会社の中間と一緒にのんびり白池-戸倉山を歩いてきた。
この日は朝方冷え込んだ空気がなかなか暖まらず肌寒い陽気だった。
時折吹いてくる風も冷たかった。

木々の芽吹きが真っ盛りで色とりどりになった山の景色は春紅葉の景観だった。
また根開けがのこるブナの森の散策は雪と上の新緑の深さが新鮮だった。
雪解けあとから花も咲き出し、稜線のイワウチワは可憐な花を咲かせていた、イワカガミもこれから咲き出す様で登山道脇が賑やかになってくることだろう。
ユキツバキの赤、タムシバ、オオカメノキの白と色を添えてくれた。

山頂は多くに人で賑わっていたが、しばらくすると我々だけになった。
静寂の中で素晴らしい360度のパノラマを十分堪能出来た。

思った以上に雪があって山の初心者2人には大変だったようだが、登りでのおそるおそるの雪歩きも、帰りでは滑って尻餅をついたり雪穴に落ちたりとして大笑い、雪を楽しむ余裕も出て何よりだった。

ここには3度目になるが、やはり雪が残るこの時期が素晴らしい。
白池と山々の風景とのんびり癒やされる森歩き、これで3度目になるが、やっぱりこの時期が一番良いと思った。