです。
今は雪が崩れすぎて滑るのはムリでしょうけど。
負欠岩が見えました。
この斜面は「イイジスライダー」と呼ばれ、BCでの滑走ルートになっているようです。
今は雪が崩れすぎて滑るのはムリでしょうけど。
スラブの表面は薄く凍結している箇所もあって、登るのはなかなかに難儀しました。
ここから強引に登ってしまいましたが、もうちょっと周りを良く見てルート取りしたほうが良かったと思います。
ここから強引に登ってしまいましたが、もうちょっと周りを良く見てルート取りしたほうが良かったと思います。
手前は左から八海山、金城山、イワキ頭、1475P。
金城山の奥に越駒が部分的に見えています。
(西ノ峰に着いた時点では越後三山が綺麗に見えていたんです。
その時点で写真を撮っておけばよかったな・・・。)
金城山の奥に越駒が部分的に見えています。
(西ノ峰に着いた時点では越後三山が綺麗に見えていたんです。
その時点で写真を撮っておけばよかったな・・・。)
さて、下山はここから北側斜面をダイレクトに下り、沢沿いを歩いて林道に合流することにしました。
(事前にドローンを飛ばして斜面のルートを確認し、下れると判断しました。)
見下ろしで撮っているのでわかりにくいですが、斜度は45度くらいあります。
(事前にドローンを飛ばして斜面のルートを確認し、下れると判断しました。)
見下ろしで撮っているのでわかりにくいですが、斜度は45度くらいあります。
装備
MYアイテム |
![]() 重量:12.96kg
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感想
せっかく新潟まで来たので、土曜日1日で帰ったらもったいない!
ってことで、翌日曜日も一応午前中は晴れ予報だったし、計画通り、越後湯沢の名峰、飯士山(いいじさん)に登ってきました。
山名の由来は、山頂部に穀物の神様を祀ってあることから「飯」、富士山の姿に似ていることから「士」をとって飯士山としたとされています。
また、荘園である上田荘が近辺にあったことから、別名「上田富士」とも呼ばれます。
関越道の下り線を湯沢に向かって走ると目に飛び込んでくる鋭鋒で、以前から気になっていた山でした。
麓の岩原(いわっぱら)スキー場のリフト終点からスタートすれば、結構お手軽に登れる山みたいですが、それでは面白くないので、反対側の五十嵐登山口から登りました。
最初は雪に埋まった林道歩きで快適に歩けましたが、林道終点手前から樹林帯を登っていくと傾斜は急になり、「負欠(おいかけ)スラブ」と呼ばれるスラブ帯をトラバースすると、尾根伝いの岩場に出ました。
そこからは急登の岩場をひたすら登り、西ノ峰頂上へ。
一旦少し下ってから登り返すと、飯士山の山頂に到着しました。
山頂からは近くに八海山、巻機山、苗場山、遠くに米山、刈羽黒姫山、妙高・火打などが見えました。
(低い位置に雲が多く、それで隠れてしまった山々があったのは残念でした。)
眼下には魚沼平野や湯沢、石打の街並みを見渡せました。
雪がだいぶ崩れ始めた今の時期に飯士山を登る物好きは自分くらいだったようで、道中は誰にも会わず、静かな山行を楽しむことができました。
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