能登ヶ峰

- GPS
- 06:02
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 614m
- 下り
- 615m
コースタイム
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
MC:213 730 239*21 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
◇登山口〜能登ヶ峰 ほぼ踏み跡がある登山道でピンテもある 急登はほとんどない ◇能登ヶ峰〜鹿の楽園 ピンテもあり大体迷わずに歩ける ただし、鹿の楽園周辺は背丈を超すススキとアセビのヤブ迷路。 GPSを見て、行き止まりの踏み跡を避けて進めば楽しい ◇歩数:18,000歩 |
写真
感想
長野や岐阜の“遠征シリーズ”が続いたので、今回は「家から2時間くらいで行ける山」に回帰。選んだのは滋賀県の能登ヶ峰。鈴鹿50名山の一つで、これで私も38座目。といっても、踏破にギラギラしているわけではありません。「全山登れたらもうけもの」くらいの気持ちです。
登山口は甲賀市土山町のうぐい川公園。最初は林道歩きが続きますが、ウォームアップにはちょうどいい。登山道に入ると終始森の中で、道はそこそこ明瞭、急登も控えめ。ジジイに優しい山の部類に入るでしょうね。
山頂は樹林で閉ざされていますが、少し下の展望地に着くと視界が一気にオープン。綿向山から鈴鹿の峰々、琵琶湖まで見渡せて、ちょっとした“お得ポイント”です。さらに鹿の楽園に向かう途中では琵琶湖と比良山地がパノラマ展開。これは期待以上。
ところが肝心の“楽園”はというと…ススキのジャングルが待ち構えていました。背丈を超えるススキをかき分けながら進む姿は、もはや登山というよりサバイバル番組。踏み跡が薄く、「こっちかな?」と行けばGPSが「いや、違うよ」と突っ込んでくる始末。なんとか「鹿の楽園」のシンボルツリーには到着したものの、さらに奥の展望良好地は今度はアセビの迷路。「これは鹿でも迷うだろう」と心の中で言い訳しながら、行き止まりとUターンを繰り返しました。正直、一瞬「ジジイ、鹿の楽園で迷い遭難。“認知症か?”の見出しが新聞に…」という不吉な未来図がよぎりましたが、そこは長年の勘とGPS頼みで無事生還。その甲斐あって、御在所岳・鎌ヶ岳・仙ヶ岳など鈴鹿の名山たちが勢ぞろいする絶景に出会えたので、迷った分だけ得をしたような気さえします。
帰りに寄った近江黒川城址はというと、倒木だらけで荒れ放題。さらに歩くべき道も不明瞭で城跡というより“攻城戦後の残骸ツアー”という雰囲気で、山でもないのにアプリを頼りにしてなんとか主郭に登庁。整備の予算が回らないのか、訪れる人が少ないのか…まあ、歴史的ロマンは感じました。
総じて、能登ヶ峰と鹿の楽園は展望が上々、歩きやすさもほどよく、迷子スリルも付属してお得感いっぱい。幸いこの時期はダニも蛇も冬休み中なので、安心して迷い放題です。
鈴鹿50名山は残り12座。無理せず、登れる時にゆるっと楽しむ“軟弱ジジイ方式”で続きを味わいたいと思います。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
モタ










私も今週鈴鹿50潰しに行こうと思いましたが足が・・・(涙)
のんびり完登できればいいかな〜 (^^)v
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する