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Yamareco

記録ID: 418471
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢

鳥屋から焼山

2014年03月19日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:05
距離
14.6km
登り
989m
下り
979m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

9:45 鳥屋バス停
10:15 水沢川側焼山登山口
11:35 エンナミノ頭
12:20 桃ノ木沢ノ頭
13:50 焼山
15:55 焼山登山口バス停
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2014年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:JR京王線橋本駅→鳥屋(神奈中バス)
帰路:焼山登山口→三ヶ木→JR京王線橋本駅(神奈中バス)
コース状況/
危険箇所等
このルートは何ヵ所か崩壊した所を通りますので、それなりに注意が必要です。
迷いやすいところは、それほどありません。

注意が必要な所は大きく分けて、柏原ノ頭の山腹を巻いている部分と、焼山の山頂近くで道がトラバースに入ってからの2つのエリアです。

柏原ノ頭の山腹を巻く所では、平戸への分岐を過ぎてすぐに崩壊地があります。この崩壊は20mほど下に崩れ落ちている土の斜面で足元が滑りやすく、落ちたら致命的な事になる可能性もあります。
ストックやペグ、無ければ木の枝等を土面に刺して支点として歩いた方が良いです。
そこを過ぎると暫くは緩やかな傾斜で、その後は杉林の急斜面をトラバースして、エンナミノ頭と風巻ノ頭のコルに出る少し手前まで、何ヵ所か滑落の危険性がある所があります。
このエリアは、平戸への分岐から稜線に出てエンナミノ頭まで、稜線通しに行けば滑落の危険がある所は回避できます。
エンナミノ頭には道標がなく、風巻ノ頭とのコルに降りるときに北側の小尾根に入り込まないように注意する必要があるので、地図を確認して行く事をお勧めします。
風巻ノ頭のコルからは、途中、小さな岩場が2箇所ありますが、おおむね普通の登山道です。

焼山の山頂近くで道がトラバースに入ってからは、踏み跡が若干不明瞭な感じの所もあります。
稜線に出る少し手前に、この道が廃道になる原因となった崩壊があります。
崩壊地は2ヵ所で、1ヵ所は沢を横切る所と、もう1ヵ所は尾根に出る手前です。
沢を横切る所は木道(橋)が落ちているので、ルートを良く見ながら通ります。尾根に出る手前は土の斜面を横切ります。
私が行ったときは、解けかけた雪で滑り易そうだったので崩壊の手前で斜面を直上しましたが、足元が崩れやすく木に掴まりながらの登高だったので、崩壊を通った方が良かったかも知れません。

