鈴鹿 (鮎河〜うぐい川〜カタコシ〜能登ヶ峰〜黒滝)


- GPS
- 04:30
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 928m
- 下り
- 930m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
あいくるバス黒滝口バス停で乗車JR貴生川駅で下車250円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
うぐい川林道の河原に降りる地点からカタコシまでのルートは短いですが、一般道ではありません。 カタコシ〜能登ヶ峰はルートがはっきりしない所もありますが、難路ではありません。能登ヶ峰〜黒滝は一般ルートです。 |
写真
感想
うぐい川から田村川へと結ぶ鞍部をカタコシと言いますが、以前からめっちゃ気になってましたので、今回探索してみました。
うぐい川からカタコシを通過し、田村川の桜コバから黒滝峠辺りに上り、県境を南して田村川林道に降下するビッグルートも検討しましたけど、体力的に不安がありましたので、カタコシから能登ケ峰へのあせび街道に向かうことしました。
鮎河口バス停で、あいくるバスを降り、うぐい川沿いの桜並木でめっきり有名になった河川沿いを上流に向け、地道に進みます。すぐに車両止のゲートがありますが歩行者は脇を通り奥に進めます。ズルいバイクが通り抜けた跡もありました。終始右手にうぐい川を見るように進みます。途中、2つの地蔵尊がありましたのでチェックチェック。林道が開通する以前は、カタコシへの道なる古道があったのかも知れないですね。
カタコシへはうぐい川の河原に降りる作業道で河原に降りて、対岸に見える壊れた小屋前に細流が流れ込んでましたので。これがカタコシへの沢と同定し、進入開始。すぐに砂防ダムがあって左岸側を巻き上がってすぐに石でゴロゴロの沢に戻り上昇。正面突破が雑木てんこ盛り&傾斜が崖レベルに見えたので、左岸の植林地へ逃げるため、ゴロゴロの岩斜面を這い上がりました。上がった植林地に控えめなテープがあったことから、砂防ダムを巻いた後沢には降りずに、植林地に高巻くのが正解だと思いました。
あとは、植林の中、倒木を何本もまたぎながら高みを目指すだけでカタコシに達しました。
うぐい川からカタコシに達したい私の望みは、本日叶いました。あとは、黒滝に向けてポコポコと登って下って、そしてアセビ街道を行く体力を消耗させるだけの苦行が待つだけです。二次林の尾根筋は、サクラグチ連峰が見渡せるポイントを最後にさようならし、植林帯に突入して更に景色の無い登って下ってが数回、樹間にP758が立ちはだかるのが垣間見えてゲンナリです。手前の鞍部で左下にキラキラと光る小さな水たまりが2つあります。ヌタ場かなぁと見に行くと、斜面から極極チョロチョロと水が滴っています。澄んだ水たまりをよく見てみると、小さなオタマジャクシがぎょうさん、生まれて間なしでちっちゃいちっちゃい。無事に成長してまたこの水たまりに卵を産んで、ここだけの小さな循環を持続して欲しいって思いましたよ。
で、P758の登り、足が上がらずにことあろうか登りで足を滑らして、1m程下へスリップ、登りでスリップとは情けないなーと自戒しました。P758を過ぎると素敵な二次林が復活します。その先は尾根芯を行かず田村川側をトラバースしていく感じになって、アセビ街道の始まりです。親切なピンクテープを頼りにアセビのヤブを潜り抜けるようにルート案内に従って進んでいましたが、1回ドツボにはまりアセビの密集地で身動き取れなくなってしまってさぁ大変ってなってしまいましたわ。
そんなことを経て、アセビのぽんぽんが眺められる鹿の楽園でのええ景色を堪能できて、よかったです。能登ヶ峰の手前からは植林にINし、景色とはさようならして、13時20分黒滝口バス停発の愛くるバスに今日はちゃんと乗車できるよう、下山のスピードをあげ、バーベキューの匂いが漂う黒滝の登山口に12時52分に降り立ち、黒滝口バス停までゆるゆると向かったのでした。
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