立山バックカントリー(一ノ越・浄土山・東一ノ越〜タンボ平)


- GPS
- 10:26
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,000m
- 下り
- 1,648m
コースタイム
- 山行
- 3:07
- 休憩
- 4:16
- 合計
- 7:23
天候 | 1日目:霧→晴れ曇り 2日目:晴れ曇り(青空はナシ) |
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過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に雪はシャバシャバ。 数日前に雨が降っていたみたいで、重めの雪でした。 朝早くだと硬めで、日が高くなると融解が進み柔らかくなりました。 一ノ越〜浄土山の稜線は、上部以外はアイゼン不要。 一ノ越〜東一ノ越は、例年よりも雪が少ない(4月の降雪が少ない)からか、滑走でのトラバース距離は短く、ほぼ夏道の登山道が半分以上。途中、雪の斜面が複数回あるので、アイゼン履いてるほうが安心。 |
予約できる山小屋 |
立山室堂山荘
|
写真
装備
個人装備 |
通常のバックカントリーギア
アイゼン
ボードを覆うビニールケース(アルペンルート道中で必要)
バーナー
クッカー類
|
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備考 | 気温が高かったので、厚手のフリースは不要だった。厚手なのでかさばるし邪魔。 予備で持っていくのならコンパクトになるUL系のダウンのほうが良かった。 |
感想
25年ぶりくらいの立山は、春のバックカントリーでした。
初日は室堂に到着して…辺り一面のガス!視界は最悪。とりあえず宿の室堂山荘で荷物をデポして、浄土山があると思われる方向へハイクアップ。なんせ視界がないので国土地理院の等高線地図頼り。
浄土山頂直下辺り、室堂山展望台とやらに到着。当然展望はありませんw
ここで大休止。バーナーで湯沸し、カレー飯でランチ。風が強いので風をかわすくぼみで休憩していたが、横をよく見るとここはいい感じに雪の壁が続いている事に気づき、しばしここで地形遊び。
天気予報では夕方に向けて少しずつ晴れ間が見えてくるはず…だが、いっこうにガスが取れないので、視界不良のままドロップ。探り探りの滑りで、興奮するような斜面や眺めに遭遇することもなく、あっという間の室堂山荘着w
視界が晴れないとどうもこうもないね、って事で山荘の食堂で生ビール🍺
そうこうしてると、外が明るくなってきた!きたきたー、視界がクリアに!さっそく出発の準備をし、一の越を目指す!道中は、隠れていた立山の山々がくっきり見えて、やっと立山に来た実感を得たw
一ノ越からのドロップは、高い気温でシャーベット状になっていて、ボードも走り、最高の景色を眺めながらの青空の下の滑走はもう最高!
山荘についてお風呂でリラックスしたら、外の空がピンク色になってきたので、ウイスキー持って外へ。やばい景色が広がっていました。
夕方は晴れるかなーと期待していたので、期待通りの空模様!無音の世界が広がる…。
翌朝は青空とはいかないけど視界良好!部屋からも山々がくっきり。
荷物フル装備で一ノ越を目指し、そこから浄土山へ。稜線は雪がなくて普通の登山。そして山頂手前の鞍部に到着、ここから大きなカールにドロップ。気温が低めだったのでやや固めだが、スケールの大きさがその不満を打ち消してくれた。
再び一の越を登り返し、東一ノ越へ。
アイゼンを履いての歩行なので、スノーボードとスノーシューを背負わなくてはならず、めちゃめちゃ重い…。今回一番キツいルートでした。
ようやく東一ノ越に到着。ここからタンボ平のバカでかい斜面にドロップ!ハンパないスケールの大きさ!雪は、斜度のある上部がやや固めで修行系、中腹部では緩んできたが重めのストップスノー。終盤は雨が形成したと思われる溝に苦戦…。
ロープウェイ乗り場まで降りて、今回のバックカントリーは無事終了。
天候と雪にはそこまで恵まれなかったので、来年リベンジ!以降も毎年恒例行事にすることになりました〜!
立山、ハンパない!
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