今回のルートは登山道が整備されていればハイキングの範疇ですが、廃道で危険と思われる箇所もありますので無雪期ピークハントとしました。
また、ルート図はGPSのデータが乱れていたため、焼山までの登りは手動で補正したものです。
水沢川側焼山登山口
トンネルの手前で道が屈曲した所にあります。
道標とかはありません。
2014年03月19日 10:16撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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3/19 10:16
水沢川側焼山登山口
トンネルの手前で道が屈曲した所にあります。
道標とかはありません。
平戸への分岐を過ぎて、すぐの崩壊地です。
下の方まで薙ぎ落ちており、岩も出ているので、注意して通過します。
2014年03月19日 10:50撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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3/19 10:50
平戸への分岐を過ぎて、すぐの崩壊地です。
下の方まで薙ぎ落ちており、岩も出ているので、注意して通過します。
暫くは傾斜のゆるい山道です。
2014年03月19日 10:55撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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3/19 10:55
暫くは傾斜のゆるい山道です。
柏原の表示があります。
2014年03月19日 10:59撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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3/19 10:59
柏原の表示があります。
風巻ノ頭とのコルから、エンナミノ頭への登路です。
2014年03月19日 11:22撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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3/19 11:22
風巻ノ頭とのコルから、エンナミノ頭への登路です。
エンナミノ頭
2014年03月19日 11:31撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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3/19 11:31
エンナミノ頭
エンナミノ頭から柏原ノ頭への稜線
先週は雪がかなり残っていたけど、もうすっかり無くなっています。
2014年03月19日 11:34撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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3/19 11:34
エンナミノ頭から柏原ノ頭への稜線
先週は雪がかなり残っていたけど、もうすっかり無くなっています。
風巻ノ頭の次の鞍部から、手前に石砂山、後ろに生藤山や醍醐丸、その奥に大岳山や三頭山が見えます。
2014年03月19日 12:06撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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3/19 12:06
風巻ノ頭の次の鞍部から、手前に石砂山、後ろに生藤山や醍醐丸、その奥に大岳山や三頭山が見えます。
岩場、その1
トラロープがありましたが、無くても登れます。
2014年03月20日 14:37撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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3/20 14:37
岩場、その1
トラロープがありましたが、無くても登れます。
宮ヶ瀬湖の向こうに高取山、仏果山、経ヶ岳が見えます。
2014年03月19日 12:15撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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3/19 12:15
宮ヶ瀬湖の向こうに高取山、仏果山、経ヶ岳が見えます。
岩場、その2
2014年03月20日 14:37撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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3/20 14:37
岩場、その2
雪が残っており、道が判り難くなっていました。
2014年03月19日 12:51撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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3/19 12:51
雪が残っており、道が判り難くなっていました。
崩壊地、木道の所が落ちています。
残雪はスノーブリッジのようになっており、踏み抜くと下がどうなっているか判らないので、注意して通過しました。
2014年03月19日 13:15撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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3/19 13:15
崩壊地、木道の所が落ちています。
残雪はスノーブリッジのようになっており、踏み抜くと下がどうなっているか判らないので、注意して通過しました。
尾根手前の崩壊地。
雪で滑りそうなので、少し戻って右側の斜面を登りました。
2014年03月20日 14:38撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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3/20 14:38
尾根手前の崩壊地。
雪で滑りそうなので、少し戻って右側の斜面を登りました。
尾根に出た所で、先週歩いた仙洞寺山、三角山、茨菰山と、今日歩いてきた尾根筋が見えます。
2014年03月19日 13:29撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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3/19 13:29
尾根に出た所で、先週歩いた仙洞寺山、三角山、茨菰山と、今日歩いてきた尾根筋が見えます。
縦走路に合流する手前
2014年03月19日 13:34撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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3/19 13:34
縦走路に合流する手前
縦走路にも、まだ雪が残っています。
2014年03月19日 13:41撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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3/19 13:41
縦走路にも、まだ雪が残っています。
焼山山頂
2014年03月19日 13:47撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
3/19 13:47
焼山山頂
焼山山頂
2014年03月19日 14:03撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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3/19 14:03
焼山山頂
三角点は、まだ雪の下でした。
2014年03月19日 13:49撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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3/19 13:49
三角点は、まだ雪の下でした。
展望鉄塔に上がると、丹沢三峰、丹沢山から蛭ヶ岳までの稜線が見えます。
棚沢ノ頭から降りている尾根に、下から見ると白い馬に見える雪形が見えます。
2014年03月19日 13:51撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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3/19 13:51
展望鉄塔に上がると、丹沢三峰、丹沢山から蛭ヶ岳までの稜線が見えます。
棚沢ノ頭から降りている尾根に、下から見ると白い馬に見える雪形が見えます。
尾根の途中で見えたのと同じような景色ですが、標高が上がった分、宮ヶ瀬湖がよく見えます。
2014年03月19日 13:52撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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3/19 13:52
尾根の途中で見えたのと同じような景色ですが、標高が上がった分、宮ヶ瀬湖がよく見えます。
宮ヶ瀬
2014年03月19日 13:54撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
3/19 13:54
宮ヶ瀬
仙洞寺山方面
2014年03月19日 13:53撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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仙洞寺山方面
石砂山
2014年03月19日 15:06撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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3/19 15:06
石砂山
石老山
2014年03月19日 15:07撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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3/19 15:07
石老山
林道脇の山の神、なにやら歴史がありそうです。
2014年03月19日 15:40撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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3/19 15:40
林道脇の山の神、なにやら歴史がありそうです。
石砂山
2014年03月19日 15:45撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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3/19 15:45
石砂山
バス停からの焼山
2014年03月19日 15:49撮影 by  PENTAX Optio WG-2 GPS, PENTAX
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3/19 15:49
バス停からの焼山
撮影機器:

感想

先週、茨菰山から柏原ノ頭まで歩いたときに、焼山までトレースを繋げたくなり、2週続けてこの山域での山歩きでした。
このルートは廃道とはいえ、おおむね登山道も残っているので、まだ歩けるルートだと思いますが、崩壊で少し危険な所もありますので、それなりに注意が必要なルートでもあります。
柏原ノ頭、エンナミノ頭を経由するようにして、焼山山頂へのトラバースルートを少し変更すれば、手頃なコースになると思いますが、整備される可能性は低いでしょう。

焼山は約40年ぶりでした。
以前は日当たりの良いカヤトの山頂であったと記憶していました。しかし今回行ってみると杉林の山頂になっており、時の経過を実感させられました。40年もあれば木も生長するものです。

昔は、この山はお狩場で、萱も成育できるように山焼きをしていたのが山名の由来です。
年月の経過による移り変わりは致し方ないけど、昔の印象と違ったものになるのは少し寂しいような気もします。
まあ、オヤジのボヤキですが。

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